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サッカーのワールドカップ(W杯)は25日、韓国・ソウルで準決勝1試合があり、東西統一後初の優勝(西ドイツ時代は3度)を狙うドイツが韓国を1−0で下した。ドイツの決勝進出は、90年イタリア大会以来、3大会ぶり7度目。ドイツはW杯通算50勝となった。
持ち前の高さを生かした攻撃でゴールに迫るドイツに対し、韓国も集中力のある守備から速攻を仕掛ける互角の展開。だが後半30分、ドイツは韓国守備の一瞬の乱れを突いて、右サイドを駆け上がったオリバー・ノイビルのクロスボールを、ミヒャエル・バラックが、一度はゴールキーパー(GK)にシュート阻まれながらも押し込んで先制。この得点をGKオリバー・カーンの好守で守り抜いた。
決勝は30日に横浜で、3位決定戦は29日に韓国・大邱(テグ)で、ともに午後8時から行われる。韓国は3位決定戦に出場する。
◆ドイツ・先発
【GK】(1)カーン
【DF】(2)リンケ、(5)ラメロー、(21)メツェルダー、(22)フリンクス
【MF】(8)ハマン、(13)バラック、(17)ボーデ、(19)シュナイダー
【FW】(7)ノイビル、(11)クローゼ
《交代》(20)ビアホフ(後半25分、クローゼ)、(16)イエレミース(同40分、シュナイダー)、(14)アサモア(同43分、ノイビル)
◆韓国・先発
【GK】(1)李雲在
【DF】(20)洪明甫、(7)金泰映、(4)崔鎮チョル
【MF】(6)柳想鉄、(22)宋鍾国、(21)朴智星、(10)李栄杓
【FW】(16)車ドゥリ、(14)李天秀、(18)黄善洪
《交代》(19)安貞桓(後半9分、黄善洪)、(15)李敏成(同11分、崔鎮チョル)、(9)薛ギ鉉(同35分、洪明甫)
(22:22)
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地元の利を大いに生かし快進撃を続けた韓国も、審判の「誤審」バッシングや、決勝トーナメント1回戦から中3日の準々決勝と、準々決勝から中2日の準決勝の強行日程に依る疲れからついに気まぐれな勝利の女神はドイツに微笑んで勝利に導いた。
準決勝で敗退した韓国に残るのは、29日の3位決定戦がW杯最後の試合になったが、さて気まぐれな勝利の女神は韓国か、26日に埼玉で行われる、準決勝のブラジル−トルコ戦に敗退したどちらに微笑み勝利に導くのだろうか。
日程的には中3日の韓国有利が予想されるが、まだ監督・選手たちに準決勝に進出した「神通力」は残っているのだろうか。
残っているとしたなら最後の試合で証明するしかないだろう。神通力で韓国が底力を証明したならば、世界(特に欧州諸国)もW杯ホスト国でもある韓国・日本を代表とするアジア圏の実力を認めざるを得なくなるだろう。
次回のドイツ開催のW杯が待ちどうしくなるだろう。
韓国がんばれ応援しています。