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(回答先: Re: 革命で大勢が犠牲になったという理論 投稿者 MASA 日時 2002 年 10 月 20 日 17:38:21)
喧嘩売ってるわけではないんです。
80年代より、アジア諸国は国民生活の向上と国家の発展を目指して様々な経済政策を実行しました。
中国の改革・解放政策、
ベトナムのドイモイ政策、
マレーシアのルックイースト(東方)政策他、資本主義も共産主義も関係なく、必死の努力を続けて来ました。その結果、どの国もそれなりの成果をあげています。
そんな中でただ一国、北朝鮮が選択したのは核兵器の開発と軍備の増強でした。
総兵力110万の北朝鮮人民軍と日本を滅ぼす威力を持つ核戦力は確かに強大です。もしかしたら中国の人民解放軍より強いかも知れない。北朝鮮とマトモに喧嘩をしようとするものはいないでしょう。
しかし、それだけの軍事力を維持する為の予算と人材を食料調達に振り向けていたら、90年代後半の食糧危機で300万もの餓死者は出なかったはずです。
守るべき300万人の国民の命を犠牲にして、国を守る軍備を整える事に何の意味があるのか。
共産主義そのものがおかしいとは思いません。しかし同じ共産主義国である中国やベトナム、また同じ民族である韓国とくらべて今の北朝鮮はやはりおかしい。
あなたはあの国が、歴史上最も優れた共産主義国家だと思いますか?
「これは自分達の問題だから内政干渉しないでくれ」
と言われるのなら何もしません。
その代わり「金くれ」だの、「食料よこせ」だの、他人に自分の尻を拭かせたりタカるのは止めて欲しい。
自分達で決めて実行したことなら、
勝手に滅びたいなら、
他人に迷惑をかけない滅び方をして欲しいものです。