http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/699.html
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10月といわれる総選挙で落とせば良い。みんな。
— ty35090 (@ty35090) September 10, 2020
野党が嫌なら自民のアベの息のかかったのだけ落とせば良いのです。
「安倍なき安倍政権」という首なしお化けのような新政権 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278485
2020/09/10 日刊ゲンダイ
何の代わり映えもせず(C)日刊ゲンダイ
せっかく安倍晋三首相が退いたというのに、後を襲うのが菅義偉官房長官というのでは、何の代わり映えもせず、国民の目線からすればむしろ大迷惑である。
だってそうでしょう。第2次安倍政権の7年8カ月を通じて変わることなく官房長官として支え続けた彼が、安倍政権のすべてを継承すると言って出てきたのでは、それは菅政権というよりも「安倍なき安倍政権」という首なしお化けのようなもので、気持ちが悪いだけである。
菅は「6項目政策集」を発表して、コロナ対策とかマイナンバーカード普及とか地方創生とか言っているけれども、何の新味もない薄っぺらな話である。そんなことよりも私が聞きたいのは、「あなたが官房長官を務めていた間に実質GDPが498兆円から485兆円に下がってしまったのはなぜですか」ということである。あるいは「アベノミクスが始まる直前、13年3月には135兆円だったマネタリーベースが、それから日銀がせっせと440兆円ものお札を刷り増して、この7月には576兆円に達したというのに、そのせっかくのお金はどこに行ってしまったのですか」ということである。
こういう、この国の基本的な姿についてのイメージを国民に提供し共有し、さてそれをどのような方向に発展させていくのかの方策を示すのが政治の役割だと思うのだが、安倍も菅もそういう大きな方向性の話は全く苦手で、いつも枝葉末節しか語らない。
たとえば、安倍が選挙演説や所信表明で得意としていたのは「有効求人倍率」で、これは職安での求人と求職のバランスを示すだけである。日本のようにいち早く人口減少社会に突入していれば、慢性的に人手不足になるのは当たり前で、アベノミクスで景気がよくなって雇用が増えているかどうかとは何の関係もない。こんな子供だましみたいなことを言いたい放題に言わせておいて、正面切って批判し論破しない野党もマスコミもおかしくて、それが安倍政権が無為に長続きした要因のひとつである。
菅政権になっても同じことが続くとすれば由々しきことで、彼の口先三寸の詐欺話に引っかかることなく本質を射抜く知力を自ら鍛えなければならないだろう。
高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。
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