http://www.asyura2.com/20/senkyo273/msg/774.html
Tweet |
【「排除」の「女帝」の危険な思想】「悪いのは私じゃなくて夜の街」東京アラートでバカ騒ぎし、選挙に合わせて解除した「自分中心」都知事が選挙前に再びアラートを出すわけがないが、一事が万事のご都合主義 コロナ対策はCMを流してやってるフリ(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/J4IAGyuFZp
— KK (@Trapelus) June 30, 2020
小池都知事のご都合主義「悪いのは私じゃなくて夜の街」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/275308
2020/06/30 日刊ゲンダイ ※タイトルは紙面による
東京アラートで騒ぎ立て、都知事選に合わせて解除したきり(C)共同通信社
「第1波」の余波が続いているのか、それとも「第2波」襲来の始まりなのか。このタイミングで政府の「専門家会議」が廃止され、詳しい状況がさっぱり分からないものの、いずれにしても終息していないことだけは間違いない。
29日、新たに58人の新型コロナウイルス感染者が確認された東京都。1日あたりの感染者数は、緊急事態宣言が解除されて以降で最多となった28日の60人よりは減ったものの、4日連続で50人を突破した。
都内の1日あたりの新規感染者数は4月17日に206人を記録してから減少傾向にあったが、宣言解除前後からは一転して増加傾向にある。
こうなると、気になるのが感染拡大の警戒を都民に呼びかけるために都が設けた「東京アラート」だ。発令する主な指標は、@1日あたりの感染者数(1週間平均)が20人以上A感染経路が不明な人の割合(同)が50%以上B週単位の感染者数の増加率が1倍以上――で、6月2日にはAとBが指標を上回ったとしてアラートが発令され、都庁とレインボーブリッジがそれぞれ赤くライトアップされた。
この指標に沿うのであれば、都庁やレインボーブリッジは再び、赤色の警告を灯していてもおかしくないが、都は、新たな感染者はホストクラブなど「夜の街」関連の人が多く含まれ、院内感染も含めて感染源をたどれることや、市中感染ではない――といった理由からアラートを発令する気はないらしい。だが、仮にこのペースで新規感染者が増え続けた場合、都民はどう対処すればいいのか。まったく無責任極まりないだろう。
感染拡大は止まらない(C)日刊ゲンダイ
コロナ対策はCMを流してやっているフリ
一体、何のために「東京アラート」が作られたのか分からないが、本をただせば、アラート解除について、「数字(感染者数)は落ち着いており、東京アラートの役目も果たしたのかなと思う」とノンキに構えていた小池都知事の政治姿勢にも原因があるだろう。
「このところの(感染者数の)高止まりを私も大変気にしております。(感染)経路が分からないという方は、そんなに多くはないんですけど、ただ(感染者の)絶対数はかなり増えていて……」
29日、囲み取材でこう答えていた小池。増加傾向にある新規感染者数について問われた際には、「今は積極的な検査をしているから」ともっともらしく説明していたが、この発言は裏を返せば、今まで積極的な検査をしていなかった、と認めたのに等しい。つまり、都民にとって何の説得力もないのは言うまでもなく、結局、都の新型コロナの感染状況というのは「東京アラート」の解除前後で何も変わっていないという証左だ。
都は30日にも、休業要請などの目安としてきた「週平均で1日の感染者数が50人以上」など7つのモニタリング指標を見直し、新たな方向性を示すというが、何も分からずに新たな方向性もヘッタクレもない。「東京アラート」でバカ騒ぎし、都知事選挙に合わせて解除した「自分中心」の都知事が、選挙前に再びアラートを出すわけもないが、一事が万事、ご都合主義と言っていい。小池都政を取材し続けてきたジャーナリストの横田一氏がこう言う。
「要するに自分が目立ちたい。新型コロナ対策にしても、都の税金を使ってCMを流し、やっているフリをしていただけ。東京アラートも口先ばかりで、都民の命など二の次なのでしょう。1期目の公約の実現度を見ても何ひとつマトモに達成していない姿勢を見れば、嘘と詭弁まみれの都政といっていいと思います」
課題山積の都政運営の舵取りは極めて難しい |
「感染経路が不明な症例のうち夜間から早朝にかけて営業しているバー、そしてナイトクラブ、酒場など接客を伴う飲食業の場で感染したと疑われる事例が多発している」「こうした場への出入りを控えていただくようにお願いしたい」
小池が新型コロナ対策として、名指しで自粛要請を呼び掛けていたのが「夜の街」だ。
大阪府の吉村知事が休業要請に従わない「パチンコ店」をやり玉に挙げていた強権手法と同じで、小池が「夜の街」をことさら強調するのは、「悪いのは私じゃなく夜の街」とアピールしたいためではないのか。
おそらく、小池はホストクラブなど「夜の街」で働く人の感染は自業自得などと映っているのだろうが、誰だって感染したくて「夜の街」で働いているわけじゃない。
生活苦でやむを得ずに働いている人だって大勢いるのに、そんな現実は少しも見えていないし、想像もできないのだろう。
本来は、そういう弱者に対して手を差し伸べるのが政治の役割だが、かつて希望の党(当時)の党首として、民進党(同)からの合流組の一部を「排除します」と切り捨てた小池にとって、弱者に責任転嫁するという「排除の論法」は当たり前の発想なのだ。ノンフィクション作家、石井妙子氏の「女帝 小池百合子」(文芸春秋)で描かれている危険な思想そのものではないか。
小池リードの理由は消極的支持に過ぎない
「クラスター」「オーバーシュート」「ロックダウン」……。詰まるところ、小池都政の新型コロナ対策とは、横文字を並べて「やっているフリ感」を強調していただけ。「ウィズコロナ」だって、「自分の身は自分で守れ」という自己責任を都民に押し付けている論法に過ぎない。
もはや、小池が都知事に就いていること自体が「東京アラート」と言ってもいいのだが、そんな小池を多くの都民が支持しているのだから、恐ろしい世の中だ。
7月5日投開票の都知事選をめぐるメディア各社の世論調査でも、「現職の小池百合子氏がリード」(時事通信)、「現職の小池百合子氏が他候補を大きく引き離し、安定した戦いを展開」(読売新聞)、「現職の小池百合子氏が優勢」(毎日新聞)など、小池有利との見方が支配的だからクラクラしてしまう。三浦麻子大阪大教授ら心理学者の研究グループがまとめた調査で、米国や英国などと比べて、日本では新型コロナに感染するのは本人が悪い、と考える割合が高かった――と報じられた。
こうした「自己責任論」「弱者排除」の危うい風潮が、小池支持の土台になっている面は否めないのだが、今の都政の現実といえば、見れば見るほど、暗澹たる思いが強くなる。
新規感染者が増えているにもかかわらず、小池の見せかけのパフォーマンスによって都の「貯金」(財政調整基金)はスッカラカン。金がない都は仕方なく、営業自粛をどんどん解除し、巨額の追加負担を強いられると分かっていながらも五輪は強行と旗を振るしかない。うまい具合に新型コロナが収まったら儲けもの。そんな「奇跡の神業」に頼るしかないのが都政の実相なのだ。政治評論家の小林吉弥氏はこう言う。
「小池氏の支持が高い理由は2つ。1つは他の候補者と比べて消去法で『まあいいか』ということ。現職の強みに加え、新型コロナ対策でメディアにバンバン露出した効果でしょう。2つ目は、安倍政権があまりに酷いので、やはり『小池都政の方がまだマシ』と考える有権者が多いことです。いずれにしても、消極的支持で小池氏がリードしているわけですが、新型コロナ、都財政、五輪……など課題山積の都政運営はこれまでのようにはいかない。舵取りは極めて難しいと思います」
仮に小池続投になっても、任期途中で放り出すかもしれない。
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakuten) June 30, 2020
【(小池知事)市中感染拡大放置】
【「排除」の「女帝」の危険な思想】
『悪いのは私じゃなくて夜の街』
「弱者に責任転嫁という“排除”の論法。これを多くの都民が支持しているのだから、恐ろしい世の中だ」
“東京アラートでバカ騒ぎし、選挙に合わせて解除した「自分中心」都知事” pic.twitter.com/hFp3G0w0PN
ご自身のオリンピックの固執による初動の失敗をロックダウンの叫び声でごまかし、責任を夜の街に押し付け、何もしないでテレビに出まくるくせにテレビ討論はしない。みんなで、電通に都知事選のテレビ討論を責任持ってさせるようにしませんか。
— ナインマン (@rq1tAf90U3H6yDN) June 30, 2020
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK273掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK273掲示板 次へ 前へ
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。