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08/07 00:53 今も核使用ためらわず 原爆投下した米機長 外信101
【ロンドン6日共同】「私は今でも核兵器使用をためらわない」
―。広島に原爆を投下したポール・ティベッツ氏は六日付の英紙ガ
ーディアンとのインタビューでこう言い切った。
同氏は一九四五年の原爆投下を悔いておらず、現在でも必要なら
核兵器による攻撃を「迷わずやってみせる」と述べた。「確かに罪
のない人々も同時に死なせることになるが、一般の人に死者が出な
い戦争なんて世界のどこにもない。たまたまそこに居合わせたのは
運が悪かったとしか言うべきでない」と話した。
また広島投下の三年後、四八年に当時のトルーマン米大統領とホ
ワイトハウスの執務室で会った際に「言われた通りやりました」と
言うと、大統領はテーブルを手でたたいて「君は正しいことをした
。私は君を送りこんだ男だ。誰かに悪口を言われたら、私に言えと
応えなさい」と励ましてくれたと語った。
昨年九月の米中枢同時テロに対する報復については「敵が誰で、
どこにいるか分からないのが困る。分かればすぐやっつけてやりた
い」と述べた。
(了) 020807 0052
[2002-08-07-00:53]