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自由の侵害 匿名で他人を誹謗中傷するのは卑怯で許し難い 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/274124
2020/06/05 日刊ゲンダイ
(左から)小泉今日子、きゃりーぱみゅぱみゅ、柴咲コウ、室井佑月(C)日刊ゲンダイ
今、ソーシャルメディアで、激しく攻撃されている芸能関係者がいる。きゃりーぱみゅぱみゅ、小泉今日子、柴咲コウ、室井佑月の各氏らだ。
いずれも、安倍政権の政策と関係している。
5月上旬、「#検察庁法改正案に抗議します」のツイッターが投稿され、リツイートがあっという間に数百万に達した。この反響もあってか、結局、検察庁法改正案は先送りされ、週刊文春の賭けマージャン報道で黒川東京高検検事長も辞任に追い込まれた。
日本の政治史に残る動きであるが、リツイートに参加したきゃりーぱみゅぱみゅ、小泉今日子氏らは激しく攻撃された。
きゃりーぱみゅぱみゅ氏は「誹謗中傷を気にするななんて難しいよ。芸能人だって1人の人間だよ忘れないで」と悲痛なツイートをした。
柴咲コウ氏は種苗法について、「自家採種禁止。このままでは日本の農家さんが窮地に立たされてしまいます。これは、他人事ではありません。自分たちの食卓に直結することです」とツイートしたところ、激しい批判を浴び、ツイートを削除してしまった。
安倍政権の政策についてさまざまな意見を発している室井佑月氏に対しては「#室井佑月のテレビ出演に抗議します」というスレッドが現れ、当日夜には6万を超えた。
柴咲コウ氏が種苗法に反対する理由は、農家の自家採種ができなくなるという懸念が理由で、他方、同法の賛成派は、日本が開発したシャインマスカットなどの海外流出を防ぐため、と主張している。
種苗法改正に詳しい山田正彦元農相は「現行の種苗法21条4項では明文で『登録された品種を購入して消費以外の目的で輸出することを禁止する』としているので、この理由で改定を行わなければならない理由はない」と説明している。
いずれにせよ、安倍政権の政策を批判する芸能関係者、特に女性は激しい批判を受け、耐えきれないレベルにまで達していると言わざるを得ない。
女子プロレスラーの木村花さんが自殺した時、高市早苗総務大臣は、「匿名で他人を誹謗中傷する行為は、人として卑怯で許し難い」と言っていたが、「国境なき記者団」が「報道自由度ランキング」を発表した時、日本については「政権を批判したりする記者がSNS上で攻撃を受けている」と警告していた。
ジャーナリストへの攻撃も芸能関係者への攻撃も、これらは同根であり、日本の自由への脅威、侵害である。
孫崎享 外交評論家
1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。
匿名で他人を誹謗中傷する行為は卑怯で許し難い
— KK (@Trapelus) June 4, 2020
「国境なき記者団」が「報道自由度ランキング」を発表した時、日本については「政権を批判したりする記者がSNS上で攻撃を受けている」と警告していた。ジャーナリストへの攻撃も芸能関係者への攻撃も...
日本外交と政治の正体 孫崎享(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/IpIrPeE4wT
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