(回答先: アメリカ 京都議定書拒否の一理由 投稿者 ROM潜 伊−HEXA号 日時 2002 年 4 月 20 日 23:06:40)
どーでもいいことですが、
炭酸ガス等による地球温暖化のプロパガンダは、欧米寡頭勢力による
中国の封じ込めのアジェンダであると見てよい。
(玉子が先か鶏が先かの議論と同じで、気温が上昇してきたから炭酸ガス
が増加してきているに過ぎない。)
昨年のニューヨークの911・WTCのイスラム偽装テロ事件はそのために
打って出た実力作戦の開始であろう。
14億の人口を抱える中国が、カスピ海周辺の油田から直接、パイプライン
を通じて石油を調達できるようになると、これは欧米寡頭勢力にとっては、
大きな脅威となる。 眠れるドラゴンの全身に血液がみなぎり、空高く舞い
上がると黒雲を呼び、手が着けられない存在となるだろう。
交通、通信、物流、教育水準が向上し、家庭では自動車、エアコン、パソコン
が普及し、教育水準が向上し、研究開発が盛んになりハイテク産業が勃興
してくれば、世界支配を目指す寡頭勢力にとっては、前途にはだかる大きな
障害物となるわけで、これは当然、日本にとっても大きな脅威となることが
予想される。 製造業の中国移転や安い労働賃金などは逆転し、将来日本
は中国の下請け専門の二流、三流国家に転落することが必死であろう。
世界を支配するビルダーバーグ等の欧米の寡頭勢力にとっての最大の課題は
このような中国の興隆を如何に牽制し、近代化にブレーキをかけ、その間に
システムを構築してしまうことに硬軟を織り交ぜて必死で全力を傾注している。
誰がハートランドを制するかの世界支配のゲームは最後の詰めの段階にあり、
次の一手が命運を決する天王山にさしかかっているわけである。
そのためにエネルギー問題、食糧問題、環境問題等々の分野で、あらゆる
手段を弄して先制攻撃に打って出ているわけである。
環境監査ISO、などの環境問題は1930年代からのアジェンダであり、オゾン層
の破壊、狂牛病(BSE)、炭疽菌、口蹄疫、エイズ、優生学、なども同じ発想の産物
である。 数年前のダボス会議のアジェンダで環境とITブームが人間牧場の達成
のためのツールとして打ち出された。 マスコミによる情報操作は完璧である。
その強大な資金と影響力で真実までも意図的にねじ曲げ、協力者には甘い汁を、
妨害する者には実力行使も辞さない姿勢には戦慄さえ感じさせる。
弁証法を基本とした巧みな論理の展開を武器に、欧米寡頭勢力による地球支配
の達成のために、国際会議等での国際基準を巡る巧みな交渉術をみても、包囲網
を着々と狭めてきていることが分かる。
先手必勝、先んずれば勝を得る、先に基準を設定してグローバル・スタンダード
(デファクト・スタンダード、デジューリ・スタンダード)にしてしまえば市場を席巻し、
世界を支配することができるからだ。
この本↓は国際会議での生々しい国際基準を巡る攻防の様子が分かって面白い。
【引用開始】
『国際標準が日本を包囲する』
(―なぜ自らルールを作らないのか)
ISBN:4532146755 234p 19cm(B6)
日本経済新聞社 (1998-08-17出版)
藤田 昌宏・河原 雄三【著】
[B6 判] NDC分類:509.13 販売価:\1,400(税別)
ISOの国際規格を戦略化する欧州、デファクトの主導権を握る米国。
「後追い」の日本企業は莫大なロイヤリティを支払わされ、市場競争力を奪われている。
気鋭の通産官僚とジャーナリストが真相を解明する力作。
プロローグ 「ルールづくり」のできない国
1章 「標準」の変貌
2章 欧州と米国の戦略
3章 標準小国・日本の失速
4章 日本がいまなすべきこと
5章 これからの標準化活動
【引用終了】