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武藤敏郎財務次官は20日午後の定例会見で、1ドル=125円台と急騰している為替相場について、「先週末から今日にかけての為替の動きは非常に急過ぎる」としたうえで、「必要があれば断固たる措置を取る」との姿勢をあらためて示した。
武藤財務次官、「ユーロ対ドルの相場でも、ドル安、ユーロ高の局面となっている。米国経済に対して急速に回復するという期待感があったが、市場は米国経済が非常にしっかりしているという状況をしん酌すべきではないか」と述べ、米国経済への悲観的な見方がドル安・円高の背景にあるとの見方を示した。
また、財務省の河合正弘副財務官が「円を人為的に引き下げる意図はない」と発言したことについては、「人為的な円安誘導はしない、という発言で、(これまでの財務省の主張と比べて)特段新しいことではない。経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)とかい離した際に、きちっとした対応を取ること(人為的な円安誘導)とはきっちりと分けて考えなければならない」と指摘した。