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(回答先: ギリシャ・イタリアの歴史と現代史 投稿者 中川隆 日時 2020 年 12 月 28 日 17:40:20)
イタリア人は千円で作ったものを全世界で10万円で売るような事が得意
2021年06月21日
不用品を高く買わせる方法に長けている欧米ブランド企業
http://www.thutmosev.com/archives/86101303.html
みんな高級外車は軽自動車より安全と思ってますが、そんな単純なデータはないです。
イメージとして高級で安全だから買うのです
マーケティングとは不用品を売る事?
ある人に言わせると現代の営業マンやあらゆる広告の役割は「客を騙して要らないものを売りつける」事だそうです。
もちろん家具を必要としていたりスマホを必要とする場合はあるが、あらゆる人は既にそうした物を所有しています。
例えば最近ランドセルが高級化し10万円を超えるものが売れていて、しかも1年前から予約しないと買えないそうです。
ランドセルがいくつ売れるかは、6年前の出生数を見れば「今年は前年比マイナス5%だな」などと推測できます。
年々販売数が減少している商品で、手作りの工程があり少数の職人が1年間かけて製造します。
ランドセルは2万円台のもありアジアで製造すれば1万円でもできると思うが、高級でカラフルなのが人気がある。
数千円のカバンでも役割は同じなのにランドセルを廃止しろという意見は少なく、今後も子供がいる限り売れ続ける。
ランドセルはちょっと見には全て同じだがよく見れば高価格なのが分かり、親の自尊心を満足させる。
子供が「10万円のランドセルが欲しい」と言うはずが無いので、実は親のプライドのために売られています。
高級自動車や高級スマホも、実は低価格な軽自動車や格安スマホと機能はあまり変わらない。
以前警察の統計を見て驚いたのだが、事故件数当たりの死亡率は、車種別では軽乗用車がもっとも少なかった。(軽貨物は多かった)
これは軽自動車は女性ドライバーが多く、女性の交通事故の多くは「時速40キロ以下」で起きているためです
日本製品が売れるには動機づけが必要
一種の数字の錯覚ですが最近の軽自動車は以前より安全なのは間違いなく、反対に最も死亡率が高いのは大排気量の外国車でした。
これはドライバーのほとんどが男性で事故時の速度が高いからで、フェラーリが危険という事ではない。
同じ軽でも軽貨物は死亡率が非常に高いが、これもドライバーの性別や速度や使用環境が影響しているかも知れない。
機能や安全性でベンツとワゴンRは大差ないのに、ベンツに乗っていると人間が高級に見えるので金持ちはベンツを買います。
スマホは安いアンドロイドは操作性で劣っていたが、最近は改善されて高級機との差は小さくなっている。
日本の女性はiPhoneが大好きで、iPhoneに非ずはスマホに非ずと思っている人も居る。
これらは本当は不要なのに購入したり、普及品でも良いのに高級品を購入する例で、消費者のハートを掴むことで売っています。
ダメだったのは日本の家電メーカーで、安い中韓製品よりシャープや東芝を買う理由を作り出せませんでした。
人々が「ベンツとワゴンRの機能は一緒なんだ」と気づいてしまえばベンツは売れず、日本の家電メーカーはそうなりました。
物が溢れている現代で要らない物を買ってもらうには、イメージや動機付けが決定的に重要です。
「家電製品てどれも同じでしょ」と思われたら人件費が安い国の製品が必ず勝ちます
先日あるスポーツ選手がグッチのTシャツを着ていて、ネットで調べたらアマゾンでは48万円で売られていました。
どう見てもただのTシャツに英語でGUCCIと書いてあるだけなので原価はせいぜい3千円、それを金持ちは数十万円で買っています。
欧米のブランド企業はこういう「不用品を高く売る方法」に長けていて、ある意味日本人も見習うべきかも知れない
http://www.thutmosev.com/archives/86101303.html
▲△▽▼
イタリア人は千円で作ったものを全世界で10万円で売るような事が得意
2021年07月12日
外国企業は宣伝がうまく、日本企業は軽視している
http://www.thutmosev.com/archives/86254610.html
イタリア人は千円で作ったものを全世界で10万円で売るような事が得意
有名ブランドを買う心理
外国特に欧米先進国には歴史ある有名ブランドが多く、日本にはあまり存在しない。
最近ある外国のスポーツ選手がグッチのTシャツを着ていて、気になって値段を調べたらアマゾンでは48万円で売っていました。
グッチのロゴ以外は3千円で売っている商品と区別がつかず、製造原価は恐らく3千円でしょう。
正直買う気が分からないが本人はとても満足気で、しかも誇らしげに写真に写っていました。
そのスポーツ選手は資産100億円以上でプール付きの豪邸を所有していて、Tシャツが50万円でも気にしないタイプです。
韓国の南大門あたりでは欧米有名ブランドの偽物を売る店が大量にあり、ユーチューブでいくらでも動画を見ることが出来る。
少なくとも映像では本物と同じで見分けがつかず、もしかしたらウイグル辺りの同じ工場で作っている可能性もあります。
仮に本物と偽物を同じ場所で作っていたらそれは偽物なのか、疑問に思う所です。
欧米有名ブランドが高く売れるのはブランドイメージの為で、製品自体が優れているわけではない。
グッチの財布もユニクロやワークマンの財布も、実用性ではそれほど違いは無い筈です。
ネスレという会社があり世界最大の食品企業ですが、ほぼ大した物は売っていません。
キットカットはそこそこ美味いしコーヒーもそこそこ美味いが、もっと美味しい日本製のは存在します。
宣伝の意味が分かっていない日本企業
人々は森永やブレンディでも良いがネスレを買っていて、世界中の人々がそんな動機でネスレを買っています。
ネスレが優れているのは全世界でまったく同一品質で買えるのと、イメージが優れている点です。
グリコと言えばグリコの看板、森永と言えば安倍昭惠夫人とグリコ森永事件を連想するだけでブランドイメージはない。
BMW、ベンツ、VWのドイツ車御三家は日本でとても人気があり、中国やアジアでもドイツ車は高級車と見られている。
トヨタ、日産、ホンダの御三家にも高級な車はあるが、ブランドイメージはない。
資産100億円のスポーツ選手がトヨタを買うとしたら、それはトヨタの車が優れているからで、他に理由はない。
だがBMWやベンツはトヨタより劣っているとしても買う人が居て、彼らはブランドイメージを買っています。
上流階級の夫婦がパーティに招待されたら車はロールスロイスかベンツ、間違ってもプリウスではない。
欧米ブランドが最も重視しているのはイメージと宣伝で、彼らの努力のほとんどは宣伝に向けられている。
昔デビアスという会社が日本で「結婚指輪は収入の何か月分」というCMを流し、あっと言う間にそれが日本の常識になった。
日本人は「全世界の人がそうしている」と思い込んだが、デビアスが仕組んだ宣伝に過ぎなかった。
ロールスロイスは昔「なぜならロールスロイスは故障しないからです」のようなCMを流し、高級イメージを普及させた。
実際には故障して苦情を言うと「それは故障ではなく消耗品です」と言われ国産車の何倍も請求されるそうです
日本企業はこうしたイメージやブランドを構築しようという考えすらなく、結果いつも欧米ブランドに負けている。
原価が3千円の製品を数10万円で売るのがイタリア人で、正直彼らの商売はうまい。
http://www.thutmosev.com/archives/86254610.html
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