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進行中の凋落が数字となって現れ始めただけ。今後、「この製品すげえ」「このサービスいい」はほとんどが中韓その他海外からもたらされるでしょう。自民党は危機意識を国民と共有し、再生計画をたて、毅然と実行すべき時。
— kumago (@Go_kumaGo) September 11, 2020
1人当たりGDPが示す 25位の日本が26位の韓国に抜かれる日 三枝成彰の中高年革命
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/278611
2020/09/12 日刊ゲンダイ
GDPの推移(C)日刊ゲンダイ
どんなに嫌な思いをしても水に流して忘れるのは日本人の美徳かもしれない。
安倍政権が退陣を決めた途端、急落していた支持率がボンと上がったのも、そんな国民心理の表れだろう。しかし、どんな過去も不問に付せば、無責任な体質だけが残ってしまう。かつて国家と国民をどん底に突き落とした責任者が戦後に次々と復権したことは、どんなに文書や資料が改ざんされたり破棄されたりしても知らぬふりで反省しない安倍政権の姿勢につながっているように思う。
その安倍政権は経済面の実績をアピールしてきた。退陣会見の際も、安倍首相は「20年続いたデフレに3本の矢で挑み、400万人の雇用を創出した」と主張している。もっとも、その大半は不安定な非正規雇用だ。コロナの影響が出るまで経済は良くなっていた、という事実もない。これは「1人当たりGDP」について、世界銀行とOECDのデータを参考にした推移(別表)をみると明確である。
「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われるようになった1979年から日本のそれは急激に伸び、村山内閣の頃(95年)には米国も追い抜いた。だが、その後は低迷し、野田内閣の終わり頃(2012年)から第2次安倍政権にかけて盛り返したものの、以降はまた落ち込んだ。その結果、2019年は79年の4・7倍にとどまっている。
この間に中国は92倍、韓国は24倍、米国は5・5倍と、いずれも日本を上回る成長を遂げてきた。昨年は世界25位で、すぐ下の韓国(26位)にも肉薄されている。今年は抜かれてしまってもおかしくない。残念ながら、安倍さんがいくら胸を張っても、日本経済の実力は第1集団から大きく遅れているのである。
安倍さんの次は菅さんだという。だが、党本部で行われた所見発表演説会では終始下を向いて話し覇気がなく、これといった政治哲学も感じられなかった。「グレートリセット」を力強く訴えた石破さんとは対照的である。
人事面で恐怖を植え付けて部下を縛ることはできても、尊敬を集めるような人柄にも見えない。身内を優遇し弱者に目を向けない安倍さんの政治手法は褒められたものではないが、それでも一部には熱狂的な支持者がいた。それすらない菅さんに、いったい何を期待できるのだろうか。
三枝成彰 作曲家
1942年、兵庫県生まれ。東京芸大大学院修了。代表作にオペラ「忠臣蔵」「狂おしき真夏の一日」、NHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」、映画「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」「優駿ORACIÓN」など。2017年、旭日小綬章受章。
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