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(回答先: Re: 帝国主義に仕組まれた天皇制 投稿者 デスラー総統 日時 2002 年 6 月 20 日 08:03:06)
「いいくに(1192)つくろう鎌倉幕府」だったかな?
間違ってたらゴメンナサイ。
12世紀以降の日本の君主制が他のアジア諸国と違うのは、朝廷の「権威」の下で幕府が「権力」を行使する二重支配体制だったことです。
さらに各地は実力を持った武士に細分化されていました。
明治維新から終戦までの時期を除いた800年間、日本は小さな国家の集合体だったとも言えます。
それが中世から現代まで受け継がれた日本の、本来の姿ではないでしょうか。
皇紀2600年など嘘っぱちだし
(もしそれが正しいとなると、「邪馬台国」も「卑弥呼」も存在しなかったことになる)
天皇家の血筋なんてどうでもいいことです。
また、皇統の中から優れた人物が出たとしてもその子供が優れているとは限りません。
だから皇室には何も期待していないし、女性が天皇になってもかまわない。
天皇は国家の代表ではあるけれども「支配者」ではない。
国家の権威は皇室が行使し、権力は国民の選んだ代表がこれを行使する。
「権力」と「権威」を分離し、それぞれべつの人間・組織に担当させることで特定の人間が国家を私物化するのを防ぐ。
現代日本における皇室の存在意義はこの一点にある。
そう考えています。
ぶっちゃけたはなし、私にとっては皇室は帽子みたいなものです。
それも、かぶっているのかいないのか、分らないくらい軽い帽子。
・・・そんな帽子ほど、値段が高いのですよ。