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(回答先: Re: 宗教はオオ馬鹿のためにある 投稿者 ぼくしんぐ 日時 2002 年 9 月 04 日 07:49:06)
>仏教は「絶対」概念(=神概念)を完全に拒否している
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申し訳ないのですが、これは、
「仏教は神を完全に拒否している」と同意でしょうか?
以下は、もしそうなら、を前提とした駄文です。
仏教で言う「仏」は、大宇宙の大神に近き魂の一部が、数千年に一度、使命を持って人として生まれて、修行の結果、通常の人を遥かに凌駕した「救世の悟り」を得てそう呼ばれる、「大神ちかき意志を体現し、生きて救世の言葉を人類に語れるTOPクラス聖人」の事で、「救世主・メシア」と同義です。
聖人・仏弟子(精神が天使(大天使)・菩薩(如来)レベルの人間)達の師匠でもあります。
「神」は、あの世的存在です(霊・魂・精神エネルギー)。
様々なレベル(人〜大銀河意識以上まで)、強さ、光の色(個性)の違いがあります。我々の魂も、ある意味一人一人小さな「神」です。
ですから、あの世的存在である霊の意志が、この世の存在である人間に伝わるのは、人間の主体である宿っている魂が、同じ様な周波数で思考している時に、波長導通で魂間に意志が伝わるメカニズムなのです。(=インスピレーション。 逆もあります。=祈り。 人間どうしでも、霊魂どうしでも同様。=テレパシー)
仏教では、「この宇宙で、転生輪廻を繰り返し、人として修行を重ねて行けば、全ての人が仏に進化する可能性を持っている。そのように創られている」(仏性)、と断言しています。
「仏」は、精神が「大神ちかき」レベルの人間なのです。
で、冒頭の言ですが、もし「神」=「霊・魂」の意ならば、
無霊魂説となりますし、
あの世の否定になりますし、
転生輪廻の否定になりますし、
仏性の否定になります。
仏教理論=法の否定になります。
これは、仏教ではありません。
仏教は、その証明として、三法印(自らの意志で仏法僧の三法((仏の存在と、その教えと、共に修行する仲間))に帰依する誓い)を持っています。
(全世界の伝統的仏教徒は、流派にかかわらず、全員これを誓いとして2600年前から修行に励んでいます。)
なぜ、仏教でなくなったのか。
それは、仏教の正統的解釈と異なる、戦後日本の一部で説かれた異説だからです。
敗戦後、米国指導の下、国家神道の否定風調と、その後一世を風靡した共産主義的無神論の影響を受けた、当時の若手研究者が、より科学的だと信じて、霊的無知から無霊魂説をベースにつむぎあげた、異説だったのです。
あたかも、漢字(表意文字=霊的意味の意)が読めない子供が、自分が発音できる表音かな文字のみで、漢字仮名まじり文を読み下した様なものです。
意味をなさなくなります。
そして、そのままその流派が仏教大学などの指導者になって後代を指導して、大きな一派になっていった、半世紀の経緯があります。
残念です。
「坊さんが唯物主義で存在理由があるのか?」
これはある意味、思想上の犯罪だとさえ考えられます。