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「7つのゼロ」達成ゼロ バージョンアップに意味はあるのか それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/274843
2020/06/20 日刊ゲンダイ
2016年都知事選での公約は達成ゼロ(会見する小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ
7月5日に投開票される東京都知事選に、小池百合子が再選を目指し出馬。例によってこの手の連中のお決まりのフレーズ「改革」を打ち出してきた。今回は「東京大改革2.0」とのこと。では前回2016年7月の都知事選で掲げた「東京大改革宣言」「7つのゼロ」はどの程度実現されたのだろうか?
「待機児童ゼロ」も「残業ゼロ」も「満員電車ゼロ」も「介護離職ゼロ」も「都道電柱ゼロ」も未達成。「多摩格差ゼロ」は数値目標がなくそもそも意味不明。「ペット殺処分ゼロ」は達成したと胸を張っていたが、定義を変更して書類上ゼロにしただけ。
要するに達成ゼロ。実現ゼロ。知性もゼロ。責任感もゼロ。永遠のゼロ。そんなものをバージョンアップしてなにか意味があるのか?
「7つのゼロ」以外にも、「隠蔽ゼロ」というのがあったが、この4年間、小池がやってきたことは隠蔽そのものだ。豊洲市場移転問題では関係者を振り回し、まともな説明もしていない。日本維新の会の背後で動いていた上山信一や環境活動家の小島敏郎を顧問として雇い「スリー密」の密室政治をやっていた。
また、前回の都知事選では膨れ上がる東京五輪の開催費用を批判していたが、現在も招致の際に都が示した試算の倍近い約1兆3500億円のまま。関連費や延期費用を加えれば3兆円を超えるという計算もある。
迷走を続ける五輪開催に最後までこだわり、新型コロナへの対応をおろそかにしていたにもかかわらず、延期が決まると怪しげなカタカナ英語で世の中を惑わし、自分が強烈にリーダーシップをとっているように振る舞い始めた。
あらゆる行動が卑劣でデタラメなのは昔から。政党を渡り歩き、ただ権力のにおいのするところに近づいていく。小池の口癖は「私は負け戦には乗らない」である。
〈異端か、正統かを決めるのは「時代」以外の何物でもない。その時代に、どちらがマジョリティーを占めたか、だけの話である〉(林修との共著「異端のススメ」)
これを悪性のニヒリズムと言わずになんというのか。
小池は「リセット」という言葉をよく使う。政治家は何を約束するかではなくて何をやってきたかである。過去はリセットできない。
適菜収 作家
1975年生まれ。作家。近著に「国賊論 安倍晋三と仲間たち」、「ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「https://www.amazon.co.jp/gp/product/4062723123/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4062723123&linkCode=as2&tag=nkgendai-22&linkId=5946c1400bd507710492f83aa14efea6」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。
嘘・偽り・隠蔽のバージョンアップ#小池百合子は公約達成ゼロ #小池百合子を都庁から排除します #小池百合子にだまされるな #小池百合子は嘘つき
— 由結ちゃんまじ由結ちゃん@野党共闘 (@electricyuichan) June 20, 2020
「東京大改革2.0」達成ゼロの公約バージョンアップに意味があるのか
— KK (@Trapelus) June 19, 2020
「7つのゼロ」以外にも、「隠蔽ゼロ」というのがあったが、この4年間、小池がやってきたことは隠蔽そのものだ
あらゆる行動が卑劣でデタラメなのは昔から
それでもバカとは戦え 適菜収(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/mh3uInYnzM
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