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(回答先: どういう理念と武器で戦うべきなのか 投稿者 するめいか 日時 2002 年 11 月 13 日 14:08:47)
ようやく質の高い日本独立闘争路線の書き込みが登場したよ
うに感じてしまいます。(勝手に判定してどうもすいません。
)
あなたの国際情勢分析は大変面白いものだと思います。英米
の独占資本家たちはソ連という強大な共産主義勢力が崩壊した
後は、まずはアメリカ国内で過酷な新自由主義経済という名の
市場原理至上主義政策を推し進め、一般賃労働市民への搾取を
強化しました。今アメリカ人は夫婦共働きでアルバイトなども
して厳しい労働条件の中働いても、やっと家庭生活できるよう
な人も多いと聞きます。
円高ドル安基調のせいもありますが、アメリカ人の平均賃金
は2・3年前の好景気の時でさえ、日本のそれの半分に過ぎな
かったと言われています。雇用不安も大きいようです。
そしてソ連崩壊後は英米は外に向かっては超古典的な「帝国
主義」をあからさまにむきだしにしています。
資本の投下先を獲得するためという要素よりも、資源やその
権益・軍事戦略上で地政学的に重要な地点の確保とかのより原
始的な要素に重点のある帝国主義的侵略行為をこれまた超古典
的もしくは原始的な陰謀や恫喝を恥じも外聞もなく乱用しつつ
押し進めています。
英米支配層はロシアと中国を押さえつけて取り込めばもはや
自分たちに力で対抗・反抗するものはいないだろうと判断して
いるのでしょう。日独は五十年前の敗北いらい社会・文明改造
レベルの支配を受けている。日本にいたっては戦後の従属心理
・従属社会構造に迎合し洗脳されたものほど事業が楽にうまく
いくようになっている面が絶対にあります。
BC級戦犯の処刑は日本社会の主だった気概と闘争心のある
人々を根絶やしにしかねない作用(とおそらく目的)がありま
した。
もはや、英米支配層は天下とりに突き進んでいるとしか思わ
れず、こうした現状においてはおとなしく自分たちの未来をあ
あした残酷で手段を選ばぬ搾取者に委ねるのが嫌な人々は、あ
らゆる方法で反抗したほうが良いと思います。それで倒れても
その方がそうした人々にとっては美しくて幸せかもしれません
。
立脚する理念の話はひとまずおいておいて、その前に日本が
独立した独自の社会・文明を目指すことが理想として確かなも
のであることは納得していただけると思います。
私個人としてはいったん文化や心理を戦前に戻して現実性と
歴史的連続性を取り戻してから、今後展開していくべきだと思
っています。所詮戦後は独立も現実性も価値を追求して生きる
という人間性の基本も自生的で自然な精神的態度も公式に否定
されたバーチャル・リアリティの去勢家畜の世界にすぎないの
ですから。押し付けられた戦争放棄の民主主義自体を手段とし
てではなく価値・理想とする「日本国」憲法がそのことを直接
かつ単純にあらわしています。
私は日本が社会システムと文明・価値観の独自性とか自生性
とか製歴史的連続性をとり戻すことは、それ自体が目標である
と同時に非人間的な隷属状態から抜け出す手段でもあると思い
ます。
内外で追求する理念はじっくり見つけたり自然に出現するの
を待ったりしても良いと思います。