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菅原一秀氏は不起訴…現金アウトで香典セーフの悪しき前例
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/275201
2020/06/27 日刊ゲンダイ
菅原一秀前経産相は不起訴処分に(C)日刊ゲンダイ
何のことはない。安倍官邸の“守護神”がいなくなっただけで、「巨悪をぐっすりと眠らせる」という本質はちっとも変わっていないらしい。
自民党衆院議員の菅原一秀前経産相(58)=東京9区=の秘書が選挙区内で香典を配ったなどとされる公選法違反疑惑で、菅原議員を起訴猶予とした東京地検特捜部のことだ。
特捜部によると、菅原氏は2017年7月〜19年10月、秘書を通じ、選挙区内の延べ27人に対し、親族の死去に伴う枕花や香典の名目で計約30万円を寄付したという。
公選法は、政治家本人が出席した葬式や通夜で香典を出す場合などを除き、選挙区内の有権者への寄付を原則禁止している。菅原氏は「週刊文春」の記事で疑惑が明るみに出た昨年10月、経産相を辞任。今月16日に開いた突然の記者会見では、「一部公選法に触れる事案がございました」と違法行為を認めていた。
特捜部は「大半のケースでは自らが弔問しており、あくまで例外と位置づけられる」 「大臣の職を辞して記者会見においても事実を認め謝罪したことを考慮した」などと説明しているが、文春の記事によると、菅原事務所では、カニやメロン、イクラなどを有権者に配ることが当たり前だったほか、<地元新年会などに参加した際、本来決められた会費以上の金額を町会などに手渡すことが常態化していた>という。
有権者に現金を配り歩いて特捜部に公選法違反容疑(買収)で逮捕された前法相の河井克行衆院議員(57)や、妻の案里参院議員(46)=いずれも自民党離党=のケースと同じで、「大臣の職を辞した」からといって済む話ではない。
これでは、現金は「アウト」だが、カニやメロン、香典であれば「セーフ」という悪しき前例を作りかねない。
特捜部がこういう恣意的な判断をするから、河井両容疑者が「なんで私たちだけが逮捕されるのか」などと開き直るのであり、特捜部がふだんから「違法は違法」と毅然とした態度で捜査していれば、人事権をめぐって安倍政権に手を突っ込まれることもなかっただろう。
松尾邦弘・元検事総長(77)ら検察OBは、検察庁法改正に反対する意見書の中で、安倍政権を<フランスの絶対王制を確立し君臨したルイ14世の言葉として伝えられる『朕は国家である』との中世の亡霊のような言葉を彷彿とさせるような姿勢>と断じていたが、今の検察組織もまた、「腐った法服貴族」と言わざるを得ないだろう。
このままだと、第2、第3の“守護神”が出てくるのも時間の問題だ。
日本が法治🇯🇵国家では無い証拠。
— 古狸 (@kkatsuyosni) June 26, 2020
#菅原前経産相の不起訴に抗議します
— ともノイズ📢 (@tomonoise) June 27, 2020
もはや安倍政権は悪しき前例を産み出すだけの存在だと言っても過言ではないと思う。
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