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【衝撃コロナより選挙】都内感染107人 口から出まかせ、ご都合主義の大罪 投票目前に破綻した小池都知事のコロナ対応 東京アラートで選挙運動をしたようなパフォーマンス知事のもとではコロナ対応は100%無理だと思ったが、案の定の最悪展開。これは再選どころか辞任モノではないか(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/wI2Q21qUhC
— KK (@Trapelus) July 3, 2020
投票日前に無残に破綻 小池都知事の“口だけ”コロナ対応
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/275501
2020/07/03 日刊ゲンダイ ※タイトルは紙面による
東京アラートで選挙運動をしたようなパフォーマンス知事(小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ
東京都の新型コロナウイルスの新規感染者が、2日107人となり、とうとう再び100人を超えてしまった。このところ連日50人前後で推移し、1日は67人。このまま増え続ければ、いつか3ケタに乗せる日が来るのではと誰もが恐れていたが、予想以上に早く現実になってしまった。3ケタは5月2日以来、2カ月ぶりだ。
緊急事態宣言解除後の感染者増加について、小池百合子知事はホストクラブや接待を伴う飲食店など「夜の街」関連を強調してきた。だが、その一方で感染経路不明の感染者は確実に増えていた。先月28日は新規感染60人中、不明者が半数以上の39人。感染拡大は夜の街クラスターに限った話ではない、という疑いはあったのだ。
実は早い段階から、そうした専門家の懸念があったことを、先月27日放送のNHKスぺシャルが伝えていた。同23日に行われた国立感染症研究所の専門家チームのミーティング。県境を越えた感染拡大を憂慮する意見が相次ぐ中で、東京都の感染状況についてメンバーの1人がこう言って、東京起点の第2波を危惧していたのだった。
「夜の街に目がくらんでしまっているが、市中へのスピルオーバーが心配。もう起こってしまっているのでは」
2カ月ぶりの3ケタ感染者は、実際にその通りだったことを物語っている。
「夜の街」強調は見当違い
ところが小池は、市中感染の拡大を見て見ぬふりできた。2日の臨時会見でこそ、このままだと感染経路不明者が4週間後には現在の6倍になる危険性を明らかにしつつ、「都内は『感染拡大要警戒』の段階にある」と毎度のボードを掲げて警戒を呼びかけた。だが、危機感をあらわにしながらも、相変わらず「夜の街」をヤリ玉に挙げることはやめない。「新宿や池袋などの特定エリアでの集団検査で目立って増えているのだから、同じ3ケタの感染者数でも3月や4月とは違う」と強弁したのだ。
医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏が言う。
「『夜の街』を強調するのは見当違い。氷山の一角に過ぎず、他でも感染者が多数いると思います。例えばニューヨークではまずホームレスにPCR検査をした。東京には山谷があるのにどうして集中的に検査をしないのか。市中感染を広げないために抗体検査やPCR検査を徹底しなければならないのに、日本ではいまだPCRは最大1日2万8000件。3月に日本と同規模の検査数だったドイツは1日17万件体制まで増やしています。『ウィズコロナ』で行くなら、感染者を早く見つけて隔離することが重要。それが世界標準です。それなのに、病床稼働率など医療体制の充実に問題をすり替えている。小池知事がやるべきは思い付きのアイデアで世間を困惑させるのではなく、安価にできるPCR検査を増やす体制を早くつくることです」
五輪なんて無理(C)日刊ゲンダイ
都知事選を中心に回るコロナ対策
小池のこれまでの口から出まかせ、ご都合主義のコロナ対策を振り返れば、再びの感染拡大を招くことは予想された。
都民にとって目安となる7つの指標で感染状態を示し、休業要請緩和の基準にするとしたのに、基準に達する前にロードマップの「ステップ」をどんどん緩和した。客観的数値を軽視し、基準なんてあってないようなものだと批判されると、先月30日にはその基準さえ撤廃。専門家の意見を参考にはしながらもフリーハンドで恣意的な政策決定を可能にしたのだから、開いた口が塞がらない。
都庁やレインボーブリッジを真っ赤に染めるのをやめた直後の出馬表明はパフォーマンスの最たるもので、いま改めて「東京アラート」は選挙運動の一環だったことがよく分かる。
小池のコロナ対策が、2日後に投票日(5日)が迫る都知事選を中心に回っているのは疑いようがなく、3日午後は、2日の会見でも「夜の街」として具体名を挙げた池袋へ。豊島区が主催する「コロナ感染防止大会」に出席するためだが、同区は小池の国会議員時代の地元。ずらり顔を揃える関係業界団体幹部らへの“最後のお願い”みたいなものだ。
第2波瀬戸際の「感染拡大要警戒」という緊急事態に至ってもコロナの選挙利用とは酷すぎる。
まだ間に合う 失政の引責で再選を辞退したらどうか |
「第2波を起こさないためにしっかりこらえる必要がある」
「都民、事業者にご協力をお願いする。心からのお願い」
2日の会見で小池は「お願い」を繰り返した。
感染者拡大に転じた米国のカリフォルニア州は、1日からレストランの店内飲食を禁止するなど規制措置を再導入した。東京都も再び休業要請していい事態である。しかし小池は否定的。「お願い」ベースの“自衛”を求めるばかりで、「あれ(休業要請)に戻るのは誰も好ましいと考えていないと思います」と言い放った。
だが、強気の裏にあるのは、経済活動を重視して休業要請を出さないのではなく、カネがないから要請できないという現実だ。
東京都は休業要請に応じた事業者に支払う最大100万円の協力金などの対策に、既に1兆820億円を投入。昨年度末までに9032億円まで積み上げた財政調整基金の95%を取り崩し、基金残高は807億円にまで減ってしまった。予算規模15兆円の都にとって、貯金はほぼスッカラカンと言っていい。
豊かな財政こそが独自政策の裏付けだったが、もはや限界。だったら東京五輪なんてやめたらいいじゃないか、という状況だ。最低でも3000億円とされる五輪延期に伴う追加費用を出す余力はないはずだ。
都政取材25年の地方自治ジャーナリスト・葉上太郎氏はこう話す。
「法人2税(法人事業税と法人都民税)を基本とした都財政ですが、リーマン・ショック時は1年間で1兆円という過去最大の減収を経験しました。コロナ禍による経済的影響はリーマン時より悪いといわれていますから、来年度の予算編成では、さまざまな事業が切り詰められるなど影響が出る可能性が高い。来年1月、予算原案で具体的な数字が出た時に、『この厳しい財政で、他の事業を切ってでも五輪をやるのか』と、驚きの声が上がることになると思いますよ。加えて、ただ支出を削るだけでなく、失業対策などコロナ関連の事業はやらざるを得ないのに、都民を殺してでも五輪をやるのか、みたいな話になりかねません」
やってるフリが招いた第2波の危機
思い返してみれば、東京都のコロナ対策が遅れ、3月の3連休での人出が原因とみられる感染が広がったのは、小池が東京五輪開催を優先したからだった。五輪延期が決まった後に「感染爆発」や「ロックダウン」と叫び出し、“やってるフリ”で旗振りしてきたが、それも都知事選優先で、今回の新規感染者100人超えという最悪事態を招いた。
メディアの世論調査では、都知事選は小池の勝利が確実な情勢だが、再選どころか、第2波の危機を招いた引責辞任モノじゃないか。パフォーマンス知事では、この先やってくる第2波に対応するのはとても無理だ。「女帝」にかじ取りを任せたら、東京はどん底、都民は皆殺しである。
政治評論家の森田実氏が言う。
「ここへ来ての新規感染者100人超えはかなり深刻な話です。楽観論を振りまいて、経済重視でやってきたもののつまずいた。全国で収まりかけていたのに、東京が感染を振りまいている形で、明らかな失政です。政治家なら『これは私の責任だ』として、都知事選の候補者から降りるくらいの厳しい対応を取るべきです。世論調査で圧倒的優勢と示されているように、都知事選で小池氏をワッショイワッショイと支持するのは危険。楽勝させたら、今後の都政に禍根を残すことになるでしょう」
小池のコロナ対応が破綻したことは誰の目にも明らか。少なくともまだ投票日前だ。都民はいま一度、冷静に考えるべきだ。
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakuten) July 3, 2020
【コロナより選挙】
【投票日前に破綻した小池都知事のコロナ対応】
『口から出まかせ、ご都合主義の大罪』
「東京アラートで選挙運動をしたようなパフォーマンス知事のもとではコロナ対応は100%無理だと思ったが、案の定の最悪展開。これでは再選どころか、辞任モノではないか」 pic.twitter.com/rE0sIerUJC
今更言うまでもなく、みんな知っています。コロナの一旦の収束は一般の国民の身を切る努力の賜物でした。破綻も何も、現職都知事は何もしてない。
— 不二子 (@Fujico1219) July 3, 2020
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