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安倍首相、夜の会食を3カ月ぶり解禁 党関係者「政局のスイッチが入ってきた」 - 毎日新聞 https://t.co/9n0uCrGvAH
— kmos@7月5日#東京都知事選!期日前投票中!#選挙に行こう!#国会を見よう!#安倍はやめろ! (@kmokmoss) June 21, 2020
安倍首相が19日、約3カ月ぶりに「解禁」した夜の会食の相手は。麻生副総理兼財務相、菅官房長官、甘利元経済再生担当相でした。3氏は2012年末第2次内閣発足から16年に甘利氏が閣僚を辞任するまで、安定政権の基礎を築いたメンバーです。 衆院解散がささやかれ始めています。https://t.co/l35kj6NLbo
— 小川一 (@pinpinkiri) June 20, 2020
安倍首相、夜の会食を3カ月ぶり解禁 党関係者「政局のスイッチが入ってきた」
https://mainichi.jp/articles/20200620/k00/00m/010/163000c
毎日新聞 2020年6月20日 20時11分(最終更新 6月21日 18時16分)
通常国会が閉会し、安倍晋三首相は新型コロナウイルスの感染拡大で自粛していた夜の会合を再開した。内閣支持率は低迷しているが、首相の「政局のスイッチ」が入り、早期の衆院解散に打って出るとの観測も出始めた。首相に何が起こっているのか?
「追い込まれ解散」で政権失った麻生氏は「早期解散論者」
安倍晋三首相が19日、約3カ月ぶりに「解禁」した夜の会食の相手は、麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、甘利明元経済再生担当相だった。3氏は2012年末の第2次内閣発足から16年に甘利氏が閣僚を辞任するまで、安定政権の基礎を築いたメンバーだ。
約2時間半の会食の間、首相は終始リラックスした様子で会話も弾んだという。自民党関係者は「政局のスイッチが入ってきた。12年の『安倍組』は一枚岩だと見せたいのだろう」と語った。
自民党内では6月10日以降、早期の衆院解散論が出始めた。この日、首相は首相官邸で麻生氏と2人で約1時間の長時間にわたり会談。麻生氏は首相時代に早期解散を見送り、09年の「追い込まれ解散」で政権を失った苦い経験があり、「早期解散論者」(首相官邸幹部)とされる。自民党内では「麻生氏が早期解散を進言した」と見られている。
早期解散論の根拠は、衆院議員の任期満了が約1年4カ月後の21年10月に迫る中、解散時期の選択肢が限られることだ。現在は比較的落ち着いている新型コロナウイルスの感染状況も「第2波、第3波が来たら解散できない」(自民党幹部)恐れがある。年を越せば、通常国会で春まで予算審議が続き、夏には東京オリンピック・パラリンピックが控える。首相と近い閣僚は「あと1年たったら追い込まれ解散だ」と危機感を募らせる。
「安倍首相では選挙は戦えない」広がる不安
しかし、自民党総裁の任期満了が21年9月に迫り、求心力の低下が進む首相が解散に踏み切るのは容易ではない。新型コロナ対策の遅れ、黒川弘務・前東京高検検事長の定年延長を巡る問題、河井克行・案里両容疑者の公職選挙法違反事件など政権への打撃が続き、内閣支持率は低下。政権浮揚策も乏しいのが実情で、「安倍首相では選挙は戦えない」との声も漏れる。
首相は18日の記者会見で、総裁4選の可能性を改めて否定した上で「国民の信を問うべき時が来れば、ちゅうちょなく解散を断行する考えに変わりはない」と述べた。だが、首相官邸幹部は「首相は今のところ、解散せずに任期満了まで首相を続けるのが望ましいと考えている」と明かす。
自民党幹部「今、解散しないと状況はどんどん悪くなる」
首相は今後、内閣支持率や新型コロナの感染状況などを見極めながら、解散するかどうか検討するとみられる。現状では、解散に消極的との見方もある首相だが、自民党幹部は「今、解散しないと状況はどんどん悪くなる。自民党の議席の減り幅が少ない時に解散した方がいい」と強調する。
政権の「低空飛行」が続けば、麻生氏らの「早期解散論」に外堀を埋められる可能性もある。【遠藤修平、畠山嵩】
焦点 自民党内じわり早期解散論 首相求心力低下、ハードルは高く
https://mainichi.jp/articles/20200621/ddm/002/010/040000c
毎日新聞 2020年6月21日 東京朝刊
通常国会が閉会し、政府・自民党内では内閣改造と党役員人事、さらには衆院解散をにらんだ動きが活発化しつつある。安倍晋三首相は新型コロナウイルスの感染拡大で自粛していた夜の会合を再開。首相の自民党総裁任期満了が来年秋に迫る中、早期の衆院解散の観測も流れる。だが、内閣支持率が低迷し、新型コロナの第2波も懸念され、政権は視界不良だ。
安倍晋三首相が19日、約3カ月ぶりに「解禁」した夜の会食の相手は、麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、甘利明元経済再生担当相だった。3氏は2012年末の第2次内閣発足から16年に甘利氏が閣僚を辞任するまで、安定政権の基礎を築いたメンバーだ。
約2時間半の会食の間、首相は終始リラックスした様子で会話も弾んだという。自民党関係者は「政局のスイッチが入ってきた。12年の『安倍組』は一枚岩だと見せたいのだろう」と語った。
自民党内では6月10日以降、早期の衆院解散論が出始めた。この日、首相は首相官邸で麻生氏と2人で約1時間の長時間にわたり会談。麻生氏は首相時代に早期解散を見送り、09年の「追い込まれ解散」で政権を失った苦い経験があり、「早期解散論者」(首相官邸幹部)とされる。自民党内では「麻生氏が早期解散を進言した」と見られている。
早期解散論の根拠は、衆院議員の任期満了が約1年4カ月後の21年10月に迫る中、解散時期の選択肢が限られることだ。現在は比較的落ち着いている新型コロナウイルスの感染状況も「第2波、第3波が来たら解散できない」(自民党幹部)恐れがある。年を越せば、通常国会で春まで予算審議が続き、夏は東京オリンピック・パラリンピックが控える。首相と近い閣僚は「あと1年たったら追い込まれ解散だ」と危機感を募らせる。
しかし、自民党総裁の任期満了が21年9月に迫り、求心力の低下が進む首相が解散に踏み切るのは容易ではない。新型コロナ対策の遅れ、黒川弘務・前東京高検検事長の定年延長を巡る問題、河井克行・案里両容疑者の公職選挙法違反事件など政権への打撃が続き、内閣支持率は低下。政権浮揚策も乏しいのが実情で、「安倍首相では選挙は戦えない」との声も漏れる。
首相は18日の記者会見で、総裁4選の可能性を改めて否定した上で「国民の信を問うべき時が来れば、ちゅうちょなく解散を断行する考えに変わりはない」と述べた。だが、首相官邸幹部は「首相は今のところ、解散せずに任期満了まで首相を続けるのが望ましいと考えている」と明かす。
首相は今後、内閣支持率や新型コロナの感染状況などを見極めながら、解散するかどうか検討するとみられる。現状では、解散に消極的との見方もある首相だが、自民党幹部は「今、解散しないと状況はどんどん悪くなる。自民党の議席の減り幅が少ない時に解散した方がいい」と強調する。政権の「低空飛行」が続けば、麻生氏らの「早期解散論」に外堀を埋められる可能性もある。【遠藤修平、畠山嵩】
幹事長人事で緊張も
解散時期とともに安倍政権の今後を占うのが9月に任期満了を迎える自民党役員人事だ。焦点は幹事長ポスト。来年に総裁任期満了を控える首相にとって、今回が最後の人事となる可能性があり、本来なら「ポスト安倍」候補を配置する機会となる。だが、「政権の骨格」を動かせば不安定化しかねないリスクを抱える。
「現政権が任期いっぱいお務めになることを幹事長として補佐していきたい」。二階俊博幹事長は通常国会が閉会した17日、記者団にこう語り、幹事長続投への意欲を隠さなかった。
首相は昨年の人事で、自身の後継の「意中の人」とされる岸田文雄政調会長の幹事長起用を模索したが、二階氏の反発で断念した経緯がある。勢いが落ちつつある首相が岸田氏を幹事長に起用するのは、昨年以上に難しい状況だ。
首相が最も懸念するのは、政権批判を繰り返す「首相の天敵」(首相側近)の石破茂元幹事長がポスト安倍レースで優位に立つ展開だ。二階氏は9月に予定される石破派パーティーでの講演の依頼を快諾。記者会見で石破氏を「期待の星」と持ち上げるなど、首相へのけん制とも受け取れる動きを見せている。岸田派議員は「幹事長ポストは渡さないとの意思表示だ」と警戒感を示す。
二階氏の攻勢に対し、岸田派内からは「二階さんと争ってまで幹事長をやる意味がどこまであるか」と消極論も出てきている。岸田派は自民党最大派閥の細田派出身の首相や第2派閥の麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相から支援を得る自信を深めており、岸田氏周辺は「二階氏との溝を深めても意味がない」と語る。
首相は閣僚人事でも2012年の第2次安倍内閣発足当初から、一貫して麻生氏と菅義偉官房長官を起用し続け、骨格を重視してきた。麻生氏を巡っては森友学園に関する決裁文書改ざん問題が起きても交代させなかった。菅氏も新型コロナ対応などを巡って距離が指摘されたが、首相は今月11日の参院予算委員会で「菅官房長官とは一心同体」と否定した。自民党役員人事とともに実施されるとみられる内閣改造でも、両氏は留任するとの見方が出ている。
内閣改造などの人事は首相が政権浮揚を図る切り札となるものだが、求心力が低下する中では人事の「自由度」が低いのが実情だ。首相は18日の記者会見で、意中の後継候補を問う記者団の質問に対し、「後継者というのは育てるものではなく、育ってくるものだ」と指摘。「誰かを育てるというよりも活用させていただく」と述べ、人事でも守勢に回らざるを得ない立場をにじませた。【杉直樹、野間口陽、飼手勇介】
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