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(回答先: 日朝交渉で日本は優位の立場か 投稿者 あっしら 日時 2002 年 11 月 02 日 16:49:56)
あっしら様、
>ぷち熟女さん、こんにちわ。
>せっかくいただいたレスにレスを返さないままで申し訳ありません。
いいえ、大したレスでもありませんでしたのにお返事を頂戴できて
嬉しゅうございますわ。
以下のレスでは、多分持論を反復してしまうと思いますので
適当にお読み飛ばしになって下さいな。
>拉致被害者の救済は、北朝鮮の国家的犯罪行為で生じた問題ですから、国交回復とは別次元で解決できるしそうすべきという論が成り立ちます。
そうなんですけれどねえ・・・最初は政府もそのつもりがあったことは
存じております。それを本交渉の冒頭で必須条件としてやれ、と強硬に求めたのが
「なまもの」側であり、そう方針を修正しなくては国民の多数が納得しないので修正を強いられた、というのは事実でございました。
これもやはり、「なまもの」が絡むとシナリオ通りに事が運ぶとは限らないという
例なのではないでしょうか。
>あそこまで踏み込んだピョンヤン宣言に署名しているのですから、ゴールは既に設定されていると考えるのが自然です。
北朝鮮があじゃこじゃ言っているのは、後は形式的な交渉過程だけになっているのに、日本政府はシナリオをおかしくするようなことをなぜ行うんだという思いから出たものでしょう。
(5人の家族を今後どうするかについても一時帰国前に話はついていたと推察しています)
ただ、あたくしには、それにしても何故先方がああまで5人の帰朝に執拗にこだわるのかが
理解できないんです。
拉致を認めて謝りまでしたなら、その上いずれ家族全員で永住帰国させてよいと
言いまでしたなら、今さらあれくらいのことで何をゴネてんだ、
という疑問が、正直、解けないんです。
どの道いずれは帰国する人々なら、このまま日本に残ってもらって、事実上先方に一体どんな不都合があるというんでしょう。金将軍のメンツだけの問題でしょうか。
交渉担当のメンバーは、将軍から相当八つ当たりをされてクアラルンプールに送り出されたのでございましょうか。
今回の「なまもの」側の変心は、家族の帰国日程を示さず、その件の協議も
先延ばしにするという、あちらの「おかしな真似」にも起因しております。
わざわざそういった「おかしな真似」をするから、あちらも出方が下手だ、と言うんですの。
今回の交渉でも5人と家族間の連絡さえ拒む。
本当に交渉を進めて結果を得たいのなら、連絡くらいちょっと取らせて
家族で協議させ、里心をつけてあげ、終いには日本政府のほうから
「これならこの5人に関しては実務レベルで充分対応できますね」と
言わせるように持って行けば良さそうなものなのに、それもしない。
だから彼らのほうも下手なんだと言うんですの。
拉致問題全体については、あとの8人の問題とその他の何十人もの問題があり、
実際には長〜〜〜くなりそうですけれど。
それまであちらの国内情勢が持ちそうになく、切羽詰まっているから
支援が待ちきれなくてああいう対応になるのだ、という見方もできますわね。
このまま拉致問題に対処していくと、恥部がどんどん露見して
プライドだけは高い金将軍にはいたたまれない事態になるでしょう。
もらえるはずの経済援助から、どんどん罰金が差し引かれていく・・・。
ですけど、それがイヤだからってゴネて交渉を決裂させたって、
彼らも困ったまんまなんじゃございません?
韓国にもえらく強気で出ているようですが、もうしばらく
彼ら自身がどうするつもりでいるのか見てみたいと思いますわね。
>今回のゴタゴタは日本政府が対米追随から離脱するチャンスでもあるのですから、対米関係険悪化も辞さずという考えで日朝交渉に臨むことに反対ではありません。
この点は賛成でございます。
日本政府がものをハッキリ言わなければならないのは
北朝鮮だけではなく、関わりあっている全ての国に対してでございましょう。
>今回の日朝交渉では拉致問題など負の問題を抱え経済崩壊の瀬戸際に立っている北朝鮮に対して日本が圧倒的に優位で交渉できるという見方をするのか、米朝合意ラインと日米同意を前提として始まった日朝交渉で日本に許されている選択肢はほとんどないという見方をするかで、帰国した5人の問題に関する判断も大きく異なると考えています。
こちらも賛成でございます。
>オリジナルで言いたかったことは、日朝国交正常化を進めることを是認しながら、“約束違反”を原則を貫く交渉姿勢と主張していることの支離滅裂です。
あたくしとあっしら様との見方の相違は殆どここだけでございますね。
あたくしは、あれが「約束違反」と言われれば、そう言わせておいてもいいんです。
が、5人をお帰しするのは事実上無理。帰すつもり、全くナシ。
双方、シナリオが狂ってきている事実に対処するしかないと考えております。
この期に及んでネチネチ拘泥するのも、双方にとって損だと思うからでございます。
>日朝交渉は決裂してもいいと主張しているのなら、それはそれで一つの見識ですから、違った観点から批判することになります。
あたくしは決裂していいとは思っておりませんのよ。
先に書きましたように、国交回復しても金将軍の顔を見ずにすめばねえ、というのが本音でございますが、
ダダッ子の彼に軍事的八つ当たりをするに至っていただくよりは、裏で「ちっ!」とか「けっ!」とか言いながらでも、
まともな一国を相手にしているかのように付きあって差し上げるほうが、まだましだと思っております。
(ただ、はっきり申し上げますが、三代目の主席就任だけは勘弁していただきとうございます。)
独り立ちしているとは言えない軟弱さゆえ、日本政府はあのガキのアニキ分をやるには役不足だとは
ずっと思ってまいりました。
事あるごとに小遣いをタカられ、ナメた口をきかれ、おかしな真似(押し入れに金属バット、
で寝込みを襲われる)をされるのが目に見えている、それがあたくし、ユウウツ、でございますわね。
その上、いずれ民間人が往き来するようになる頃、日本国内の治安に責任が持てるという方が
いらっしゃるかどうか。
日本の若い衆も、あちらの若い衆に思想的・精神的・体力的に対応する力量が
おありかしら、と疑問は多く・・・。
今は、中国で行方不明のNGOメンバーの方の身が気になります。
金将軍に八つ当たりされておいででないようにと祈っております。
今後、政府には中国に日本人が安心して出張・旅行・滞在できるのかよく調査し、対策をしっかり取っていただきたいものでございます。
ではまた、ごきげんよう。