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GDPが下方修正でマイナス7.1%に! コロナ前なのに東日本大震災直後より悪い数字…それでも安倍首相はコロナに責任転嫁
https://lite-ra.com/2020/03/post-5299.html
2020.03.09 GDPが下方修正でマイナス7.1%に! 東日本大震災直後より悪い数字 リテラ
首相官邸より
衝撃的な数字が発表された。本日、内閣府は消費増税後の2019年10〜12月期の国内総生産(GDP)の改定値を公表したが、年率換算でマイナス6.3%だった速報値を、マイナス7.1%に下方修正した。
これは、東日本大震災の影響を受けた2011年1〜3月期のマイナス6.9%を上回る数字だ。しかも、前回増税がおこなわれた2014年4〜6月期のマイナス7.1%と並んだことになる。
前回の増税は税率を3%引き上げたが、今回引き上げた税率は2%。にもかかわらず、前回と同じ数字に並んだということは、それだけ家計や経済に重大なダメージを与えているという証左だ。
そして、この数字が恐ろしいのは、これが新型コロナの影響を一切受けていないということだ。
新型コロナは世界経済に影響を与えており、経済協力開発機構(OECD)も「世界経済はリーマンショック以来最大の危機に直面している」「中国以外の国々での伝染が抑えられるという最良シナリオの場合でも、供給網、商品は打撃を受け、観光業は落ち込み、景況感が低迷するため、世界経済成長は2020年上半期には大幅に鈍化すると予測」と警告。実際、日本でも深刻な影響が出始め、東京商工リサーチが国内企業におこなったアンケート調査では94.8%の企業が「すでに影響が出ている」「今後影響が出る可能性がある」と回答している。
それでなくても増税によって東日本大震災を上回る強大なダメージを受けているにもかかわらず、そこに世界不況が懸念される新型コロナのインパクトを受ける──。消費税の減税と、早急な経済対策が必至であることは当初からわかりきっていたことだが、しかし、安倍首相の対応はここでも後手後手だ。
そもそも、問題は新型コロナ流行以前、増税直後の昨年10〜12月期でマイナス7.1%と日本経済がガタガタになっていることであり、その原因は完全に消費増税だ。にもかかわらず、安倍首相は消費増税によって国民生活が土台からボロボロになっていることを認めようとせず、「おもに個人消費が消費税率引き上げにともなう一定程度の反動減に加え、台風や暖冬の影響を受けたことから前期比マイナスに転じた」(2月17日衆院予算委員会)などと答弁。挙げ句、「今後とも内需主導の緩やかな回復が継続していく」などと妄言を垂れ流している。
しかも、最初に新型コロナの対策費として投じたのは、たったの153億円。2020年度の予算案では新型コロナ対策の予算を1円も計上せず、予備費2700億円を活用すると安倍首相は言うが、韓国が1兆円規模の追加補正予算案を編成していることを考えれば雲泥の差だ。
その上、予備費を活用した第2弾の対応策が発表されるのは、明日の予定。本日は「1〜2週間が瀬戸際」と専門家会議が見解を示した日から2週間、その終わりの日にあたるが、瀬戸際を過ぎて対応策を発表するなんて、あまりにも遅すぎるだろう。
いや、安倍首相が姑息なのは、次期のGDP発表では、すべて新型コロナのせいにして“想定外の事態の発生による影響”だと逃げる算段であることだ。
実際、安倍首相は前述したように消費増税によって日本経済がいま東日本大震災以上のダメージを受けていることを無視し、「今後とも内需主導の緩やかな回復が継続していく」と言いながら、こうも付け加えているからだ。
「今般の新型コロナウイルス感染症が経済に与える影響をしっかりと見極めていく」(2月17日衆院予算委員会)
消費増税による打撃という政策の失敗の責任を、新型コロナにすべて転嫁する──。今後の日本経済の先行きは大変なことになることは間違いないが、そこでこの男が舵取りすることの危険さに、いいかげん国民は気づくべきだ。
(編集部)
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19年10〜12月期GDP改定値、年率7.1%減に下方修正(日経新聞)
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/240.html
GDP、コロナ前から停滞鮮明 10〜12月年7.1%減に修正 https://t.co/8NPaj1W4Yt
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) March 9, 2020
日本経済は、新型コロナウイルスの感染拡大前から大幅に落ち込んでいた実態が改めて浮き彫りとなりました。https://t.co/7DYFz5cOLE
— 毎日新聞 (@mainichi) March 9, 2020
GDP 実質伸び率 年率換算で−7.1%に #nhk_news https://t.co/qZXWc1BXoT
— NHKニュース (@nhk_news) March 9, 2020
【10-12月期GDP 年7.1%減へ修正】https://t.co/j4ixFJsO47
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 9, 2020
内閣府が発表した2019年10〜12月期の国内総生産改定値は、物価変動を除いた実質で前期比1.8%減、年率換算は7.1%減、速報値の年率6.3%減から下方修正。マイナス成長は5四半期ぶり。
ええ? コロナ前で? 消費増税失敗なんてもんじゃない。安倍政権はこれだけで日本経済史に汚点を残したなあ……。
— 井上純一(希有馬) (@KEUMAYA) March 9, 2020
19年10〜12月期GDP改定値 年7.1%減 マイナス幅拡大 - 毎日新聞 https://t.co/FAlW6q3DBL
年率換算のGDP成長率がマイナス6.3%からマイナス7.1%に下方修正されるという惨憺たる有様。これでも安倍政権は「景気は緩やかに回復」という大本営発表を続けるのだろうか。もはや消費減税と大規模財政出動なくして生き残る術はない。https://t.co/rHk7Ha8FsU
— 異邦人 (@Narodovlastiye) March 9, 2020
参院本会議
— 但馬問屋 (@wanpakuten) March 6, 2020
大門議員
「昨年10-12月期の景気の落ち込みの原因が消費増税10%であることは明らか。増税は大失敗だったと率直に認めるべきではないか?」
安倍首相
「わが国経済は雇用、所得環境の改善を背景に、緩やかに回復していると認識している」
いまだにこの認識か😩
普段の食事が違うからね。 pic.twitter.com/Cp0JWNq11G
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