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菅直人を笑えるのか 歴史に残る安倍晋三政権という悪夢
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/269640
2020/02/27 日刊ゲンダイ
危機感ゼロの安倍首相では…(C)日刊ゲンダイ
戦力の逐次投入は典型的な負けパターン。それはウイルスとの戦いでも同じだ。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は26日、今後2週間のスポーツ・文化イベントについて中止や延期を要請。これまで「一律の自粛要請は行わないが、開催の必要性について検討を求める」と主催者に判断を丸投げしていたが、自粛の「要請」に踏み込んだことで、コンサートやイベント中止の動きが一気に広がった。
それにしても泥縄式である。東京五輪中止の流れにつながることを警戒し、政府は当初、大規模イベントの中止要請には言及しなかった。そうこうするうちに感染が広がり、政府の生ぬるい対応に批判が集まると、2週間の自粛要請という場当たり対応。これだって具体的な基準は曖昧なままで、相変わらず主催者側に自己責任を押し付けている。
安倍首相は新型コロナウイルス感染症対策本部の会議で「この1、2週間が感染拡大防止に極めて重要」と言い、イベント自粛に理解を求めたが、拡大防止策の陣頭指揮を執るべき首相本人が、連夜の会食にいそしんでいるのだから、どこまで危機感を持っているのか疑わしいものだ。
水際対策に失敗したのに、他人事のような顔をしている安倍の精神構造が理解できないのだろう、英ロイター通信は「Where’s Abe?(安倍首相はどこに行った?)」と題する記事を配信した。
いわく、新型コロナ対策で失敗した安倍は姿を隠し、厚労相に任せっきりだ。
コロンビア大学名誉教授で日本政治の専門家のゲリー・カーティス氏は「彼は表舞台に立たず、国民に語り掛けることも、意見を聞くこともしない」と指摘。感染阻止よりも中国との経済関係を優先し、リーダーシップの欠如を露呈して国民の支持を失った。五輪中止の話は先送りしている――。
本気度が感じられずまるで他人事
「現場に行こうともしないし、対策会議でも国会でも官僚が書いた原稿を棒読みするだけで、まったく本気度が感じられません。国を挙げて対策を講じなければならない危機なのに、まるで厚労省のマターだとばかりに他人事です。新型コロナ対策の基本方針の発表も厚労相に任せっきりでした。その基本方針も、軽症の場合は検査を受けさせないなど、本来の感染対策に逆行しています。安倍首相は東京五輪の開催が最優先で、感染の実態に目を向けようとせず、いかに感染者数を少なく見せるかしか考えていないのでしょう。
原発事故の汚染水は『アンダーコントロール』、『夏の東京は競技に最適な気候』などとデタラメを言い、東北の復興を犠牲にして、嘘と買収で持ってきた五輪の開催という一点に注力しているように見える。政権のメンツのために、今は国民の安全が犠牲にされているのです」(政治評論家・本澤二郎氏)
2011年の東日本大震災と原発事故の対応では、日刊ゲンダイも含め、民主党政権への批判は凄まじかった。それでも、現政権と比べれば、どれだけマシだったことか。
もし、安倍政権下で原発事故が起こっていたら……と想像するだけでゾッとする。事態の悪化になす術もなく、「直ちに影響はない」どころか、隠蔽・改竄で事故自体が「なかったこと」にされたかもしれない。
現政権と比べれば、まだマシだったか(C)共同通信社
「#枝野寝ろ」の東日本大震災と「#安倍働け」の新型コロナ |
確かに民主党政権は稚拙だった。だが、原発事故は日本が初めて経験する危機だった。SARSや新型インフルエンザの経験が生かせる感染症対策で後手後手の安倍政権は話にならない。
原発事故当時の菅直人首相は、パフォーマンスだったとしても先頭に立って危機対応に当たる姿勢を見せていたし、表情には切迫感が漂っていた。あれが演技ならたいした役者である。枝野官房長官(当時)に至っては四六時中、会見を開いて状況を説明し、「いつ寝ているのか?」と心配されたものだ。
SNS上では「#枝野寝ろ」のハッシュタグが自然発生的に広まり、日本中に奇妙な連帯感も生まれた。それが今回の新型コロナ対策では「#安倍働け」や「#安倍辞めろ」がタグ付けされているから情けない。
それも当然で、土日祝日は自宅でのんびり過ごし、「やってる感」を演出するための対策会議に10分程度、顔を出すだけ。この期に及んで、平日夜は取り巻きとの会食を繰り返している能天気には言葉もない。一般サラリーマンの方が、よほど切実に新型コロナ対応に当たっている。
安倍は事あるごとに「悪夢の民主党政権」と揶揄してきたが、あの問題だらけの菅直人のことさえ笑えないお粗末さではないか。
能天気な連夜の会食は、与党内でも国民の反発を招きかねないと懸念されているという。
「さすがに今の時期に毎晩の豪華外食はマズいと進言されたようだ」(自民党関係者)とのことで、今週は公邸での会合に切り替えている。25日はIT関連企業の社長らと、26日は映画配給会社の社長らとの会食だった。感染症の専門家と会うのなら分かるが、不要不急の会合でないとすれば、何の悪だくみをしていたのか。
25日に新型コロナ対策の基本方針を発表した加藤厚労相は、飲み会などは「できるだけ避けてほしい」と発言していたが、それをまずは自分のボスに言ったらどうだ。
辞めればいいのに居座られる不幸
「自民党の鈴木俊一総務会長が26日に東京都内で講演し、新型コロナウイルスの感染拡大で夏の東京五輪が中止になったら、安倍政権の政治責任が問われると言っていましたが、中止決定まで待たなくても、この2カ月で見せた無策無能は十分に辞任に値する。国民の安全を無視するこの政権は犯罪的です。モリカケ桜など、これまでは嘘とゴマカシ、印象操作で乗り切ってきましたが、今回は国民の命が関わっているのです。
武器の爆買いや思いやり予算で米国のためには税金を散財するのに、新型コロナ対策では、まともな検査もしようとせずカネをケチる政府に対し、不信しか感じられない。大体、公費不倫疑惑の官僚が新型コロナの担当者なんて、国民をナメているとしか思えません。検察官の異常な定年延長や、公選法違反の疑いで辞任した大臣、IR汚職の問題もある。こんな疑惑まみれの政権に国民の命と安全が守れるわけがありません」(本澤二郎氏=前出)
最近は、応援団の産経新聞や読売新聞までもが安倍政権に批判的な記事を掲載するようになった。
「オトモダチ」として知られる作家の百田尚樹氏が「政府は無能」「安倍総理には危機管理能力が欠如している」などとツイッターに投稿し続けていることも話題だ。
「もはや誰も擁護しようがないほど日本政府の対応はひどい。香港や台湾で感染が広がっていないのは、中国に忖度しないで“自国民”を守る対策をしっかり取ったからです。応援団が匙を投げるのも当然で、政府の無策で自分や家族にもいつ危険が降りかかってくるのか分からないのだから、やみくもに支持してもいられない。安倍政権は、自分たちと大企業さえ無事ならいいと、大多数の国民を切り捨てているようにしか見えません。
何もできずに右往左往の無能な首相ならすぐ辞めればいいのですが、口先だけの“やってるふり”で居座っていることが国民にとっての不幸です。批判に耳を貸さないトップだから、現場の知見は生かされず、官邸の口出しに総ヒラメ化した霞が関官僚が振り回される。強権と忖度が横行したせいで国の運営ができなくなっているのが現状で、新型コロナウイルスの感染拡大は完全な人災です。先進国とは思えない危機管理で日本のイメージを損ない、国民の安全を脅かす安倍政権は、悪夢というより悪魔そのものです」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
悪い権力の見本として、後世に語り継がれるのは間違いない。
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakuten) February 27, 2020
【コロナ 潜在5000人陽性隠し】
『末代まで語られる安倍政権という悪夢』
「菅直人を笑えるのか」
「本気度がまるで感じられず他人事」
「水際作戦に失敗しただけでなく、国民の安全よりもメンツと保身を優先し、まともな検査もやらず具体的な対応は丸投げし、事態の悪化に右往左往」 pic.twitter.com/AktiyV6cbD
菅直人を笑えるのか 歴史に残る安倍晋三政権という悪夢 https://t.co/HrQclT4CvE #日刊ゲンダイDIGITAL
— 新保吉章 (@pat052) February 27, 2020
菅直人を笑えるのか【末代まで語られる安倍政権という悪夢】本気度が感じられずまるで他人事 水際作戦に失敗しただけでなく、国民の安全よりもメンツと保身を優先し、まともな検査もやらず、具体的な対応は丸投げし、事態の悪化に右往左往 アベトモたちも匙を投げるデタラメの極み(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/AzeWpT27m1
— KK (@Trapelus) February 27, 2020
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