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今月初めからワシントンD.C.周辺で発生して住民たちを恐怖に陥れた「連続無差別銃撃事件」は、“ムスリム”の“黒人”であるジョン・アレン・ムハマド容疑者(42)とその養子とされる“不法移民”ジョン・D・マルヴォ(17)が逮捕され、車内で発見されたライフル銃の線条痕と犯行で使われた銃の線条痕が一致したことから犯人と断定された。
そして今、米国の事件関連報道は、どこで「裁判」を行うかではなく「死刑」にするかをめぐって、公務員(警察官や保安官)レベルがテレビカメラの前で主張を展開するという異常な状況になっている。
「連続無差別銃撃事件」の実行犯として逮捕された二人については、真犯人と断定するには疑問が多すぎると考えている。
■ 犯人が使用していた自動車が「白いバン」ではなく「ブルーのシボレー」になった
それはそれでかまわないのだが...、捜査過程でなぜ「ブルーのシボレー」ではなく「白いバン」が犯行車輌として特定されたいたのかを明確に説明する必要がある。
■ 犯行使用ライフル銃がAKから「ブッシュマスター」になった
AK−47かAK−74かは記憶が定かではないが(たぶんAK−47)、銃撃事件が続いていた時点の捜査情報では、「ブッシュマスター」ではなく、AKが犯行に使われたとされていた。
しかし、逮捕後にAKと誤って特定した理由などは説明されないまま、「線条痕が一致した」とされ、犯人と断定された。
AKと特定された理由やAKと「ブッシュマスター」の銃弾互換性を明らかにする必要がある。
■ 二人の逮捕は「先月アラバマで起きた銃撃事件を調べろ」という匿名の電話
二人のうちどちらかが電話をかけてきたわけではないだろう。
仮に二人がアラバマ銃撃事件の犯人だとしても、それを知る立場にある人は限られている。
この匿名の電話の主をはっきりさせなければ二人の冤罪説は消せない。
「ブッシュマスター」と同じ類のジョークだが、アラマバの事件は、「連続無差別銃撃事件」の主要舞台となった“モンゴメリー”郡と同じ名前の“モンゴメリー”である。
■ 17歳のマルヴォの指紋がアラバマ州“モンゴメリー”の銃撃事件現場で発見された
これが、二人に対して「連邦逮捕状」が出された根拠だという。
しかし、マルヴォは、ジャマイカからの不法移民で入国履歴もないとされている。不法移民が犯罪を起こして捕まれば刑務所か国外退去のはずだから、前科もないだろう。
どうして、二人が逮捕される前に、アラバマの事件現場に残っていた指紋がマルヴォのものだと特定できたのか?
■ 二人は逮捕時にメリーランドという犯行現場エリアに車を止めて寝ていた
「連続無差別銃撃事件」のため厳重な警戒が行われていることはわかっている地域でライフル銃を車内に置いたまま眠っていた二人が、その犯人というのでは、あまりにもトンマというかまったくそぐわない。
■ 「連邦逮捕状」が出て3時間後にトラックの運転手が通報したことで逮捕された
通報した運転手は、どういう根拠で、「白いバン」ではなく「ブルーのシボレー」に乗っていた二人を「怪しい」と判断するか「犯人」だと特定したのだろう。
この種の通報があるのなら、先日の一時的に拘束された二人以外にも、誤った通報で逮捕される人間が多数出ていたはずである。
通報したという運転手の身許や通報を判断した経緯がはっきりしなければ、冤罪説を消すことができない。
これらの疑問を解明することなく二人をいち早く死刑に処そうと公務員が競っている米国社会は、驚くべき精神倒錯情況に陥っていると言わざるを得ない。