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立憲と国民は児童会か 合流破談で完全に国民に見放される それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268079
2020/01/25 日刊ゲンダイ
会談後に取材に応じる国民民主党の玉木雄一郎代表(左)と立憲民主党の枝野幸男代表(C)日刊ゲンダイ
立憲民主党と国民民主党の合流騒動。すでに統一会派を組み、幹事長レベルで協議を重ねてきたが、1月10日に行われた党首会談は決裂。国民の玉木雄一郎は「新しい政党名は民主党はどうか」「原発ゼロ法案は一度撤回して再協議してはどうか」「新党の綱領に改革中道との文言を入れてもらえないか」などと提案したが、立憲の枝野は応じず、最後まで党名にこだわったという。
アホか。党名などどうでもいい。多くの国民は「立憲民主党」などという党名になんの思い入れもない。一体どこを見て政治をやっているのか。
私のツイッターにはボットに登録した次のような文章が定期的に流れる。
〈「安倍さんを降ろして、その先はどうするんだあ!」という安倍信者みたいなのがいた。チンパンジーがトラックを運転していたら、とりあえず止めるのが先でしょう。バカなんですかね?〉
すると必ず湧いてくるのがネトウヨや安倍信者の〈そのチンパンジーを降ろせない野党はサル以下〉というテンプレート。思考停止だしワンパターンだが、ある意味では正しい。劣悪な政権の暴走が続いているのは野党にも責任がある。
やはり現状認識がおかしいのではないか。枝野は口を開けば「国会論戦に集中」と言うが、今、自民党と野党の間で発生しているのは「政策」の相違ではない。「国家の私物化」という犯罪を許していいのかどうかである。よって野党は、「政策」でまとまる必要はない。野合でいい。とにかく現政権に対抗するための、わかりやすい投票先を整備することだ。
一方の玉木も「どちらかの考え方に寄せていってはみんなが納得できる形にならない」などと言っていたが、小学校の児童会かよ。
大局を見るべきだ。
政権と反社会勢力やカルトとのつながり、IR疑獄、公文書改ざんや虚偽答弁の横行……。いかがわしい勢力が国を乗っ取っている以上、今、野党がやるべきなのはあらゆる手段を使って悪党を引きずり降ろすことだ。
国が危機にさらされたとき、政治家は体を張らなければならない。それには危険が伴う。しかしその大義を忘れ、自分の次の選挙のことしか考えられないのなら、安倍犯罪政権の補完勢力として、今度こそ国民から完全に見放されるだろう。
適菜収 作家
1975年生まれ。作家。ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。
【それでもバカとは戦え/適菜収】立憲と国民は児童会か 合流破談で完全に国民に見放される https://t.co/KZJj9vubbM #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) January 24, 2020
児童会かよ【合流破談】
— KK (@Trapelus) January 24, 2020
立憲も国民の完全に国民に見放される
国が危機にさらされたとき、政治家は体を張らなければならない。それには危険が伴う。しかし、その大義を忘れ、自分の次の選挙のことしか考えられないのなら、安倍犯罪政権の補完勢力と...
それでもバカとは戦え 適菜収(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/par06sH5F9
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