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(回答先: 宗教に深入りしないという宗教 投稿者 あっしら 日時 2002 年 10 月 08 日 16:43:45)
あっしらさん,再びレスありがとうございます.
信仰の相違を棚上げできるレベルまで人類が達するといいですね、と言及できるのは,あっしらさんの宗教はご存知ありませんが、我々が日本という特殊な文化と信仰の元に生まれたからでしょう.宗教を信じる人にとっては信仰の違いが大変大きな壁となっています.人類永遠の課題となるのでしょうか,日本人にとっては既に時代遅れですがねえ…
<イランのイスラム共和制は、シーア派にとっては好ましい<ものでしょうが、スンニ派とは肌が合わないものです。<(宗教指導者が政治指導者という構造はシーア派的です)
宗教指導者が政治指導者という構造はイスラムの教えであるので、シーア派的とはいえないのでは.逆にいうと,シーア派はイスラムの教えに忠実といえるのでしょうか.シーア派は一般に過激というイメージが定着していますが,なぜでしょう,スンニの宣伝文句でしょうか,それとも欧米の宣伝文句でしょうか,どう過激なのか,本当に過激なのか…湾岸戦争当時出版された吉村作治さんの本(題名忘れました)に、シーア派はもともと正統派だったのだと書いてあった気がします.
イメージ的にも,シーアはより敬虔といった感がありますが…
話は別ですが最近アメリカがレバノンのシーア派組織をプッシュし始めましたね.イランへの間接的圧力でしょうか.
<イスラム復古派が統治権力を握っている国はアフガニスタ<ン・タリバン政権の崩壊によりなくりました。
サウジのワハブは原理主義の主流となった教えですから,イスラム復古派は現存しているといえないでしょうか.
<しかし、米英が、アラブ社会主義=イラク・イスラム王制<=サウジアラビア・イスラム共和制=イランを倒そうと軍<事行動を起こすことで、“最後の拠り所”としてイスラム<復古派が急速に勢力を拡大することになると思っていま<す。
この文では最後のよりどころがサウジもイランもいっしょですが
<スンニ派・シーア派でそれぞれ“拠り所”が異なります<<が、アラブ社会主義・イスラム王制・イスラム共和制が瓦<解することで、イスラム本来の姿である非国家組織が、西<欧への対抗力として浮上してくるはずです。
ではスンニとシーアのよりどころが違うとおっしゃっておりますが,これはどういうことでしょうか.スンニもシーアも結局は同じコーランに帰しますから,最後のよりどころはコーラン,同じ終帰点では?
それではよろしくお願いいたします.