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反省なき安倍、最後の式辞覚悟か、保守度アップ+最多の4閣僚、靖国参拝+稲田Gは完全分裂(日本がアブナイ!)
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/139.html
投稿者 笑坊 日時 2020 年 8 月 16 日 20:34:29: EaaOcpw/cGfrA j86WVg
 

https://mewrun7.exblog.jp/29139820/
2020年 08月 16日 

 終戦から75年の節目となる15日、日本武道館で政府主催の全国戦没者追悼式が開かれた。

『天皇陛下は「おことば」で昨年同様に「深い反省」を盛り込み、「再び戦争の惨禍が繰り返されぬこと」を切に願うと述べた。コロナ禍についても公の場で初めて言及。「私たち皆が手を共に携えて、この困難な状況を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います」と語った。(朝日新聞20年8月15日)』

 天皇夫妻は、コロナ禍で大変な思いをしている国民のことを憂慮して、ご進講(専門家から話をきくお勉強会みたいなもの)なども受けたり、メッセージを発信する機会を考えたりしていたたのこと。

 それもあって、今回「私たちは今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、新たな苦難に直面していますが、私たち皆が手を共に携えて、この困難な状況を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います」というフレーズを織り込んだものと察する。

 また、安倍首相が第2次政権の13年8月になってから、それまでの首相が用いていた戦争に関する「反省」などの言葉を省くようになったため、上皇につづき今上天皇も安倍首相に代わるような形で「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い・・・」とのおことばを述べていた。(・・)

* * * * *

 そうなのだ。安倍首相は今回の式辞では、今までよりもさらに超保守的な姿勢を明確にあらわすような挨拶を行なったのである。

<もしかして、戦没者追悼式にも出るのもこれが最後かと思って、できるだけ言いたいことを言っとこうと思ったのかしらん。>

 戦没者追悼式での総理大臣の挨拶では、1993年に細川護熙首相(当時)アジア諸国への「哀悼の意」を表明。さらに94年には村山富市首相(当時)が「深い反省」を加えた。

 その後の自民党の首相も踏襲し、安倍首相も第1次政権時の07年に追悼式に出席した時の挨拶では使っていたのだが、第2次政権にはいってからは、8年連続、アジアへの加害責任や「深い反省」には言及していない。(-"-)

 それどころか、今年は、昨年まで繰り返し用いてきた「歴史」という文言が消えた。しかも、首相が外交・安全保障戦略を語る時に使う「積極的平和主義」が初めて盛り込まれたのである。

* * * * * 

 安倍首相&超保守派は、日本が日中戦争&太平洋戦争を行なったのは、自国とアジアを守るために止むを得ず行なった正当なものだ考えている。

 それゆえ、彼らはアジア諸国への加害責任を考えたり、謝罪や反省の言葉を表したりするのはおかしいと。そう主張し続けているのである。^^;

 しかも、彼らが目指す「積極的平和主義」は「平和を維持するためには、攻撃や戦闘をすることもやむを得ない」というものだ。

 それゆえ安倍主首相は、15年には集団的自衛権行使を認める安保法制を制定。日本は、他国を守るために戦争に参加できるようになっている。

 今は、専守防衛の概念を破る「敵基地攻撃」を検討している上、憲法9条自体を改正しようとまでしているわけで・・・。mewに言わせれば「平和主義」の敵みたいな存在なのである。(ーー゛)

『首相式辞から「歴史」消える 今年も加害責任は言及せず

 安倍晋三首相は15日、政府主催の全国戦没者追悼式に参列し、式辞を述べた。今年の式辞では、昨年まで繰り返し用いてきた「歴史」という文言が消えた。一方で、首相が外交・安全保障戦略を語る時に使う「積極的平和主義」が初めて盛り込まれた。アジアの近隣諸国への加害責任には今年も言及せず、戦後75年の節目のメッセージは「安倍色」が強くにじんだ。

 首相は天皇陛下の「おことば」に先立ち、式辞を述べた。式辞の構成や内容は、少なくとも過去数年、ほぼ同じだ。2019年に「歴史の教訓を深く胸に刻み」としていたくだりは今年、「世界をより良い場とするため」と変わった。12年末に発足した第2次安倍政権では昨年まで「歴史」が式辞に入り、「謙虚に向き合う」「教訓を深く胸に刻み」などと組み合わせて表現していた。

 また、近隣諸国への加害責任については8年連続で触れなかった。1993年に細川護熙氏がアジア諸国への「哀悼の意」を表明し、94年には村山富市氏が「深い反省」を加えた。その後の自民党の首相も踏襲し、安倍首相も第1次政権時の07年には使っていたが、第2次政権では一貫して式辞で言及していない。

 積極的平和主義は13年秋、首相が集団的自衛権行使容認の憲法解釈変更に意欲を示し、国家安全保障戦略(NSS)を議論した有識者会議の中で浮上した用語だ。直後の臨時国会の所信表明で首相は「我が国が背負うべき21世紀の看板」と演説した。

 13年12月に閣議決定したNSSの基本理念に据え、「国際社会の平和と安定及び繁栄の確保にこれまで以上に積極的に寄与していく」ものと説明。貧困削減や国際保健といった分野での取り組みの強化なども含むとしている。14年以降の通常国会の施政方針演説にも盛り込まれている。

 積極的平和主義を掲げる政府は現在、首相の今年6月の提起に基づき、NSSの改定を議論している。配備を断念した陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の代替策や、敵のミサイル基地などを直接攻撃する「敵基地攻撃能力」の保有などを検討中だ。

 ある省庁の幹部は「(21年9月の自民党総裁の)任期満了まで約1年で、政治信条を表現したかったのではないか」とみる。

 立憲民主党の枝野幸男代表は終戦の日に合わせ、「安倍・自公政権は戦後のわが国が育んできた立憲主義、平和主義を脅かす動きを強めており、こうした動きは断じて容認できません」などとする談話を出した。共産党の小池晃書記局長も「軍拡競争の悪循環を生み、北東アジアの緊張をさらに激化させるのは明らか」と政権を批判した。(菅原普)(朝日新聞20年8月15日)』

* * * * * ☆

 ちなみに超保守派と言えば、昨日の終戦記念日には、靖国神社に参拝することが重要な行事となっているわけだが。<春秋の例大祭の方がもっと大事なのだけど。>

 安倍首相自身は、とりあえず「自民党総裁」の肩書きで玉ぐし料を私費で納めたとのこと。<自民党総裁特別補佐の高島修一氏が代理で納めに行った。>

 ただし、実弟の岸信夫氏(衆院議員)は13日にしっかりと参拝していた。

 また、昨日は、小泉進次郎環境大臣、萩生田光一文科大臣、衛藤晟一沖縄北方大臣、高市早苗総務大臣の4人の閣僚が参拝した。4人の閣僚が参拝するのは過去最多。

 また、終戦の日に安倍内閣の現職閣僚が参拝するのは、16年に当時の高市総務大臣、丸川珠代五輪担当大臣以来4年ぶりだという。

 この中では、安倍側近でもある萩生田氏と衛藤氏がバリバリの日本会議系超保守派。高市氏もそれに準じる立場だ。

 小泉進次郎氏は、超保守仲間にははいっていないと思うのだが。議員時代から毎年行っていたらしい。個人の信念なのかな。

<そう言えば、父親の小泉純一郎氏が総裁選に出た時、超保守派の支持を得るために8.15に靖国参拝すると約束したことから、06年首相を辞めることが決まってから終戦記念日に靖国参拝を行い、大騒ぎになったことがあったな〜。>

 また、これまでは稲田朋美氏が、自らが会長を務める「伝統と創造の会」のメンバーを30人以上引き連れて、靖国参拝に来ていたのだが・・・。

 先月、『稲田朋美がポスト安倍に名乗り〜超保守の稲田を初の女性首相にはしたくない+仲間の信頼失う?』という記事に書いたように、女性としてシングルーマザーやLGBTの立場に理解を示した稲田氏の考えが、超保守思想に合わないということで、会が分裂。

 今回も2つに分かれて参拝を行なったようだ。(~_~;) <保守団結の会TOPの高島というのは、安倍総裁の特別補佐になっている人ね。>

『自民党の稲田朋美幹事長代行は自身が会長を務める「伝統と創造の会」のメンバー11人とともに参拝した。稲田氏は記者団に「今年は参拝される方が少ないように見受けられたが、素晴らしい青空の下で静かに参拝することができて非常に感謝している」と語った。

 小泉進次郎環境相ら安倍晋三内閣の閣僚4人が参拝したことについては「非常に理解できる。こういった不透明な状況の中において、政治家としての役目を果たすという誓いのお気持ちがあったのではないか」と語った。

 これに先立ち、高鳥修一筆頭副幹事長が代表世話人の「保守団結の会」も17人が参拝した。高鳥氏は「祖国に尊い命をささげられたご英霊に対して心から敬意と感謝、そして哀悼の誠をささげるために参拝した」と語った。

 保守団結の会は、安倍首相に対し、靖国神社参拝を求めている。高鳥氏は「靖国参拝は8月15日だけではないので、春、秋の例大祭でも引き続き求めていきたい」と述べた。(産経新聞20年8月15日)』
 
『終戦の日を迎えた15日、自民党の保守系グループ「伝統と創造の会」と「保守団結の会」が別々に靖国神社を参拝した。団結の会は6月、伝統の会を率いる稲田朋美幹事長代行への不満から発足した経緯がある。党内保守系の溝が深まり、次期総裁選をうかがう稲田氏は足場に不安を抱える。

 伝統の会は元々、2005年の郵政選挙初当選組のうち保守色の濃い議員が06年に発足させた。ただ、会長を務める稲田氏が昨年、議員連盟「女性議員飛躍の会」をつくり、選択的夫婦別姓の議論など女性政策を推進。伝統の会の一部メンバーが疑念を強め、団結の会結成に至った。(共同通信20年8月15日)』

 しかも、何と『超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は、新型コロナウイルスの感染に配慮し、今年は集団参拝を見送っ』たとのこと。(・o・)

<まあ、コロナ感染拡大防止の観点からは正しい判断だとは思うけど。・・・これまで、ず〜っと続けて来たのにね。^^;>
 
 何だか安倍首相が辞任した後は、これぞというリーダーが存在しないことから、自民党内の日本会議系の超保守グループも衰退して行くかも知れないな〜と(期待込みで)思うmewなのだった。(@_@。

 THANKS


 

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コメント
1. 2020年8月16日 21:36:09 : adhfTJCgIs : cEVIQ0svcXN0U0E=[90] 報告
自民党は安倍を含む右翼ヘイトウソまみれグループとそれ以外に分裂すればよい。それなら少しは希望は持てる。
2. 佐助[8177] jbKPlQ 2020年8月16日 22:27:46 : THpARxyKZ6 : OUNnUUJHV09lV2M=[10] 報告
戦争が金融恐慌を救うという妄想から脱出できない戦争に期待している自民党安倍政治と御用経済の指導者。

そして,バブルから早期脱出する手段は戦争であるという妄想をもつ人はビックリするほど多い。なにしろ日本は、朝鮮戦争特需やベトナム戦争特需を体験しているため、戦争による景気回復を待望する妄想は、鍵もかけないで放置されたままである。

そのために日本の政治と経済の指導者には,戦争待望論者が多数派である。そのために憲法九条を改変し非核三原則を反故に世界の憲兵入りしたい議員は多数派である。

2015年までに愛国的熱狂的に,靖国参拝の日米軍事同盟固執の戦争待望論者の安倍独裁政権を成功させている。それは2020年までは「ルール破壊時代」なので戦争特需によってコロナや世界恐慌から脱出できると信じ独裁政権を成功させている。

しかしこの独裁政権は,ロングテール社会を構築したために,自殺や飢餓や失業や倒産から逃れることができない。

そして世界を通貨から一層信用収縮させ,不正統計指数とピンハネタコ部屋の中に組み込み,古今未曽有の地獄絵図化を体験させることになる。

戦争なしに世界信用収縮恐慌が収束させるには,為替体制が安定し新しい機軸通貨体制(複数通貨制)にしなければ収束しない。

3. 2020年8月16日 22:28:09 : SGGcOywxTE : a3BWZkVINVV0Ty4=[1] 報告
靖国神社って、『長州藩(山口県)』の神社なので、私にとってはどうでもいいです。

http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2018/12/09/post-2160.html

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/96143

Songcatcher.

4. 2020年8月17日 06:48:37 : EO7BzZFUDQ : NUNMSUFJLkJRWE0=[652] 報告
これほどわがままに人生を謳歌しているのは
現代ではこのバカぐらいだろう
過去の日本史においても
類なき人物だ
総理になりたいといえば
総理させてもらい
お腹が痛いと仮病を言えば
総理をやめてやめたと思えば
総理になりたいといえば
杉田たちバカ官僚が整えて
総理に返り咲けて
こいつは沢でいるだけ自分の思うがままにしている
ケッキョクこのバカ
自分の力でなしとげたことないか
自民党と杉田達罵奸凌の罪は重い
5. 2020年8月17日 09:38:37 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[6626] 報告
新 深層政経 ツイッター超・情報

•2020/08/16
新深層政経
https://www.youtube.com/watch?v=w07RaJDMRkw

6. panbet37[2995] gpCCgYKOgoKChYKUglKCVg 2020年8月17日 12:27:22 : 6J7XudsF6g : SWhiVG1scjVucXc=[629] 報告
 そもそも、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」という名称そのものが、幼稚というか、あかちゃんっぽいというか、恥ずかしくなるようなオツム天天のバカ右翼・国粋主義者・戦争犯罪者もどきの反動的組織ですよ。

 大の大人が、まともな人間がやることか。よくこんな幼稚園児もどきのバカげた活動を、いい年をしたバカ男、バカ女が、恥ずかし気もなくやれるもんだ。見ているこっちが恥ずかしくなる。日本にとって害、国辱にしかならない、生きている価値のないおまえらバカはみんな、早よ死ね。―-そう言いたい。

7. 2020年8月17日 17:00:55 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[6631] 報告
〖青木理さん〗「安倍総理の右寄りはあと付け?」@地球規模の気候変動 Aサンデーモーニングで言えなかったこと B安倍総理の体調悪化説のウラC安倍総理の政治スタンス

•2020/08/16
野菜デモラジオ役立ち情報局
https://www.youtube.com/watch?v=0Iswt-UsTQY

8. 2020年8月17日 20:15:37 : bybQET2hQs : cnhjSXhXdEJxRWc=[35] 報告
「おざなり」を 隠す気もなし サイコパス
9. 2020年8月18日 03:06:42 : IJjjrLkBu1 : TkVzTE5CdVJubC4=[1472] 報告
    今年の終戦特集では当時の戦地で辛酸をなめた齢90歳を超えた生き残り元兵士の命を懸けた述懐が多く載せられたように思う。マスコミ人もこうした述懐が最後となる可能性を感じたのか、その中で誰一人として、戦争に勝てば平和が来ると言う者は無かった。ただ安倍内閣だけが、軍事行使で相手国を打ち負かした後の平和を平和と呼んでいるのである。述懐した生き残り元兵士の誰ひとりとして日本が負けたから平和が来なかったとは思わず、現在の平和な状態に感謝すると共に、この平和は日本が戦後軍事的解決を忌避しているからこそであると感じていることが明白だ。
    もう二度と戦争は嫌だ、が先の大戦経験者の共通語であることからも、戦争を知らない世代、かつ戦争責任を負うべき立場を祖父に持つ者が総理大臣となり、次なる軍事行動を決するからこその平和の到来であるとの認識との大変なズレが明らかになている。
    平和的生存権の行使で国民の安心安全を守ると強調したのが安倍麻生ら閣僚級だったが、戦争経験者は皆口を揃え、犠牲者の多くは一般国民と述懐している。国民は小学生までも労働に駆り出され空襲を受け逃げ惑い飢えに苦しんだ、このどこが軍事が国民の安全安心に繋がるのか。安倍内閣の妄想に付き合ってはいられないのが、齢90を超えてこれが最後とインタビューに応じた元兵士の述懐による終戦特集で良く分かるのである。
    

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