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Re: マルクス主義経済学のモデル構築の基礎はアメリカ先住民社会組織論 投稿者 行司 日時 2002 年 10 月 08 日 18:07:24:

(回答先: Re: マンデヴィルの「利得心はプラス価値」という逆転判断をスミスは取り入れ「諸国民の富」を書いた 投稿者 カレラ 日時 2002 年 10 月 08 日 17:36:03)

はい、およそそういうところです。
ただ、ケインズはもちろんアダムスミスの枠内に完全にいるわけですが、マルクス主義経済学は慎重な扱いが必要になります。彼らのモデル,特にエンゲルスの作品(1884年「家族,私的財産及び国家の起源」)は,あくまで,文化人るい学という学問の父で、アメリカ先住民の社会組織についての研究に一生を捧げたモルガンという学者の業績を基礎に考察しているからです。先住民,特に北米の人々は利己心がゼロに近かったのです。マルクスが死ぬ前に,最も悔しがったことの一つ,それは,もっと北米先住民について勉強したかった、ということでした。エンゲルスのその本の脚注にそう記されています。

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