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※2020年12月17日 日刊ゲンダイ3面
※2020年12月17日 産経新聞1面 紙面クリック拡大
※2020年12月17日 産経新聞27面 紙面クリック拡大
「桜」前夜祭の補填分は金庫から現金払い 世論批判恐れて
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282796
2020/12/17 日刊ゲンダイ
この年から現金支払いに(2014年「桜を見る会」での安倍前首相と昭恵夫人=中央)/(C)日刊ゲンダイ
「桜を見る会」前夜祭の費用補填問題で、安倍前首相側が補填分を現金で支払っていた。17日の産経新聞が1面で報じた。
現金決済は、記録に残る口座振り込みよりも、外部の税理士らが務める監査人が、収支の有無を確認しにくい。安倍事務所の関係者は、政治資金収支報告書の不記載発覚を逃れる意図を否定しているようだ。
記事によると、参加者の会費は当日中にホテル側に渡し、補填分は後日、議員会館にある安倍事務所の金庫から、集金に訪れたホテル担当者に現金で支払うなどしていたという。
現金支払いが始まったのは2014年。当時の小渕優子経産相が、後援会の観劇代などの実費と報告書の記載との巨額のズレが発覚、辞任した時期と重なる。
産経は「安倍氏までもが後援会絡みの政治資金問題が発覚してはまずい」「世論の批判を恐れて秘書が内々に処理してしまったのではないか」と、ある自民党関係者のコメントを伝えた。
「桜」夕食会、補填分は現金払い 安倍氏側 監査人へ発覚回避か
https://www.sankei.com/affairs/news/201217/afr2012170003-n1.html
2020.12.17 07:00 産経新聞
衆院本会議後、記者の取材に応じる安倍晋三前首相=4日午後、国会内(佐藤徳昭撮影)
安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前夜に主催した夕食会をめぐり、安倍氏側がホテルに支払う費用の不足分を補填(ほてん)し政治資金収支報告書に記載していなかった問題で、安倍氏側が補填分を現金で支払っていたことが16日、関係者への取材で分かった。現金決済は、記録に残る口座振り込みよりも、外部の税理士らが務める監査人が、収支の有無を確認しにくい。
事務所関係者は「現金での決済は通常の支払いの一環だ」とし、収支報告書への不記載発覚を逃れる意図を否定している。
東京地検特捜部は年内にも政治資金規正法違反容疑で後援会代表の公設第1秘書を立件する見通しで、近く安倍氏の聴取も検討している。
夕食会は平成25年以降、支援者数百人を招いて都内の2つの著名ホテルで行われ、会費は1人5千円。昨年までの5年間で毎年100万円以上、総額で800万円超の不足分を安倍氏側が補填し、26年以降、収支報告書に記載していなかった疑いが持たれている。
関係者によると、参加者の会費は当日中にホテル側に渡し、補填分は後日、集金に訪れたホテル担当者に、議員会館にある事務所の金庫から現金で支払うなどしていたという。
後援会は25年分の補填についてはホテルの銀行口座に振り込み、安倍氏の資金管理団体「晋和会」の支出として収支報告書に記載していたが、26年以降は現金での支払いが続いていたとみられる。
各政治団体には銀行口座があるが、収支報告書の提出前に政治資金監査人が口座だけをチェックしても、現金支出による補填分は確認するのは難しい。
このため、安倍氏側が補填分の記載を回避しようと、26年から現金決済に切り替えたとの指摘も出そうだ。
「桜」夕食会の現金補填 世論警戒か 不記載、小渕氏後援会問題と同時期
https://www.sankei.com/affairs/news/201217/afr2012170001-n1.html
2020.12.17 07:00 産経新聞
安倍晋三前首相の後援会による「桜を見る会」前夜の夕食会をめぐる政治資金問題。ホテル側に支払う費用の補填(ほてん)分を政治資金収支報告書に記載しないようになった平成26年は、当時の小渕優子経済産業相が後援会の行事をめぐる政治資金問題が発覚し、辞任した時期と重なっている。
東京地検特捜部は、昨年までの5年間で補填分が800万円を超え、参加者の会費計約1400万円を収入と支出として記載すべきだったと認定する見込みで、不記載の総額は4千万円規模になるとみられる。
夕食会は、安倍晋三後援会(山口県下関市)が地元支援者らを招き都内の2つの著名ホテルで開催。従来は着座形式だったが、第2次安倍内閣の発足直後の25年以降は立食形式に変更され、参加者が大幅に増えた。会費も5千円に引き下げられたという。
■任命責任問われ
関係者によると、東京側の秘書が25年、補填が違法な有権者への寄付にならないか総務省に問い合わせたという。秘書らは適法と判断したとみられ、同年分は安倍氏の資金管理団体「晋和会」の収支報告書に約82万9千円の支出が記載された。翌26年から昨年までは補填分がほぼ毎年100万円を上回っていたが、晋和会や後援会の収支報告書には記載されなかった。
26年には、当時経産相だった小渕氏が後援会の観劇会などをめぐり、収支が食い違っていた問題で辞任。首相だった安倍氏もその任命責任を問われた。
ある自民党関係者は「問題のさなかに、安倍氏までもが後援会絡みの政治資金問題が発覚してはまずい。そう考えて、公設第1秘書らが記載しないことを決めたのではないか」と話す。
■役割分担ずさん
夕食会は地元・山口の後援会が主催し、参加者を募集するなどしていたが、ホテル側との折衝や支払いなどは、晋和会の会計責任者である私設秘書ら東京側のスタッフが担っていた。
関係者によると、衆院議員第1会館にある安倍氏の事務所の金庫には、政党支部や晋和会など関係団体への寄付やパーティー券収入などの現金が保管され、各団体の支出の多くは金庫の現金から支払われていたという。ホテル側への補填分も、収支報告書に記載された25年分を除いて、金庫の現金から支払われていたとみられる。
金庫の現金の収支は後日、領収書に従って各団体の収支報告書に反映させていた。一方、補填分は記載されず、ホテルが発行した領収書も、私的な支出とみなされたものと同様に廃棄されていた。
関係者は「補填にヤミ献金や裏金を充てたわけでもない。世論の批判を恐れて秘書が内々に処理してしまったのではないか」とした上で、「100万円単位の資金が不記載でまかり通る資金管理や、東京と山口で責任の所在が明確でない夕食会の役割分担はずさんと言わざるをえない」と話した。
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