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(回答先: 57回目の終戦の日 首相、戦没者追悼式で不戦の誓い 投稿者 asahi 日時 2002 年 8 月 15 日 13:22:26)
戦没者追悼式、世界平和へ貢献誓う
57回目の終戦記念日を迎えた15日、政府主
催の全国戦没者追悼式が、天皇、皇后両陛下をお
迎えして、東京・北の丸公園の日本武道館で正午
前から開かれた。1952年のサンフランシスコ
平和条約発効からも50年が経過。戦没者遺族の
高齢化から、遺族参列者はこの30年間で最も少
ない約5000人だった。小泉首相、衆参両院議
長、最高裁長官や、経済団体など各界代表ら約1
000人も参列し、先の大戦で犠牲になった約3
10万人のめい福を祈り、平和への決意を新たに
した。小泉首相は式辞で「私は、不戦の誓いを堅
持する」と述べた。
追悼式の首相式辞で「不戦」という言葉が用い
られるのは、95年に当時の村山首相が「不戦の
決意のもと、世界の平和秩序を作り出す」と述べて以来。小泉首相は、式辞としては
異例の「私は」という主語を使って、自らの決意を強調した。
また、「我が国は、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と
苦痛を与えた」と反省の念を表明し、「過去を謙虚に振り返り、平和で豊かな日本を
次の世代に引き継ぐことが、戦没者の方々に報いる途(みち)であると確信する」と
述べた。
参列者は正午から1分間、「全国戦没者之霊」と書かれた標柱に向かって黙とう。
続いて天皇陛下が「戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民と共
に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が
国の一層の発展を祈ります」と、お言葉を述べられた。
遺族を代表し、弟が中国で戦死した福本芳一さん(87)(和歌山市)が「皆様方
が何よりも願われた我が国の平和と自由を守り通す」と追悼の辞を述べたのに続き、
参列者の献花が行われた。
厚生労働省によると、今年参列した遺族は4975人。1970年以降で、最も少
ないという。先の大戦では、軍人軍属約230万人と、一般市民約80万人が犠牲と
なった。
(8月15日12:20)
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020815i103.htm