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新経路エアロゾル感染の恐怖 “空中浮遊”でパンデミックも
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/268854
2020/02/10 日刊ゲンダイ
感染拡大が止まらない(C)共同通信社
これは衝撃的だ。感染拡大が止まらない新型コロナウイルスによる肺炎。これまで感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」とされてきた。ところが、新たに「エアロゾル」によって感染することが判明した。エアロゾル感染は、空気感染に近いものだ。パンデミックの引き金になる可能性が高い。
◇ ◇ ◇
「飛沫」「接触」だけじゃない
韓国紙「中央日報」電子版は9日、上海市民政局が8日の記者会見で、新型肺炎の感染経路として「『エアロゾル感染』がある」と明らかにしたと報じた。市民政局幹部は、「エアロゾル感染は飛沫が空気中で微粒子となって、これを吸入して感染するもの」と説明。「一切の社会活動関連の会合を取り消すべき」と強く注意を呼び掛けたという。英BBC電子版も上海市民政局の会見内容を報道した。
これに、国民民主党の原口一博国対委員長は、ツイッターに「濃厚接触を避けるだけでは(感染を)防げない事に?」と投稿。自民党の佐藤正久参院議員も「これが事実なら、武漢の展示場に大量のベッドや医療器具を搬入して病院施設にしているが、それではエアロゾル感染を防げないことになる」とツイートした。
「飛沫感染」は唾などで直接感染し、「接触感染」はウイルスが付着したドアノブなどを触って感染する。エアロゾル感染とはどういうものなのか。ハーバード大学院卒で医学博士の左門新氏はこう言う。
クシャミ、咳から微粒子で飛散 |
「エアロゾルとは、ウイルスが水蒸気など空気中の他の物質と混ざり合うことで形成されるものです。クシャミや咳による『飛沫』より粒子が小さく軽いため、空中に漂いやすい。一般的に、『飛沫』なら2メートル程度の飛散で済みますが、エアロゾルならそれ以上の遠距離にも飛散する恐れがあります。はしかの原因となる『麻疹ウイルス』は、粒子が非常に軽く飛び散りやすいため、『空気感染』することが分かっています。現状、新型ウイルスは、はしかほどではないにしろ飛散しやすい性質だと分かったからこそ、上海当局は『エアロゾル感染』という言葉を使ったのではないか。いずれにせよ、警戒を強める必要があるでしょう」
武漢市内の医療環境は劣悪(突貫工事で新設された「火神山医院」に新型肺炎患者を運び込む医療関係者ら)/(C)共同通信社
さらなる拡大は避けられそうにない。そもそも、1月初旬に「震源地」の武漢市内での流行が分かっていたにもかかわらず、中国政府が「ヒト・ヒト感染」を認めたのは同21日のことだった。今月3日には習近平国家主席ら党指導部は、「初動ミス」を認める声明を出した。時を経るごとに修正される中国政府の見解。今後、どんな重大発表があってもおかしくない。
心配なのは、ウイルスの突然変異による「感染力強化」や「劇症化」だ。現在、世界28カ国・地域で感染が確認されているが、武漢での致死率が突出。他の地域が0〜1%超なのに対し、武漢は約4%だ。「震源地」で新型ウイルスは突然変異しているのではないか。
「武漢市は現在、医療環境が劣悪で、市民の免疫力も低下している。市内の致死率が高いからといって、突然変異が発生したとは言いがたい。ただし、今後、新しい環境に適応した突然変異が生まれる可能性は否定しきれません」(左門新氏)
ある医療関係者は「本来の感染者数は、中国政府の公表数の10倍以上」と話す。10日午前の中国の死者は908人。どこまで感染が拡大するか分からなくなってきた。
新経路エアロゾル感染の恐怖 “空中浮遊”でパンデミックもhttps://t.co/LRr1WctxDF
— 平凡な労働者の一人™ (@macfreesoftjp) February 10, 2020
新型肺炎【上海当局発表「エアロゾル」の新感染経路】ウイルス空中浮遊<pンデミックの引き金に 「飛沫」「接触」だけじゃない クシャミ、咳から微粒子で飛散 ある医療関係者は「本来の感染者数は、中国政府の公表数の10倍以上」と話す。どこまで感染が拡大するのか...(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/3d0E9rupJL
— KK (@Trapelus) February 10, 2020
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