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昨春とは一変「電車に人多く不安」 宣言でも変わらぬ朝
2021年1月14日 13時10分
首都圏4都県に加え、新型コロナウイルスの感染拡大が続く関西や東海など7府県にも緊急事態宣言が広がって初めての朝を迎えた14日。昨年の宣言時とは異なり、多くの通勤・通学客らが行き交う風景はこれまでと大きく変わらない。感染への不安や、感染拡大に対する「慣れ」を心配する声がもれた。
14日朝、宇都宮市のJR宇都宮駅は通勤や通学の人がいつも通り行き交い、宣言が出る前と大きな違いは見られなかった。
東北新幹線で東京に向かう宇都宮市のコンサルタント男性(49)は「年始の打ち合わせで、どうしても対面でなければいけない。打ち合わせが終わったら、とんぼ返りします」。
新人研修のため東京のオフィスに向かう宇都宮市の会社員斎藤賢一さん(50)は「新人が大阪から集まっているので行かないわけにもいかない。電車も人が多くて不安。在宅勤務を増やそうと思うが、個人の努力でどこまで効果があるのか」ともらした。昨年の緊急事態宣言時と比べると東京の緊張感が緩んでいるように感じるという。
在来線で通学している那須塩原市の高校2年の中里翔さん(17)は「宣言が出ても電車の混雑は変わらなかった。マスク着用や手洗い消毒以外、できることがない。1人の努力だけではどうしようもないのでは」と顔を曇らせた。埼玉県幸手市から通学する高校2年岡島朝陽(あさひ)さん(17)も「以前と混雑は変わらない。この状況が毎日続くのは怖いです」と不安そうだった。
緊急事態宣言への追加が発表されたのは13日。関東での追加対象は栃木県だけだ。宇都宮市の男性会社員(68)は「年末年始は人が動くことが分かっていたはずなのに、宣言の発表が遅すぎる」と憤った。「人混みを避けて手洗いやマスク着用を徹底する以外に、できることはないのかな」
栃木市に住む40代の女性派遣社員は70代の父親と同居している。「栃木は頑張っていたイメージだが、そうもいかなくなってきて残念。親の健康が心配だ。念には念を入れて、家の中でもマスクを着けようと思う」と話した。
足利市の居酒屋店主(33)は県の要請に従い、午後8時までの営業時間短縮に従う予定という。「周りから見張られていると聞くし、店を開けることはできないと思う。補償(協力金)は最高でも1日6万円。それはありがたいけれど、僕らは生活のために営業している。罰金の話ばかり先に耳に入ってきて、政治家にバカにされているようで」と憤懣(ふんまん)やるかたない様子だった。(平賀拓史、根岸敦生)
JR大阪駅(大阪市北区)は14日朝、多くの通勤客が足早に勤務先に向かっていた。
大阪府吹田市の男性会社員(29)は勤務先がテレワークを推奨するなか、会社の営業車で顧客回りをするために出勤するという。「営業先では社外の人間の出入りが禁止されていることもあり、仕事はやりづらくなる。営業は結局数字で評価される。テレワークで資料作りばかりやっているわけにもいきません」
大阪市の男性(28)が勤める保育施設には、「子どもの世話とテレワークの両立はできない」と開所を求める声が寄せられ、運営を続けているという。教室を噴霧器で消毒し、子どもがおもちゃに触れるたびに職員が除菌シートで拭くなど、感染予防に神経を使う。負担は大きいが、「必要とされている以上、それに応えたい」と話した。
子育て世代の人々は、子の感染リスクを気にかけながら働き続ける。
大阪市北区に住むアパレル会社勤務の女性(42)は小学3年の長女(9)を送り出した後、兵庫県内の百貨店の店頭に立つ。前回4月に緊急事態宣言が出た時は一斉休業となったが、今回は百貨店も開いている。「店に出たところで、どれだけ客が来るかはわからない。売り上げが低くなるのも不安だけど、客が多いと緊急事態宣言が長引きそうでまた不安」と話す。
小学校は前回は一斉休校したが、今回は通常通り。「これ以上学習が遅れるのは反対だから授業はありがたいけど、大人を経由して無症状のまま静かに学校で感染が広がっていそう。こまめな消毒、1人ランチを心がけて家にウイルスを持ち帰らないようにします」
今回宣言が出た愛知や福岡、栃木の各市街地でも、朝の通勤時に人出の大幅な減少はみられなかった。(河野光汰、山根久美子)
(以下略)
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