日本のコロナ対応はなぜ失敗したのか（植草一秀の『知られざる真実』）　赤かぶ

日本のコロナ対応はなぜ失敗したのか（植草一秀の『知られざる真実』）　
http://www.asyura2.com/20/senkyo273/msg/681.html
投稿者赤かぶ日時 2020 年 6 月 27 日 18:15:05: igsppGRN/E9PQ　kNSCqYLU

日本のコロナ対応はなぜ失敗したのか
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-aee6cb.html
2020年6月27日　植草一秀の『知られざる真実』

安倍内閣のコロナ対策が迷走を続けている。

コロナ被害の大きさを人口当たりの死者数で捉えると、日本の人口当たり死者数は欧米と比較すると格段に低い。

日本の人口１００万人当たりの死者は７．６人。

ベルギー８４０人、英国６４０人、仏４５６人、米国３８６人と比較すると１００分の１から５０分の１の水準だ。

このことから、安倍首相は５月２５日の会見で

「日本ならではのやり方で、わずか１か月半で、今回の流行をほぼ収束させることができました。

正に、日本モデルの力を示したと思います。」

と述べた。

おへそでお茶が沸いてしまう。

人口当たり死者数が少ないのは東アジア共通の現象であるが、その東アジアのなかで日本は最悪グループに属している。

東アジア各国・地域の新型コロナウイルス感染症による人口１００万人当たり死者数は以下の通り。
（データ出所はhttps://bit.ly/3cynEwY）

１．フィリピン　　　１１
２．インドネシア　　１０
３．日本　　　　　　　８
４．韓国　　　　　　　６
５．シンガポール　　　４
６．マレーシア　　　　４
７．中国　　　　　　　３
８．香港　　　　　　　０．９
９．タイ　　　　　　　０．８
10．台湾　　　　　　　０．３
　　ベトナム　　　　　０
　　モンゴル　　　　　０
　　カンボジア　　　　０

日本のコロナ被害は東アジアでワースト３である。

東アジアと欧米ではコロナ被害に格段の格差がある。

人口当たり死者数で１００倍の開きがある。

何らかの原因があると考えられる。

ひとつの仮説は、東アジアで流行したコロナウイルスが弱毒性であったのに対し、欧米で流行したウイルスが強毒性であるとするもの。

この仮説が正しければ、東アジアも安心していられない。

強毒性のウイルスの感染拡大が東アジアで発生すれば欧米と同等の被害が広がることになる。

もうひとつの仮説は、東アジアの人々が何らかの免疫機能を有しているというもの。

インフルエンザ等の感染が例年発生するこの地域の人々が何らかの免疫機能を有し、そのために重篤化が抑止されている。

この仮説が正しければ、東アジアでの被害拡大のリスクは限定されることになる。

現時点では後者の仮説が正しいという確証がなく、引き続き警戒を緩めるわけにはいかない。

日本は東アジアのなかで最悪のパフォーマンスを示すグループに属している。

最良のパフォーマンスを示しているのが台湾である。

台湾政府の対応を見ると、日本政府の対応の誤りが鮮明に浮かび上がる。

台湾政府が武漢の異変を確認したのは昨年の１２月３１日。

この時点でＷＨＯに警告のメッセージを送っている。

１月５日には専門家諮問会議を招集。

１月８日には中国の武漢を対象に水際対策を開始した。

１月２０日には感染対策指揮センターを立ち上げた。

中国政府が武漢市を封鎖したのが１月２３日だった。

日本の安倍首相は武漢封鎖翌日の１月２４日に在中国日本大使館公式ＨＰで「安倍晋三内閣総理大臣春節（旧正月）祝辞」と題するビデオメッセージを公表した。

安倍首相は

「春節に際して、そしてまた、オリンピック・パラリンピック等の機会を通じて更に多くの中国の皆様が訪日されることを楽しみにしています」

とビデオメッセージで述べた。

外務省がコロナ問題拡大を受けてこの動画をネット上から削除、隠蔽したため、現時点では閲覧不能になっている。

台湾が水際対策で武漢からの人の移動を遮断したのに対し、安倍内閣は中国人の訪日を要請した。

そして、日本政府はＰＣＲ検査を徹底的に抑制した。

五輪開催に向けてコロナ感染者数を少なく見せることが最優先されたのだと推察される。

３月２０日には五輪聖火到着式まで挙行された。

コロナ対応が２ヵ月半も遅れた。

これが日本での被害が拡大した理由である。

不幸中の幸いで、東アジアの被害が軽微に抑制されたことで安倍内閣の失敗が陰に隠れただけだ。

小池都知事は「東京アラート」を廃止したが、制度が残されていれば、アラートが鳴り響く状況にある。

こんな政府、都政では国民、都民の命と健康は守られない。

1. 赤かぶ[84898] kNSCqYLU 2020年6月27日 18:15:34 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[14741] 報告

▲△▽▼

ブログ記事「日本のコロナ対応はなぜ失敗したのか」https://t.co/md7sShR7jS メルマガ記事「コロナ対応失敗安倍内閣の迷走続く」https://t.co/stCff3E1gR 更新しました。ご高覧、拡散お願いします。#専門家会議廃止 #五輪ファースト #利権ファースト #東京マラソン強行 #小池ファーストに東京アラート
— 植草一秀@ガーベラ革命 (@uekusa_kazuhide) June 27, 2020

2. 日高見連邦共和国[20576] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2020年6月27日 18:16:18 : aseENj7lZI : cUgySFhNU3JObEk=[45] 報告

▲△▽▼

むしろ逆に、安倍自民の政策で、成功したものって？（笑）

3. 赤かぶ[84899] kNSCqYLU 2020年6月27日 18:16:39 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[14742] 報告

▲△▽▼

繰り返される日本の失敗パターン

＜緊急事態宣言の1カ月延長が事実上決まった。日本で新型コロナウイルスへの急激な感染拡大が起きたのは中国より2カ月、韓国より1カ月遅れで、その教訓を汲んで準備を整える時間があったはずなのに、なぜ日本の対応は失敗したのか＞https://t.co/K1Z8nVG6xB
— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) May 9, 2020

4. 赤かぶ[84900] kNSCqYLU 2020年6月27日 18:17:22 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[14743] 報告

▲△▽▼

緊急事態宣言の1カ月延長が事実上決まった。日本で新型コロナウイルスへの急激な感染拡大が起きたのは中国より2カ月、韓国より1カ月遅れで、その教訓を汲んで準備を整える時間があったはずなのに、なぜ日本の対応は失敗したのか（東大社研・丸川和雄教授）https://t.co/ba34RFPDfE
— 中野晃一　Koichi Nakano (@knakano1970) May 4, 2020

5. 2020年6月27日 18:53:08 : 62P6CwVYxE : THhqTkpWaUFybVU=[4] 報告

▲△▽▼

>>2
雇用改善くらいか？他には自殺率が下がったとか。
その影響で高支持率が維持されていたのだとさ。
どれくらいの人が具体的にそれを認識していたのか
甚だ疑問だがテレビは騒がない上に各個人の日常が
平穏そのものなら白紙委任もするだろうな。

6. 2020年6月27日 19:04:39 : 62P6CwVYxE : THhqTkpWaUFybVU=[5] 報告

▲△▽▼

経済成長感じない人は「よほど運がない」　麻生氏

＞政権の安定があったからこそ、これまでの経済成長が
＞ずっと継続性を持たせられたのは間違いない
＞事実であって、５年前より今の方が悪いという人は、
＞よほど運がなかったか、経営能力に
＞難があるか、なにかですよ。
https://www.asahi.com/articles/ASL4K6VJCL4KUTFK023.html

マジョリティが普通に生きて暮らせるのならば
「こんな世の中も悪くない」と考えるのが自然。

＞不幸中の幸いで、東アジアの被害が軽微に
＞抑制されたことで安倍内閣の失敗が
＞陰に隠れただけだ。
＞こんな政府、都政では国民、都民の命と
＞健康は守られない。

小池支持＝マジョリティの利益なのだろう。
変わらない変えられないのだ。
永遠はない。何時か潰える、それだけだ。
嗚呼、諸行無常。

8. パレオリベラル[208] g3CDjINJg4qDeIOJg4s 2020年6月27日 20:53:36 : lmq570zKTY :TOR Vzlzdkt2TUUvMVU=[1] 報告

▲△▽▼

⇒《ひとつの仮説は、東アジアで流行したコロナウイルスが弱毒性であったのに対し、欧米で流行したウイルスが強毒性であるとするもの。》

時期的に早い段階ではウイルスの感染力が弱かったのかもしれません。

ヘリョン・チェ氏
「変異により、ウイルスの周りのスパイク（突起）タンパク質の安定性が高まり、スパイクタンパク質の数が増えた。」
「時間が経つにつれ、この変異株の割合がしだいに多くなり、それに伴って新型コロナウイルスの感染力もしだいに強まった」
「今年5月までに報告された新型コロナウイルスの塩基配列を見ると、70％にこの変異がある」
「3カ月前の段階では、この変異は全く見られなかった」
「ウイルスに淘汰圧が働いた結果」
「それにより新型コロナウイルスは発生初期に比べ、人から人へと感染しやすくなった」
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/post-93783.php

まさにこれがダーウィンの進化論ではないのか？　二階よ。
淘汰圧がかかった結果、スパイクタンパク質を多く持つ種だけが生き残った。
強力になった新・新型コロナウイルスが世界に伝播されるのか？
水際作戦を強化する準備はしておいたほうがよさそうだと思う。

植草氏、がんばってください。応援しております。
日本の独立（脱米親亜）・民主化・脱土人・脱原発・脱炭素……共産・れいわ政権樹立へ。
行政のＡＩ化・自動化を進め、小さな裁量、大きなプログラム再分配の「無人巨大政府」をめざす。

[１２初期非表示理由]：アラシ認定により全部処理　http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/637.html#c35

10. 日高見連邦共和国[20590] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2020年6月28日 07:10:25 : aseENj7lZI : cUgySFhNU3JObEk=[59] 報告

▲△▽▼

>>05

うん。でも、それにしたって『日銀の金融緩和政策』によってであって、厳密には政権の政策によるものではないですが。

一応、表向きはネ。（笑）

11. 日高見連邦共和国[20591] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2020年6月28日 07:12:15 : aseENj7lZI : cUgySFhNU3JObEk=[60] 報告

▲△▽▼

>>08　パ―

＞水際作戦を強化する準備はしておいたほうがよさそうだと思う。

『よさそう』なんてレベルではなく、“必須”なんだが？ヌルいこと言ってんじゃねーよ！

12. 2020年6月28日 18:59:25 : JQONAc1R1o : OHFMaW9tUFJoRHM=[76] 報告

▲△▽▼

なぜ　失敗したのかは周知のとおりなので・・
それにしてもウイルスの塩基配列の突然変異の対極にある特異性や
ウイルス発生源の追及　感染死体の検死を禁じるWHOの不可解
昨年の香港デモで大打撃寸前の中凶という時系列からして
この今回のコロナ禍のウイルス解析からパンデミックの全容解明まで
政治的・外交的・利権的障害が大きすぎる
中凶の崩壊前夜が今の状況とすれば
世界的な人・物・カネの結びつきの強さからして
全世界的な紛争状態を望むのは
ウイルスをばら撒いた悪意と失態を隠しきれない証左ともいえる