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(回答先: Re: 小泉総理支持率6割をこえるー日本国民もバカじゃあない 投稿者 MASA 日時 2002 年 10 月 09 日 20:32:07)
非常に大切なポイントの指摘だと思う。
先日ホワイトハウスが発表した安全保障戦略の先制攻撃論により,彼らは北朝鮮を軍事的に屈服崩壊させるオプションを明らかに持っている。そのオプションの整備のため米英支配層は,日本で有事法を通過させることを、最大の要件として日本側,ハードライナー,軍事プラモづくり(うっとり)34年(人生の4分の3)の石破茂防衛長官、血の血判青嵐会山崎変態幹事長などにブッシュ家の歴代奉公人アーミテージがあのこわもて顔で執拗に法案通過を押しているはずだ。
米英指導部は、産軍複合体の要請で兵器の試し打ちと消費に関心が常にある。有事法をとおした上で、米国大使館内で日本側担当者を呼んで、猛烈な武器セールスを展開するはずだ。
さらにいうとアメリカは実は 政治的経済的思惑すら超え、むしろ単純なゲーム感覚で、北朝鮮を軍事先制攻撃する可能性が十分ある。好戦的性格というのは、単に、戦闘をゲーム感覚でうけとめることができるということなのだ。原爆投下というのも、最終的には、この爆弾落とせば、どのくらい破壊できるのか、人が殺せるのか、見てみたくてしょうがない、っという、ほとんど、軍事オタクが高じたような神経の産物である可能性がある。戦後ソ連を牽制するため高次な戦略的政治判断などはというのはあと知恵、2の次で、ともかくここまで原爆実験を重ねてきて、何度もテスト現場を見てきて、その興奮が高じて、ともかく、実際使用した場合どうなるのか、その興味の誘惑を押し返せなくなるのだ。
米国とソ連に戦前からアプローチできる商業勢力の一群がいた.その連中が、米国連邦政府を乗っ取っている.その連中からいえば、米国がソ連を実質的牽制をする必要などない。できレースだからだ、その商業勢力の中に、軍事プラモおたくを1000倍ぐらい濃縮したような、血と破壊を見て興奮したい連中がいる。
この連中は、高度な哲学や思想で説いたところで、馬耳東風で聞く耳はまったくもたない。およそ、次元が違っているからだ。有事法に高度な哲学的背景などなにもない。米英支配層の血と破壊を見る興奮と余興のために,作られる。日本人やアメリカ人をまもるためという高尚な気持ちとは無縁と思った方が確率が低くない。
さて、ゲーセンマニアの手慰みの余興にどうわれわれつきあうのか。ベールの向こう側にいるゲーセンおたくの連中にとってみると、アフガン戦争やイラクセン戦争に兵隊送ったり、ステルス戦闘機のようにみるからに造形的にも美しい(と彼らが考える)戦闘機を数千機も飛ばしてみたり、そのリアルな興奮はたまらないだろうな.以外と政治経済のむずかしいことなんか考えていなかったりする。われわれは彼らのシュールでバーチャルなコンピュータゲームソフトの中に生息しているのだ。
彼らは倒錯の世界に生きていることに注意をする必要がある。
「倒錯者」というわれわれの通常の理解を超えている連中と向き合っていることをよく考えた方がいい。
戦前の日本にも神と軍事の「倒錯者」がいた。「神風」で行けると、ゲームを読んだらしい。ただ、米英の「倒錯者」の「倒錯スケール」におよばなかっただけだ。日米の「倒錯者」に日米の一般の人々が巻き込まれ、死んだだけだ。特に、米英のゲームセンターは安全に倒錯、耽溺できる場所にあった。かれらは、戦争中も週末ごとの秘密の華々しい社交パーティーで、享楽と酒池の限りをつくし、株価の話題を座興としていたのである。彼らにとって、第二次大戦に何のリアリティーもなかったのである。
「倒錯者」は今週末もパーティーに出かける.戦後は日本の「倒錯者」も参加するようになった。「倒錯者」にとって、「大衆」はリアルな存在では、毛頭ない。「燃えかすとなっていいゴミ」、と考えている。