現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 危険な徴候ではないと? 投稿者 再度疑問です。 日時 2002 年 9 月 14 日 23:45:11)
こんにちは。
>>麻薬よりも、TV・新聞・学校教育・映画などのほうが、“人民を麻痺”させる効用
>>を果たしていると思います。
>>オランダやスペインそしてスイスなど麻薬緩和政策を採っている国家と他の国家の
>>“人民麻痺”度を比較してみるのも一興かと思います。
>日本では、昔にくらべると性犯罪、少年犯罪、凶悪犯罪が多発していますが、その原
>因にはシンナー、麻薬の蔓延、そして仰られるようにマスコミ等による性描写の氾濫
>等といったかつて日本にはなかった文化、風俗の移入があると思います。
権力や権威者に逆らって禁止されたことを行うことで快感を得るということは、どうしてもいきがる若いときにはよくあると思っています。
それに加えて、TV・新聞・学校教育・映画の影響が、麻薬の濫用につながっているのではないかと考えています。
戦後民主義の価値観的基本は、自由と平等です。麻薬を使い害が及ぶとしても自分だけじゃないか、自分が覚悟して使えばいいじゃないかという考えも自然に出てきます。(これは援助交際などにも理屈付けできます)
映画やTVのフィクションは、麻薬を犯罪として取り上げつつも、ある種のカッコよさを植え付けています。人には、“悪”に魅せられる意識もあると思っています。
(まともそうに見える女性が、あんな危険な男になんで!?という恋愛にのめり込むこともあります)
英国の東インド会社から国家権力が関る組織が、麻薬取引を主要な利益源としていることは自明です。
ですから、掛け声とは裏腹に、麻薬の需要を高める宣伝行為もしているはずです。
>>マリファナ(乾燥大麻葉)は、合成新薬・精製糖・酒類・添加物入りタバコなどに比
>>べれば、精神的にも身体的にも害が少ないものです。
>本当にそうなのでしょうか?、むしろ好ましいとお考えでしょうか?
>確かに法で規制されていない食品、嗜好品で危険なものは多々あるとは思いますが、
>マリファナは安全だという事でしょうか。
お金がかかるもので気分を変えることはもったない(無駄な)ことだと思っていますので、好ましいものとは考えていません。
列挙したものに比較すれば、マリファナは相対的に安全なものだと思っています。
>>麻薬の過剰な取り締まりは、“近代医学”の絶対的な普及という陰の思惑があるは
>>ずです。(コカの葉っぱや芥子の実などは、頭痛や疲労感を緩和するものとして古
>>来より利用されてきたものです)
>取り締まる事によって、有用性が高まるという事ですか?
麻薬の濫用といっても、あくまでも少数派です。
多数派の人たちは、喧伝されている麻薬の害を憂慮したり遵法意識から、頭痛があれば合成新薬の頭痛薬を服用します。
例えば、合成新薬(合法)と麻薬(非合法)を両方商っている企業があるとします。
多数派の人には合成新薬をそれなりの高値で、少数派の人には非合法ということで超高値の麻薬を売ることができます。
麻薬を取り扱っても権力から取り締まられない立場にある人にとっては、麻薬が非合法であることが高い利益を得る支えでもあります。
>>最後に、麻薬はCIAなど権力機構の有力な資金源になっていますから、取り締ま
>>りといっても手心が加えられているものです。
>表では、規制しておいて価値を高めてそれを裏で取り引きするという事をしている二
>枚舌を使っている国、あるいは支配者達には憤りを覚えます。
>パナマのノリエガ将軍の逮捕は、麻薬コネクションの怒りを買ったからだといいます
>ね。彼はむしろ麻薬撲滅に寄与していたのではと。
W.ブッシュ大統領もコカイン中毒という噂が絶えません。
(彼が気持ち良く演説をしているときは服用し、間抜けズラをさらしているときはシラフだと勝手に判断しています)
支配者の二枚舌や裏表(建前と本音)は古来より世界中に満ち満ちています。
それに憤りを感じ、できるだけそのような状況を少なくしていく必要があると思っています。
ノリエガ将軍の利権がCIAやブッシュファミリーに移行しただけだと思っています。
麻薬の濫用を減少させたいのなら、使用を合法化し、指定薬局で安値(原価+通常商品の利益率)で用法用量を指示しながら販売するのも一つの方策だと思っています。
それにより、イキガリや悪への憧れから麻薬を濫用する人たちがそれなりに減り、麻薬利権を持っている人たちから商売のうまみがなくなります。
麻薬に絡む権力の二枚舌や麻薬ディラーの利権といった構造問題を考えれば、このような政策も一つの選択肢だと思っています。