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国会中継で国民は驚き呆れている 首相と官房長官の鉄面皮
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268428
2020/01/31 日刊ゲンダイ
安倍首相(右)と管官房長官(C)日刊ゲンダイ
♪誠実さのかけらもなく〜笑っている奴がいるよ〜――。ザ・ブルーハーツの名曲「青空」の一節が常に脳裏をよぎる。連日行われている衆参予算委員会の審議。新型肺炎の感染拡大の陰に隠れているが、安倍首相を筆頭に閣僚答弁はヒドいったらありゃしない。嘘、ゴマカシ、はぐらかしの連続に国会中継の視聴者も驚き呆れ果てたに違いない。
「われわれはマーケットと仕事してますんで、野党と仕事してんじゃない」
吐き捨てるような国会軽視発言が飛び出したのは28日午前の衆院予算委。発言の主は毎度おなじみ、「全自動暴言製造機」の麻生財務相だ。
国民民主の前原誠司議員は、施政方針演説で安倍が「公債発行は8年連続での減額」と語ったのは「嘘」と指摘した。剰余金の半分以上を借金返済に充てるという財政法上のルールを破り、特例法で今年度補正予算と来年度予算の財源に全額繰り入れる政府の横紙破りの手口を紹介。「財政健全化を遅らせるうえ、アベノミクス効果が出ていないことを隠す『粉飾決算』」と迫った。
すると、麻生は「8年連続減らすという姿勢をきちんと示している。マーケットに与える影響が極めて大きいんで」と説明。続けて「野党と仕事してんじゃない」と言い放ち、「マーケットが『財政再建やってないじゃないか』という方向になればものすごく大きいですから、そちらの方を優先させていただいた」と開き直ってみせた。
「語るに落ちる」とはこのことだ。麻生発言はマーケット優先のルール破りで、見せかけの「8年連続の公債発行減額」をつくり上げたことを暗に認めたようなもの。まさしく前原が指摘した「粉飾」そのものである。
言外から漂う野党軽視の上から目線
国会軽視は麻生派の風習なのだろう。同派所属の河野防衛相も異例の早口答弁で野党を侮蔑。参院の予算委員長から「答弁は真摯に丁寧に」と注意を受ける始末だ。
防衛省は今年度補正予算で過去最高額となる4287億円を計上。うち3807億円と約9割を占めるのは、地対空ミサイルPAC3の改修やF35Aステルス戦闘機の取得などに伴う「兵器ローン」の返済分だ。
29日の参院予算委で、この問題を取り上げたのは社民党の福島瑞穂議員。財政法で「緊要な場合」に限り認められる補正予算の趣旨との整合性を巡り、財政法の該当条文を読むように求められると、河野はふてくされた様子で一気に長〜い条文をまくし立てた。
この態度に呆れた野党理事の要望を受け入れ、委員長がもう一度読むように促しても、河野は再び高速答弁。議場騒然の中、委員長に注意された河野は結局、3度も長文を読み上げるハメに陥ったのだから、バカ丸出し。ハナからキチンと読めばいいのに、とことん子供じみている。
麻生も河野も言外の態度を通じて「俺はアンタの質問にマトモに答えるつもりはない」「俺はアンタと対等にふるまうような小物ではない」という“上から目線”を漂わせている。こんなゴロツキ大臣をなぜ、大メディアは野放しにしているのか。ますますツケ上がるのは目に見えているのに、本当に謎だ。
ゴロツキ師弟(C)日刊ゲンダイ
トップの毒が全閣僚、全官僚に回る非常事態 |
閣僚たちのナメた答弁で、審議は、しばしば中断。「歯に衣着せぬ発言」と持ち上げられていた小泉進次郎環境相にも、ゴマカシの毒は回っている。
28日に、多い年で40万円強と、政治資金による都内の高級ホテルへの頻繁な支出を問われると、「地元の秘書が東京で宿泊することもある」と答弁。秘書に高級ホテルをあてがっていれば太っ腹だが、どう考えたって子供だましの嘘だ。
週刊文春に「不倫ホテル代」と報じられた軽井沢プリンスホテルへの約10万円の支出について、「政治資金として適正か」と聞かれた途端、みるみる不機嫌そうな顔つきとなり、「私と秘書と2人で行った」と強弁。「友人や知人を部屋に呼んだりしてないか」と畳みかけられると、「一般論として、泊まった時に人が訪ねてくることを否定するものではない」と“不倫逢瀬”に含みを持たせざるを得なかったから、もうタジタジだ。
30日は「桜を見る会」の推薦枠の締め切り日を巡り、内閣府の大塚幸寛官房長が過去の説明と29日の予算委答弁との食い違いを認め、「丁寧さ、正確さを欠いた」と陳謝した。
閣僚も官僚も皆、デタラメ答弁のオンパレードなのである。
「野党の追及にイラつき、感情任せの答弁でボロを出す。安倍首相の悪い癖が全閣僚と全官僚に蔓延している印象です。誠実に相手に理解してもらえるように正面から答弁する。そんな議事進行の基本や作法をかなぐり捨て、皆、論点外しやはぐらかしが先に出てしまう。もはや、まともな答弁を期待するだけ無駄です」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)
安倍主催で地元有権者を供応接待した「桜を見る会」について、所管大臣として「公選法違反には当たらない」と勝手に決めつけた高市総務相も不気味だが、やはり真打ちは安倍と菅官房長官の悪相コンビである。
「野党は揚げ足取り」の姑息な印象操作
政府が「桜を見る会」の招待者名簿の電子データ廃棄記録(ログ)を開示しない理由について、菅は「同じシステムを国家安全保障局も利用している」と説明。ログを調べただけで「国家機密にかかわる情報を含めて調査することになり、漏洩の危険が増す」と言ってのけた。
いやはや、たかだか招待者名簿のゴマカシに「国家機密」まで持ち出すとは……。どんなシステムかは皆目理解できず苦しい言い訳にしか聞こえないが、菅はいたって大マジメ。表情も変えず、繰り返す厚顔ぶりには舌を巻く。コラムニストの小田嶋隆氏が言う。
「菅さんも安倍さんも答弁の冒頭で『先ほど来申し上げております通り』『何回もお答えしている通り』という決まり文句を言った後で答えていました。まともな論戦に乗っかるのは不利とみて、“野党が同じ質問を繰り返し揚げ足を取っている”との印象操作に踏み切ったのでしょう。短期的にはコアな支持層から『よく言った』と喝采を浴びるかもしれませんが、全閣僚に『野党の質問をまともに取り合うな』と徹底させているかのような感じは、安倍1強の不気味さを際立たせるだけ。『他にいないから』という大多数のふわっとした支持層の離反を招くことになりそうです」
さらに不気味さに拍車をかけるのが、菅と安倍の土気色の顔だ。
「特に菅さんの生気のなさはすごい。『国家機密』答弁の際も、自分で自分の言っていることを信じていない。そんな投げやりな雰囲気が、土気色の鉄面皮ににじんでいました。同じ土気色でも、安倍さんは相変わらずニヤニヤ。『〜の中において』『いわば』と嘘をつくときの口癖が何度も飛び出し、国民も感づいているのに、安倍さんはお構いなし。閣内や党内には厭世ムードが漂うのに、“俺はまだもつ”と一人だけ不思議な高揚感に包まれている印象です」(小田嶋隆氏=前出)
安倍は口を開けば「幅広く募っているが、募集ではない」「私の事務所にかかわることですから、担当(総務)大臣から答弁させたい」と珍答弁ばかり。新型肺炎の感染拡大という一大事に、こんなイカれた人物をトップにいただく不幸を、国民は早く自覚した方がいい。
「30日までの4日間だけでも、この政権が国会審議にすら耐えられず、もはや統治能力を失っていることがハッキリしました。国民の安全のためにも、総取り換えするしかありません」(五十嵐仁氏=前出)
安倍政権の退陣こそ感染終息の近道である。
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakuten) January 31, 2020
【安倍首相、菅長官の悪相、土気色の鉄面皮】
『視聴者は驚き呆れている』
「予算委員会で追及される閣僚の嘘、ゴマカシ、はぐらかし。それを表情も変えず繰り返す不気味さと厚顔」
「2人だけでなく、河野太郎、麻生太郎などゴロツキのような大臣をなぜ大メディアは野放しに…」 pic.twitter.com/yltRi1JeVa
国会中継で国民は驚き呆れている 首相と官房長官の鉄面皮 https://t.co/jh4fmyXFUf #日刊ゲンダイDIGITAL
— kmos@#国会を見よう!#選挙に行こう!被災地の復旧を最優先に!声を上げよう!#アベやめろ! (@kmokmos_) January 31, 2020
【安倍首相、管官房長官の悪相、土気色の鉄面皮】視聴者は驚き呆れている 予算委員会で追及される閣僚の嘘、ゴマカシ、はぐらかし。それを表情も変えず、繰り返す不気味さと厚顔 2人だけでなく河野太郎、麻生太郎などゴロツキのような大臣をなぜ、メディアは野放しにしているのか(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/Bu1a0C2qjn
— KK (@Trapelus) January 31, 2020
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