http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/113.html
Tweet |
新記事『「役所は何もくれない」生活困窮者救う民間の善意』
— 田中龍作 (@tanakaryusaku) December 19, 2020
非常用ライス、缶詰、果物、産直の野菜(セロリ、にんじん、さといも、小松菜…)が、日比谷公園の一角に並んだ。https://t.co/uId6W61obo
セロリは愛知県の農家が寄付した。=19日、日比谷公園 撮影:取材班= pic.twitter.com/4qenXtg9UK
「役所は何もくれない」生活困窮者救う民間の善意
https://tanakaryusaku.jp/2020/12/00024150
2020年12月19日 16:48 田中龍作ジャーナル
セロリは愛知県の農家が寄付した。=19日、日比谷公園 撮影:取材班=
スガ首相の唱える自助ではどうにもならない。生活困窮者がさらに苦しくなる師走に、あらためて、それを突き付けられた。
労働組合や農業団体などが、きょう、日比谷公園で生活困窮者に無料で食料を配布した。
法律家や労働問題の専門家が「住まい」や「職」の問題などについてアドバイスする相談会も同時に行われた。(主催:なんでも相談会「12・19日比谷公園会場」実行委員会)
用意された食料は—
非常用ライス、缶詰、果物、産直の野菜(セロリ、にんじん、さといも、小松菜…)だ。
おそらく80歳を超えているだろう。背中も曲がっていた…高齢の女性はニッコリ微笑みながら「一杯(食料を)入れたよ」と言ってリュックを見せた。
無料法律相談に乗る宇都宮健児弁護士。派遣村(2008年)の名誉村長だった。=19日、日比谷公園 撮影:取材班=
法律や労働問題の相談コーナーにも次々と人々が訪れた。
障がい1級の男性はアパートの更新料について相談した。男性(58歳)は新宿区在住で生活保護利用者だ。
区役所の福祉課ではアパートの更新料を満額出してくれなかった。「あなたは福祉年金もらってるでしょう」と言われて。足りない分は泣く泣く自分で出した。
アドバイザーは「満額出るはず、ケースワーカーに相談して下さい。もし出なかったら連絡を」と言って自分の名刺を渡した。
男性は障がい者になる前、ガードマンをしていた。
渋谷から足を運んだホームレス男性も、配布された食料を手にしていた。
「きょうのことは代々木公園の炊き出しで知った。役所は何もくれない」と渋い顔で話した。
年末、さらに押し詰まってくると、役所は閉まり、生活保護の申請すらできなくなる。「行き倒れ」が続出しても何ら不思議はない。昨今流行りのリモートなんぞ利かないのだ。
民間の善意が生活困窮者を救う ― 毎年この時期になると痛切に思う。
〜終わり〜
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK278掲示板 次へ 前へ
- <「家賃払えない」困窮者の叫び>「コロナで仕事なくなった」 日比谷公園で困窮者相談会(東京新聞) :経済板リンク 赤かぶ 2020/12/21 07:26:05
(0)
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK278掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。