現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 長野知事選、包囲網強まる◆「反田中」公明党、長谷川氏支援に始動 「asahi.com」 投稿者 ほくめん 日時 2002 年 8 月 25 日 02:59:00)
田中康夫前知事が中止を表明した下諏訪ダム計画の地元、長野県下諏訪町の町長選は25日、投開票され、「脱ダム支持」を公約に掲げた新顔で無所属の立命館大学教授、高橋文利氏(64)が他の2人を破り初当選した。9月1日投開票の知事選の前哨戦とみられた選挙で、ダム計画中止を地元が支持したことは、田中氏への追い風となりそうだ。
ダム推進派の現職引退に伴う同選挙は、ダム反対派や共産党などが推した高橋氏に加え、いずれも新顔で無所属の、印刷会社社長の尾上武氏(61)、前町助役の石川富造氏(59)が争った。
ダム推進派の町議や県議らが石川氏を推す一方、保守系の尾上氏が「ダム中止」を主張する中、高橋氏は、田中氏と連携して街頭演説を行うなどして「脱ダムは世界の潮流」とアピール。情報公開や住民参加の推進も公約し、「町政の流れを変えよう」という訴えが支持を集めた。
投票率は78・74%だった。
当 6723 高橋文利無新
4003 尾上 武無新
4344 石川富造無新
(確定得票)
◇
下諏訪ダム計画 下諏訪町を流れ、諏訪湖に注ぐ砥川(とがわ)のはんらん防止と、地下水汚染に悩む岡谷市の水道水源確保のために県が計画した多目的ダム。総貯水容量265万立方メートル。総事業費240億円で事業費ベースの進捗(しんちょく)率は8%。
00年度に用地買収を行う予定だったが、田中康夫前知事の就任で契約を延期。01年2月の「脱ダム宣言」でいったん中止が表明された。
その後、第三者機関の検討委員会でダム計画の是非を議論。今年6月に計画中止の答申が出された。田中前知事も6月県議会で改めて中止を表明し、不信任議決のきっかけとなった。
(22:49)