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コロナ感染“新規5万人増”を裏付ける厳寒ラニーニャの恐怖
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/281559
2020/11/19 日刊ゲンダイ
東京の新規感染者は過去最多の493人(C)日刊ゲンダイ
18日の東京都の新型コロナウイルスの新規感染者は493人と過去最多を記録。国内の感染者は初めて2000人を超えた。第3波が猛威を振るう中、グーグルが衝撃の感染予測を発表。18日午前の段階で12月13日までの28日間で「国内の陽性者数5万367人増」としており、単純計算で1日当たり約1800人増。今のペースなら十分にあり得る。追い打ちをかけるのが、今冬の厳寒だ。
◇ ◇ ◇
週初めから10月並みのポカポカ陽気が続くが、どうやら今のうちだ。気象庁の3カ月予報によると、11月の気温は全国的に平年並みか高く、12月はほぼ全国的に平年並みか低い見込みである。
気になるのがラニーニャ現象だ。南米ペルー沖の海面水温が平年より低い状態を指し、日本付近は夏が猛暑、冬は厳寒になりやすい。今年は8月から発生しているが、今夏の厳しい残暑の要因ともみられる。
気象庁は10日、「エルニーニョ監視速報」を発表。ラニーニャ現象が来年2月まで続く可能性は90%と高い。ほぼ確実に「厳冬のラニーニャ現象」に見舞われるのだ。
前回、発生した2017〜18年の冬は全国的に低い気温になり、西日本では32年ぶりの寒さになった。気象庁気候情報課は「その冬の西日本の平均気温は平年より1・2度も低くなりました。気温としてはとても大きな低下といえます」(担当者)と振り返った。
新型コロナウイルスは寒いほど長期間、生存するとの研究がある。また、厳しい寒さで換気がおろそかになれば、感染しやすくなる。
「緊張感を持って対応」とは言うが(田村厚労相)/(C)共同通信社
感染2000人超は冬の大流行の入り口 |
これまでの新型コロナ下の気候は、暖冬、春、猛暑の夏を経て、秋も比較的暖かい。ところがこの先、経験したことのない寒さがやってくる可能性が高い。西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。
「冬は新型コロナの流行期。厳寒なら一層流行する恐れがあります。また、どんなに早くても、この冬にはワクチンは間に合いません。18日の2000人超は過去最多ですが、ピークではない。むしろ、冬の大流行の入り口と考えた方がいいでしょう。菅政権は感染抑制策を何ひとつ打たないばかりか、感染機会を増やす『Go To キャンペーン』すら見直そうとしません。感染の推移は成り行き任せ、『後は国民自身で何とかしてください』というメッセージのようにも感じます」
国内の累計感染者数は約12万4000人。たった1カ月で、その4割強も拡大するグーグルの“感染爆発”予測の現実味はいや増すばかり。18日夜、菅首相と会談した田村厚労相は「菅総理も感染者の数に関して危惧を抱いている。緊張感を持ってこれからも感染防止のために対応していく」と語った。だが、危惧や緊張感だけで感染は防げないのだ。
このままだと、経験したことのない越冬になりそうだ。
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