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(回答先: Re: 平等と不平等 投稿者 匿名希望 日時 2002 年 9 月 09 日 15:02:21)
> 共産主義がプロレタリア独裁の果てには真の平等を掲げていたことは間違いないでしょう。
>マルクスが仮に明示的にそう言っていないとしても、そう思う方が(少なくとも不平等と階級
>を認める貴族趣味だったと考えるよりも)納得がいきます。
>若きインテリやエリート層がこの思想にハマッタのは、貴族趣味だったからではなく、ラデ
>ィカルなまでに平等主義であり、理想的だったからです。
共産社会で人間が活動する動機は、もはや生活必需品を得ることではなくなると書きました。
では、どんな感情や本能が動機となるのでしょうか?
性欲でしょうか? 権力欲、自己顕示欲?
物質的なものであれば、全くの形式的平等も技術的には可能でしょう(学校給食のような)
しかし、たとえば、(性欲はともかく)地位とか名誉とかいったものをどうやって平等に分配
するのでしょうか? もし平等があるとすれば、これは機会の平等しかあり得ないでしょう。
想像されるのは鬱陶しさだけが目立つ社会のように思われますが。