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2020年 11月 05日
【久々にボクシングの話題を・・・。1日夕にはワクワクと待ちに待ってた試合があった。WBA、IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(27)がラスベガスでデビューして、挑戦者Jモロニー(29・豪)を7回2分59秒KOで下し、WBA、IBF王座の防衛に成功した。(*^^)v祝
冷静に相手を見ながら試合を進め、6回に(ガツンって音がしそうな)左フックのカウンターでダウンを奪うと、7回終盤にスパ〜ンといいタイミングで、きれいに体重が乗った右ストレートを決め、完全にノックダウンを奪った。
井上は、世界戦15連勝で日本人TOP。通算KO勝利もTOPの13勝。(2位が内山高志、3位が山中、具志堅、井岡ときくと、パンチ力がわかるよね。)
井上は18年に3階級制覇を達成。18〜9年にはWorld Boxing Super Seriesで優勝し、世界的な注目を集めた。本当は4月にラスベガスでWBO王者Jカシメロ(彼も3階級制覇)と日本人初の3団体統一戦をメインイベントにて行うことが決まっており、数億円のファイトマネーが得られるのではないかと期待したのだが。残念ながらコロナ禍のため中止に。で、今回の防衛戦が行われたのだが。相手もイマイチ&無観客だったせいか、FMは1億円チョットだったという。
日本人ボクサーで海外のファンを魅了し何億単位で稼げる人は滅多に出ないので、井上には頑張って欲しいところ。ただ、これで知名度も評判もさらに上がって、有名どころとのマッチ・メイクもしやすくなったし。是非、コロナ禍の終了後、ラスベガスのエキサイトする観客の中で最低でも数億円、行けたら10億円レベルの試合ができればと願っている。<村田も頑張れ〜。 o(^-^)o>】
* * * * *
さて、昨日4日も衆院予算委員会が開かれ、立民党の枝野代表や共産党の志位委員長も含め、野党(+よ党)の議員による質疑が行なわれた。(・・)
まだ野党の質問を全ては見ていないのだが・・・。先に言っておくなら、野党の議員は全て日本学術会議の任命拒否について質問しているわけではない。コロナの感染拡大防止&経済対策や外交安保(敵基地攻撃や核兵器禁止条約)、2050年脱炭素化などなどについても、きいている。ただ、TVニュースやmewがあまり取り上げていないだけだ。
昨日は、ちょうど立民党の辻元清美氏の質疑の部分をナマで見ることができた。
辻元氏は、菅首相が日本学術会議の新会員の決裁に至る経緯について、ジワジワと迫る形で質問。菅首相のクチから杉田官房副長官の名を導きだした。(++)
『辻元氏は「6人が外されたといつ知ったのか」と繰り返し質問。首相は9月24日に内閣府が99人を任命する「起案」をしたと説明し、「24日に起案が上がってくる前に聞いた」と述べた。説明を受けた相手については「たぶん杉田副長官だと思う」と言及。その上で「最終決裁者は私」と強調した。(毎日新聞20年11月4日)』
また、辻元氏は、菅首相が2日に「全集中の呼吸で答弁させていただく」と述べたのを受けて、鬼の始祖・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)のセリフを引用してこんなことを言っていた。
「私は何も間違えない。全ての決定権は私にある。私の言うことは絶対である。お前に拒否する権利はない。私が正しいと言ったことが正しいのだ」。・・・・「こんなセリフ言ってるんですよ。こうならないように、くれぐれもご注意いただきたいと思います」
実は、少し前に他のところでこのセリフをきく機会があった時、mewは思わず「自分のことを最高権力者だと言ってた安倍っちも、こんな風に思い込んでるのかもな〜」とぼやいていたのだけど。菅首相には、是非、このような思い込みは継承していただきたくないものだ。(`´)
<あ、あと菅首相が、また「学術会議に10億円」と言い出したら、辻元氏が「アベノマスクの260億円で、26年分も払える」と言い返したのは笑った。(^n^)>
トップバッターの枝野代表、岡田克也氏の質問は、帰宅してからネットで見た。
今回の学術会議の任命拒否の件は、実のところ、野党が日学法違反、法令解釈違反、憲法15条の解釈の誤りがある、憲法23条(学問の自由)にも抵触するおそれがあるなどと批判しているように、極めて法律的な問題であるのだ。^^;
今回、枝野代表は(もともと弁護士であるだけに)法律的な部分をかなりツッコンで指摘、質問したのだが。菅首相&周辺が逃げの姿勢に徹しているため、このままだと議論が深まらないまま国会が終わってしまうのではないかと案じている。(-_-;)
菅首相&周辺は今、主に18年に内閣府が作った資料に依拠する形で説明や答弁を行なっている。<詳しい内容は、『菅、全集中の呼吸で逃げの答弁+こっそり作った18年内部資料&無理な法解釈+的場文男に黄綬褒章』に>
たとえば、彼らは憲法15条1項の「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」を持ち出して、「公務員の終局的任命権が国民にある」と。そして、「国民主権の原理からすれば、国民の代表である首相が最終的な任命権者となり、会員の任命について国民および国会に対して責任を負えるものでなければならない」と解釈している。
そして、この解釈に依拠して、「首相に学術会議の推薦通り会員を任命すべき義務があるとまでは言えない」と結論付けているのである。(~_~;)
<この論法によると、今回、任命拒否された人は、国民および国会に対して責任を負えるような人ではなかったってことになるのかな?^^;>
* * * * *
でも、もうその15条1項の解釈がおかしいのだ。この条文は、かつて明治憲法下では(主権者であった)天皇が公務員(官吏)の選定や給与を決める規定があったのに対して、現憲法では、公務員は(天皇でなく)、主権者である国民に選定罷免権があるんだよということを示したものだ。<で、2項にも(天皇など一部の人のためでなく)全体の奉仕者だと明記している。>
菅首相らは、首相は国民が選んだ議員によって選ばれる、いわば国民の代表の立場にあるので、15条1項に基づいて、公務員である学術会議の会員を任命する権限もあるのだと主張するのだが。それは先ほど載せた鬼舞辻無惨や最高権力者・安倍前首相のセリフに近い発想だと言えるだろう。(~_~;)
総理大臣は、決して「国民の代表」ではない。憲法が国民の代表と呼ぶのは国会議員のことだ。憲法や法律その他の規定には「首相が任命」と記されていても、首相が勝手に選んで任命することができるのではなくて、国民の代表が国会で作った法律に基づいて任命しなければならないのだ。(・・)
枝野氏もこのようなことを懸命に主張していたのだが。菅首相は、法律には詳しくないらしく、難しそうな話になるとほとんど自分で答えようとせず、加藤官房長官に答弁を任せることに。
それでも指名されると、秘書官がヨコに来てアレコレ指南するものの「???」で、渡されたメモ、または毎度お馴染みの原稿フレーズを「壊れたナンタラ」のように繰り返すだけで。全く一問一答でキャッチボールをするような質疑が成り立たない状況が続いている。(~_~;)
昨日の質疑の最後には、国民党代表の玉木雄一郎氏が質問席に立った。立民党と別れて新会派を作ったこともあってか、早速、憲法改正議論に関する提案をしていた。(~_~;)
9月に国民党が分裂して、大部分の議員が立民党に合流。立民党は衆院107人、参院43人の政党になった。しかし、玉木代表をはじめ一部の議員は、立民党に合流はせず、新たに国民党を結党。衆院7人、参院9人で再スタートを切ることになった。
参院側はもともと立民党との関係が悪く、最初から別会派で活動すると宣言。国会では、無所属の議員6名と共に会派を組んで活動することになった。
一方、衆院議員は、当初、立民党と会派を組む話も出ていたのだが。立民党と組んだら、国民党の存在が埋没するし、憲法改正など保守的な政策に関して考えが合わず自分たちの主張ができないということで、立民党とは会派を組まないことに決定。
しかし、議員10人以上で会派を組まないと、国会での質問時間の確保などができないため、困った挙句に、国会議員の中で最も右寄りと呼ばれる無所属の中山成彬氏などと会派を組んで、国会活動を行なうことになったという。(~_~;)
<中山成彬氏というのは08年、国交大臣の時に「成田反対はゴネ得」、「日本は単一民族」などと発言して辞任することに。その後もTVで「火の玉になって日教組を解体する」などの暴言を吐いていた人。高井崇志氏は、緊急事態宣言下の「セクキャバ」通いで旧立民党を除籍になった人。>
『立憲民主党と一緒では、憲法改正論議がままならないという制約もあった。これが共同会派解消の最大の理由だが、だとしても7名の会派では、議会活動もままらないのではないか。
そこで希望の党の中山成彬衆議院議員、井上一徳衆議院議員と、無所属の高井崇志衆議院議員と共同会派を組むことにした。これでメンバーは10名となった。
「10名になればいろいろできる。憲法調査会にも幹事を1名出せる」
だがなぜ彼らなのか。中山氏や井上氏なら、改正に向けた憲法議論は可能だろう。だが中山氏はかつて、選択的夫婦別姓を「国家解体政策」と呼んだことがある。
一方で国民民主党は21日、橋本聖子男女共同参画担当大臣に選択的夫婦別姓を推進するように要請した。これは中山氏とは考えがまるで違う。
「同じ党になるわけではないから、いいんですよ」
国民民主党のある関係者は、明るさを装いながらこう言ったが、国民民主党と中山氏らの国家観が似ているとは思えず、単なる数合わせ感を払しょくすることはできない。
だが玉木代表は、「数合わせでいいんです。党として一緒になる予定はない」と断言する。
「小さな所帯だから質問時間は短いけれど、10人ならいろんな委員会に参加できて、いろんなことが主張できる。たとえば高井さんは衆議院議員で一番デジタルに詳しいから、デジタル庁の創設問題などでどんどん活躍してもらう」(yahooコラム安積明子20年10月26日)』
玉木氏もすっかり開き直ったのか。あれだけ「立民党と基本政策が〜」ってこだわっていたのに。党として一緒にならければ「数合わせでいいんです」と言い切っちゃうと、何だかな〜という感じが。^^;
国民党では玉木氏が自民党、前原誠司氏は維新の会との合流を視野に入れていると言われているのだけど。大阪都構想の敗北&松井一郎氏の代表辞任で、維新も衰退しちゃいそうな感じがあるし。
まさか皆でまとまって、自民党の衛星党(よ党)になるとか、ついには自民党に合流する人も出て来ちゃうとか・・・。<党ごと吸収されちゃうとか?^^;>
まあ、立民党の方は、彼らの妙な動きは気にせず、まずはしっかりと秋の臨時国会で、自分たちらしい主張をして、野党第一党としての存在感を示して欲しいと願っているmewなのである。(@_@。
THANKS
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