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今日、NHKで松下電気のことが放映されていた。日本の大企業の実態を見たような気がした。
はけのない社員、中国の量販店と交渉する交渉能力がない男性社員、日本がおちた大企業病だなと感じている。
松下の販売店も同じである。
日本には、大企業の内堀の中にいる社員、外堀にいる社員、それに属していない社員がいる。今日本に一番大切なのは大企業にまもられている社員を大人にし、そうでない社員をまもることである。もちろん勤勉さをまもることが大切である。
大企業の社員とそうでない社員との大きな違いはなにかというと、仕事をすることに対する勤勉さである。当方が、大企業にいたときは、中小の社員よりもよく働いていた。中小の経営者はべつだが。しかし、大企業の社員には、危機意識がない。
ダイエーのように政府が助けてしまっては、大企業の社員に危機意識はでない。ダイエーは衰退していくしかないだろう。
赤いインクのなかに黒いインクをいれてしまうともとの赤いインクにもどすのに多量の赤いインクを必要とする。もとにもどることはむずかしいかもしれない。そっくり全部すてて新しいのを買ったほうがいいかもしれない。企業でもそうである。
また、国家戦略のない大企業は、海外のマーケットでは戦えない。
日本の社会は、いつも危機にめんしている。政府は、危機を回避するため努力はしているが、すべてはごまかしているだけにすぎない。ごまかすだけどつぼにはまっていく。
すべては壊すことによって新しい世界がはじまる。松下をみて日本社会を壊すことが本当の改革であるということを認識しました。