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(回答先: 原発汚職 投稿者 日時 2002 年 8 月 30 日 10:00:47)
原発推進派の不気味なところは、あの手この手の宣伝工作だ。
有名漫画家を利用し、原発を肯定的に受け止めるような漫画を描かせたり、あるいは、勝手にふきだしの部分だけ、都合の良い文字を入れたりする。
あるいは、有名タレントを起用し、原発推進派であるかのようにしたてる。
さんざん自然環境を破壊しておいて、さも自然保護に熱意がある企業であるかのように電力会社は偽装工作する。
原発反対派の人間は不正な身辺調査を厳重に行い、危険分子として、リストを作成している。
とにかく異常なまでに宣伝工作には力を入れている。
だが肝心の安全対策はやる気がない。
事故を防止しようという気力がないし、何もする気が無いという感じだ。
今回の東京電力の虚偽報告や、偽点検についても、驚くようなことではない。
昔からやっていることだ。
だから反対しているのに、それがわかってくれない。
どうして一般人というのは、権威に弱いのだろうか?
国や行政がやっているというだけで、すべて正しいと思い込む。
リサイクルで空輸されるプルトニュウムは、50億人分以上の致死量があり、墜落すれば大変なことになる。
船舶での輸送量は、もっと多く、一度でも座礁したり、盗まれたり、破壊されると、深刻な被害をもたらす。
海で薄められて、害は無いだろうというのは甘い。
魚を食べられなくなってもいいのか?
原発に絡む利権というのは、悪党にとって魅力だろう。
危険と知りながら、住民をだまし、原発を作れば、莫大な金が手に入る。
だがその金というのは、もともとは国民の税金なのだ。
原発事故の多くは、隠されており、小さな事故だけ公表される。
それは事故の報告があっても、住民が気にしなくなるという効果もある。
いかなる天変地異よりも原発事故の被害のほうが大きく、それが起こる可能性はきわめて高い。
チェルノブイリ事故では、半径2000キロメートルにまで農作物、魚介類の販売が禁止された。
そして日本にまで放射性物質が届いた。
死者は確認されただけでも1万5000人ということだが、これはモスクワの発表で、疑わしい。もっと多かったはずだ。
日本の原発とは、違うというのが宣伝文句だが、きちんと管理しないのなら危険だ。
しかもひび割れを確認しながら、報告もせず、そのまま稼動させていたというのは許せない。
チェルノブイリ原発でも、やはり同じように、ひび割れを確認しながら、支障はないだろうということで、そのまま稼動させていた。