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(回答先: Re: 別の視点で見ないと堂々巡りに 投稿者 F 日時 2002 年 6 月 07 日 04:56:28)
色々資料が揃ううちに、ちょっと自分自身論点がずれていってしまいそうですが、ご承知の通り教育っていうものも必要性は、将来の社会人としての教育であって、自分がどの辺りの位置にいて、そして何が出来るかを示すことが出来るものであれば良いのだと思います。
私の周囲にもありましたが、如何に学業が良くとも一人善がりの人間は、結局は自分の立たされた場所から何か発展的な結果を残すことはありません。
個人の能力や才能を発揮出来る場所は、まだあるとは思いますが、それでも大人のシュミレーションは既に中学生の前には殆どの部分で確立されているように思います。そういう意味では子供達のほうが現実的な意見を言ったりします。
今の日本の教育に欠けているものは、どのような社会を作り出していくのかという、目標と言いましょうか、そういう具体的な国全体の構想というか想像力が働いていないような気がします。
岡本太郎はよく、顔にこだわっていましたが、要するに顔みたいなものが無いのです。平和主義に徹するなら、清潔で争い事の無い治安の良い社会を目指し、ひいては観光や永住の国として努力するとか、そういう背景があって初めて個人個人の職業なり、知識なりも図ってくるのだと思いますが。
国家の理想というと直ぐに、妙な方向に解釈されそうですが、個人の理想教育などどいうのは、詰まる所そういう結果を引き出す場所がなければ、只の夢物語や机上の空論になってしまうような気がします。
教育はもっともっと、現実の社会に近づいていくべきだと思います。