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日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakuten) April 20, 2020
【この政権と専門家で収束不可能』
『さながらコロナ・バンザイ突撃』
「今頃PCR検査拡大と抗体検査に乗り出し、補正も組み替え、しかも10万円給付も来月以降という錯乱政権の迷走で、専門家会議、諮問委員会とやらもクラスター潰しは完全破綻で『国民懇願』以外打つ手なしという惨憺」 pic.twitter.com/LVWxJKCnxI
さながらバンザイ突撃 この政治家と専門家では収束不可能
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/272115
2020/04/20 日刊ゲンダイ ※タイトルは紙面による
このコンビにはもうウンザリ(緊急事態宣言後の記者会見で質疑応答に臨む安倍首相。左は諮問委員会の尾身茂会長)/(C)共同通信社
新型コロナウイルスの国内感染者が1万人を突破した。緊急事態宣言の発令から間もなく2週間だが、感染は拡大の一途だ。感染1例目が確認されたのは1月中旬。1000人超えまで2カ月かかったが、1万人超えまでは1カ月足らず。そして、この10日間で感染者は倍増した。ドライブスルー方式などを編み出してPCR検査を大量にこなし、トリアージを活用した症例別の隔離徹底で感染を抑え込みつつある韓国を抜き去った。
安倍政権の泥縄対応に海外メディアは辛辣だ。米紙ワシントン・ポスト(電子版)は〈安倍政権はコロナウイルス集団発生の深刻さを軽視し、東京五輪延期の阻止に失敗した後、別次元の批判にさらされた。しかし、国内での彼の評判を本当に傷つけたのは、最近のコロナ集団発生への対応だ〉と批評。仏紙ル・モンド(電子版)はさらに手厳しい。
〈日本列島全体の流行に対する当局ののんびりとした反応は、何よりも政治的なもの〉
〈隣国にウイルスが現れてから約3カ月、彼(安倍首相)は東京五輪の幻想を持ち続け、状況が制御されていると国民に感じさせた。これは、世界で状況が悪化した3月の都市生活者ののんきな雰囲気を裏付けている〉
なぜ東京五輪の1年延期が決定した翌日から感染者が急増し始めたのか。
「先手先手」で水際対策に励み、クラスターの把握で感染リスクを抑制していたのではないのか。この国を襲うコロナ禍はすべて安倍政治に起因するのだ。
「学問的に問題だらけ」の専門家会議
東大先端研がん・代謝プロジェクトリーダーの児玉龍彦氏は、ユーチューブチャンネル「デモクラシータイムス」の番組でこう指摘していた。
「(中国で)集団感染が報告されてから1週間程度で、世界最強のバイオ企業BGI(Beijing Genomics Institute)がシークエンス(塩基配列)を決め、世界最大の検査会社ロシュ(スイス)がその1週間後にはPCR検査を立ち上げた。簡易検査方式であるPCR検査は最初からできるようになっていた。だから、世界中が膨大検査に走った」
そして、専門家会議が引き起こした「悲劇」を分析し、メンバー構成に疑問を呈した。
尾身茂副座長(地域医療機能推進機構理事長)と岡部信彦氏(川崎市健康安全研究所所長)について、「かつてWHO(世界保健機関)でアジアの感染症対策を指導する立場にあった立派な方々ですが、昭和の懐メロみたいな昔風の対策に固執した。世界の感染疫学は遺伝子工学をもとに膨大検査をして情報追跡をする手法に移っていたのに、そのトレンドが理解できず、今回の失敗が起きてしまった。専門家会議にはコロナウイルスの遺伝子解析の話をできる人がひとりもいない。C型肝炎や抗生物質の専門家はいますが、遺伝子工学や情報科学の専門家がおらず、この専門家会議は学問的にはかなり問題だらけと言えます」。
なるほど、各国がPCR検査体制を拡充して実態把握を急ぎ、医療体制の維持に努める中、日本だけが「検査数を増やすと医療崩壊につながる」というトンチンカンな理由で市中感染を野放しにしてきたわけである。この政権と専門家ではコロナ禍の収束は不可能だ。
厚労省も専門家会議もグダグダ(C)日刊ゲンダイ
国民の健康と生命を犠牲にするアジア蔑視 |
政府のコロナ対応をめぐっては、経済アナリストの森永卓郎氏も文化放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ」でこう発言していた。
「敵を知らずに精神論で闘おうとしている政府は太平洋戦争と同じことをやっている。無作為に検査して実態を掴むべきなのに、やろうとしないのは不思議でならない」
安倍政権のやり方は、ずさんな作戦で多数の犠牲者を出したインパール作戦そのものだというのだ。日本軍の敗北を研究した名著「失敗の本質」によれば、悲惨な結果を招いたのは、情報の貧困、惰性に由来した敵戦力の過小評価、「必勝の信念」という非合理的信条によるものだという。不気味なほど、この国の現状とダブっている。政治評論家の森田実氏はこう言う。
「台湾、韓国、ベトナムはコロナ対策に成功し、発生地の中国も懸命な対処でヤマを越えて他国支援に乗り出している。世界がアジア諸国の成果を学び取ろうとしているのに、日本だけが変な意地を張り、真実を見ようとしない。つまるところ、安倍政権の発想は大日本帝国のアジア侵略と同じ。アジア蔑視も甚だしいし、とんでもない時代錯誤です。救いようのない鈍感と傲慢で国民の健康や生命を犠牲にしている」
安倍首相は先週末の会見でも「すべては私たち一人一人の行動にかかっています」「日本全体が一丸となってこのウイルスとの闘いを闘い抜いていく」と精神論を振りかざすだけ。さながら、コロナ・バンザイ突撃だ。
安倍がブチ上げた「PCR検査の1日2万件実施」は一向に実現されず、新潟県を皮切りに各地の自治体がしびれを切らして独自にドライブスルー検査を実施する中、デマまで流して批判してきた厚労省が導入推進に転じた。
その一方、日本感染症学会と日本環境感染学会のスタンスは真逆。診療に携わる臨床現場などに向けた「新型コロナウイルス感染症に対する臨床対応の考え方」の中で、軽症患者について帰国者・接触者相談センターを介した検査体制では「基本的にPCR検査を推奨しない」と明記した。この2学会の理事長は政府の専門家会議にも諮問委員会にも名を連ねている。一体どういうことなのか。
機能不全と暴走でコロナ対応は空中分解
医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏は言う。
「要するに、厚労省のドライブスルー式の推進はうわべだけ。2学会による同時発表はあまりにも不自然。否定的な厚労省が裏から手を回したのでしょう。厚労省は新型コロナの毒性を見誤り、コレラや細菌性赤痢などを対象とするクラスター対策に突っ走った揚げ句、クラスター潰しに失敗した。
厚労省内部が引き返せないと考える勢力と軌道修正を図ろうとする勢力に割れる中、世間の関心は折よくアベノマスクと10万円給付に集まっている。この間に検査件数が積み上がって陽性者が急増しても、集中砲火を浴びることはないとの思惑も見え隠れします。専門家会議は機能不全、厚労省クラスター班は暴走。この国の新型コロナ対応は空中分解してしまっています」
今頃PCR検査拡大と抗体検査に乗り出し、総スカンを食らった2割世帯しか対象にならない「30万円給付」を引っ込め、「一律10万円給付」の大どんでん返し。閣議決定した補正予算案を組み替え、肝心の給付は来月以降という錯乱政権の迷走で、未曽有の混乱が必至の中、専門家会議、諮問委員会とやらもクラスター潰しは完全破綻し、「国民懇願」以外打つ手なしという惨憺なのである。
「この政権は国民生活を守る気がまったくない。『接触機会8割削減』の大号令で国民に外出自粛を強力に要請しながら、休業補償は『諸外国でもやっていない』の一点張り。あの英国でも所得の8割を補償しているのに平気でウソをつく。頼みもしない布マスクは郵送してくるのに給付は手挙げ方式だとか、振り込みでないとダメだとか言っている。不誠実なゴマカシばかり。このままでは国民の暮らしは立ち行かなくなり、日本は滅びますよ」(森田実氏=前出)
ひたすら国民に我慢を強いるだけの政権を延命させたツケが重くのしかかっている。
さながらバンザイ突撃 この政治家と専門家では収束不可能 https://t.co/yXXQFHpdlB #日刊ゲンダイDIGITAL
— 新保吉章 (@pat052) April 20, 2020
【この政府と専門家では収束不可能】今頃PCR検査拡大と抗体検査に乗り出し、補正も組み替え、しかも10万円給付も来月以降という錯乱状態の迷走で、未曾有の混乱が必至のなか、専門家会議、諮問委員会とやらもクラスター潰しは完全破綻し「国民懇願」以外打つ手なしという惨憺(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/u4ZIAoM9fP
— KK (@Trapelus) April 20, 2020
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