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【「旧約聖書」再確認】「創世記」:詐欺でも何でも巧くやったほうが勝ち 投稿者 あっしら 日時 2002 年 5 月 14 日 19:19:40:

(回答先: 【「旧約聖書」再確認】「創世記」:アブラハムと神は再び“美人局”を行う 投稿者 あっしら 日時 2002 年 5 月 14 日 17:10:02)

アブラハムの子イサクにまつわる話。

イサクとその妻リベカは、双子の男の子をさずかる。エサウとヤコブ(のちにイスラエルと改名)である。
イサクは、鹿肉が好きだったので狩猟が得意なエサウを愛し、リベカは、穏和なヤコブを愛した。

エサウが長子として扱われたが、ヤコブに長子の特権を譲り渡すというできごとがあった。(エサウは長子の地位を軽んじていたという伏線)

年老いたイサクは、エサウに鹿肉を所望し、そうしてくれたら祝福(相続)を与えると言う。
それを聞いていたイサクの妻リベカは、愛しているヤコブのために一計を案じ、羊肉を鹿肉のように思わせる料理を造り、イサクがヤコブをエサウと間違うよう、ヤコブに仕掛けを施す。(エサウは毛深いので目が衰えているイサクが触ってもばれないようにと山羊の皮を手首に付けさせる)

これがうまくいって、ヤコブがイサクから祝福を受けることになる。

ヤコブは、エサウの復讐を恐れて土地を離れることにはなるが、リベカともどもお咎めはなしどころか、神は、ヤコブに「わたしは決してあなたを捨てず、あなたに語った事を行うであろう」(第28章15)と言う。寄留地で、騙されて意に添わない娘を押しつけられたり、本命の娘を手に入れるためにさらに勤労に励むことにはなるが...

ヤコブは、のちに神と格闘して勝利を収める。その結果、イスラエルと名乗るよう神に命じられる。(ヤコブは神の顔を見ている)
ヤコブの子たちがイスラエルの十二支族であり、その一人ヨセフが、偉そうに振る舞ったために兄弟たちの反感を買って商人に売られてしまい、エジプトに行ったあとで成功を収める。(ヨセフは色男で夢占いにも長けている)

これが、「出エジプト記」につながっていく。

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