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(回答先: 「戦前」をめぐる論議 投稿者 書記長 日時 2002 年 10 月 22 日 18:59:46)
またまた寝言だなあ。論議にもなっていないし。
大東亜共栄圏? 人種差別反対? アジアの開放?
書記長さんの国家観は古すぎ。いまだABC包囲網の悪夢でうなされているのですか。
そもそも、書記長さんの言う戦前の国家の理念・理想が見えてこない。
あるのは大東亜共栄圏という言葉だけであり、先進的な理念・スローガンという、まさにスローガンばかり。
>当時の東南アジア諸国はヨーロッパ諸国の領土だったのであって、日
>本は東南アジア諸国を侵略したわけではなく、ヨーロッパと戦
>いその領土を占領したのである。
という発言は、詭弁以外の何ものでもない。
自らの国は理念が正しければすべて良しで、他の国は実際に何をしたかで非難の対象とする。
これも詭弁の論理というほかない。
国民か、国家か、という問いなら、国民がまず選ばれなければならない。
国民を守るための国家でなければならないのは、自明のこと。
国やぶれて山河あり、ならまだしも、国が残って国民が滅びては、何の国家か。
戦後まもなくはもちろん、戦後の混乱期を脱した昭和30年代、40年代に至っても、戦前、戦中の国家がしたこと、自らの戦争体験、空爆体験を身体に刻みつけた大多数の国民は、書記長さんのような発想は夢にも思わなかったはずだ。
戦争を知らない子供たちが誕生し、さらにその子供たちが世に送り出されることになって、あの悲惨な体験も歴史の1ページに記されるのみになったのか。
ただ、詭弁に惑わされないためにも、戦前の国家の論理は、ここらでもう一度きちんと検証されるべきでしょう。
戦前の国家が何を考え、何を成したのかについて(もちろん、現在の論理で)。