(回答先: 検証・メディア規制3法案と表現の自由(ザ・スクープ 動画へのリンク) 投稿者 たけしくん 日時 2002 年 4 月 15 日 00:38:16)
先ほどの「ザ・スクープ」の動画、
http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/update/asx/scoop020330-03_0300.asx
『@人権擁護法案〜松本サリン事件被害者・河野義行さん、
桶川ストーカー殺人事件の被害者家族が語る“報道被害”と法案』
と関連する書籍をアマゾンの紹介文によりご紹介します。
私も推薦します。
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遺言―桶川ストーカー殺人事件の深層
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104405019/
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ダ・ヴィンチ
犯人の名を言い遺して女子大生は殺された。警察はなぜ彼女を見殺しにしたのか――狂気のストーカーチームと怠慢捜査の埼玉県警を相手に回し、真相を追い続けたFOCUS記者の150日間。事件の真相を暴いた衝撃のノンフィクション。
(ダ・ヴィンチ2000年12月号「今月の注目本100冊」 Copyright©MEDIA FACTORY 2000.All rights reserved.)
内容(「BOOK」データベースより)
あれから1年、FOCUS記者が描き出す事件の全貌!1999年10月26日、埼玉県の桶川駅前で女子大生が殺された。犯人は逃亡、警察捜査は進まず、事件は解決から程遠いかに見えた。だがひとりの記者が、被害者の遺した言葉だけを頼りに取材を続け、やがて警察より先に犯人に辿りつく―取材の過程を刻明に描出し、事件の深層を抉り出す。衝撃のノンフィクション。
内容(「MARC」データベースより)
1999年10月26日、埼玉県の桶川駅前で女子大生が殺された。ひとりの記者が被害者の遺した言葉を頼りに取材を続け、やがて警察より先に犯人に辿りつく-。FOCUS記者の150日を描いたノンフィクション
さらなる真相の追求を!, 2002/03/02
投稿者 カスタマー 埼玉県
一冊の本から、これほどの衝撃を受ける体験は、滅多に出来ないと思う。
オススメの本というよりも、これは迷わずに読むべき本。
一市民の命がけのSOSをあざ笑い、自らの保身のために踏みにじり、
真相を闇に葬ってしまう組織が身近にあるとすれば、これほど恐ろしい組織はない。
その組織が、市民を守るべきはずの警察であったという事実を、
どう受け止めれば良いのか……。
この事件を風化させてはいけないと思う。
事件はまだ終わっていない。まんまと封印された事実があるのではないか?
命を削る思いで真相を突き止めた筆者には酷だが、
さらなる真相の追求を願いたい気持ちで一杯だ。
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素晴らしい, 2002/02/05
投稿者 カスタマー 東京都 Japan
被害者,遺族,容疑者,警察,そしてマスコミ…。事件を取り巻く関係者の中で,何
かに憑かれたように,ひたすら真実を求める男。正義などという言葉は似合わない男
が,怒り,涙し,そして走る。読み進めるうちに,筆者と同じように怒り,涙してい
る自分がいた。
感動と涙。著者の生き様に拍手を送りたい。, 2001/02/09
投稿者 カスタマー
本を読んで涙を流したのは何年ぶりだったでしょうか。それほど強烈な印象を受けま
した。事件の内容や進行もすさまじいものでしたが、私がもっとも心に残ったのは、
著者の生きざまそのものでした。たった一人で巨悪や警察と戦っていく姿は驚き以外
のなにものでもありません。そんな孤独感がひしひしと伝わってきました。こんなジ
ャーナリストというか、こんなにも懸命に「生きている」人がこの国にもいたのだな
と思う反面、写真週刊誌というのものを、いままで偏見で見ていたことにも気がつき
ました。 この数年間で一番の私のお勧め本です。
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加害者の不気味さがリアルである, 2001/01/13
投稿者 カスタマー 大阪府大阪市
埼玉県警の怠慢さにはただただあきれるばかりである。 しかし、ストーカー告発さ
れていた容疑者が 自殺という結末があろうにせよ、「おとがめナシ」の 現実に驚愕。
またこの事件にかかわった ほくそえみ、胸をなでおろしてる「某」の存在も 臭って
くる。まだまだこの事件は終わっていないのではないか。著者の取材魂、記者根性に
は拍手を送りたい。