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(回答先: Re: 「国」が守るもの 投稿者 ウッチャー 日時 2002 年 10 月 05 日 01:50:01)
私の考えをまとめてみます:
1.金正日は、政権維持を最重要と考え、日本の支援を得たい。
2.日本政府は、少なくとも拉致問題を最重要と考えているわけではない。(世論に受動的に対応はするが。)
3.「強制連行」及び「慰安婦」問題に関する北朝鮮の被害者自身にとっては真実は明かであるので、「補償」は重要かもしれない。彼らの家族にとっては、「補償」のほかに、被害者の辿った運命という「真実」が重要であるかもしれない。
4.日本の拉致被害者家族にとっては、「真実」が今最も重要。生存する拉致被害者にとっては、「補償」が重要かもしれない。
5.日本政府が「謝罪」を要求しても、現在の北朝鮮政府は形式的「謝罪」に終始する。
6.日本政府が「補償」を要求しても、現在の北朝鮮政府は支援を要求する。「強制連行」及び「慰安婦」問題は支援を引出すための手段として使われるかもしれないが、本質的な要求ではない。
7.拉致被害者家族(特に、生存が否定されている被害者の家族)にとって、最も重要なのは「真実」であり、日本政府が質されるべきは、国民の一部たる拉致被害者とその家族のために「真実」を追求する姿勢である。「真実」と「補償」は次元の異なるものであり、求めるべきは「真実」である。また、「補償」など日本が求めても、「真実」は得られない。
以上について御賛同頂けるでしょうか?