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キリスト教原理主義
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/438.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 12 月 22 日 00:41:13: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: カルトの世界 投稿者 中川隆 日時 2020 年 12 月 22 日 00:37:36)

キリスト教原理主義

欧米のキリスト教徒全員の行動指針となっているヨハネの默示録
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/506.html

ユダヤ陰謀論とグローバリズムを考える _ ヨーロッパ化されたキリスト教がユダヤ思想の正体で、ユダヤ教やユダヤ人とは何の関係も無かった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/504.html

東海アマ 福音派キリスト教はキリスト教の仮面を被ったユダヤ教
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/487.html

異教徒は「人間」ではないので殺してもいい
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/798.html

キリスト教への信仰心が消える欧州 ムスリムも増加で変わる宗教地図
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/169.html

アメリカ・アングロサクソンの凶暴性・アメリカインディアンが絶滅寸前に追い込まれた仮説
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/367.html

命を賭して悪の帝国と闘ったサダム・フセイン (小沢先生もこれ位カッコ良ければなあ)
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/298.html

意図的な世論誘導報道で悪魔呼ばわりされているシリア アサド大統領
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html

平和主義者だったトランプがイラン革命防衛隊の精鋭組織コッズ部隊の司令官を殺害した理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/786.html

▲△▽▼


参考資料 _ ヨハネの默示録 (文語訳)
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/903.html    

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コメント
1. 中川隆[-9104] koaQ7Jey 2020年12月22日 00:42:30 : 3zP1R1s2bc : MG41NHJjem1sTW8=[83] 報告
内田樹 「なぜ人を殺してはいけないのか?」
2020-03-02 20世紀の倫理−ニーチェ、オルテガ、カミュ - 内田樹の研究室
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/520.html

平和よりも、もっと大切なものがある
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/339.html

異教徒は「人間」ではないので殺してもいい
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/798.html

2. 中川隆[-9103] koaQ7Jey 2020年12月22日 00:43:51 : 3zP1R1s2bc : MG41NHJjem1sTW8=[84] 報告
「疑似科学にだまされるな」 人口の7%が地球平面論者 ブラジル
2020/4/25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200425-00010000-afpbbnewsv-int

【4月25日 AFP】ブラジルのレストラン経営者リカルドさんは、パンケーキのような形をした地球の模型の横に座り「ははは!」と大笑いした。リカルドさんが地球は平面だと話すと、このような反応が返ってくるのだという。

 60代のリカルドさんは、このような反応があるためフルネームは明かしたくないと話す。リカルドさんがサンパウロ(Sao Paulo)で経営するレストランは、地球は球体だという考えを否定する人々の出会いの場となっている。

「私が確実に分かっているのは、自分がいつかは死ぬということと、地球が平らだということだ」とリカルドさんは語った。

 調査会社ダッタフォーリャ(Datafolha)によると、ブラジルの全人口の7%に当たる1100万人以上が地球は平らだと信じている。

 ブラジルの地球平面説を信じるグループは、時には偏執的と思えるほど秘密主義だ。メッセージアプリの「ワッツアップ(WhatsApp)」や招待制のフェイスブック(Facebook)グループなどでやり取りすることが多い。

 このような閉じられた場では、地球は平らで固定された物体であるという自分たちが信じる説を、バカにされる恐れもなく自由に議論できるという。

 地球平面論者らは、物理学、光学、聖書の解釈を交えながら、自分たちの主張に反する証拠はすべて陰謀だとして却下する。

 ダッタフォーリャによると、地球平面説を信じているブラジル人の大半はカトリック教徒またはキリスト教福音派の男性で、教育水準は比較的低いという。

 だが教育と知識を混同してはいけないと、地球平面論者は警告する。

 50歳の実業家アンデルソン・ネベス(Anderson Neves)さんは、「地球平面論者は一番賢い。そこのところを書いてくれよ!」と言った。ネベスさんは、両手いっぱいにニュートンとコペルニクスの「でっち上げ」を非難する内容のパンフレットを携えて、リカルドさんのレストランに入って来た。

「悪質な疑似科学が世界中の教育システムを破壊している」とそのパンフレットの一つに書いてあった。さらに地球が丸いとの主張は「世界のエリートによる人類最大のうそだ」との主張もあった。

 一方、サンパウロ大学(University of Sao Paulo)の天文学者ロベルト・コスタ(Roberto Costa)氏は、科学者にとって地球平面説は、科学的な問題というよりも、心理学的または社会学的な問題に思えると述べている。

 映像は2月12日撮影。(c)AFPBB News

3. 中川隆[-9102] koaQ7Jey 2020年12月22日 00:44:25 : 3zP1R1s2bc : MG41NHJjem1sTW8=[85] 報告
人間の真の価値 2020年05月29日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1138.html

 人の価値は、徹底した利己主義の上に、他人を睥睨できる資産やら権力・地位やら組織やらを握り、他人から畏敬されることだと勘違いしている人は無数にいる。

 それが現代日本社会を支える価値観を生み出している「差別と序列」のシステムだからだ。いいかえれば、競争を原理とする資本主義社会に共通する人生の価値観である。
 それは、自分だけが勝ち上がる喜びに生きているといってもいい。

 ネット上を見ていても、こうした価値観を持っている人は、必ず、自分の資産や能力の自慢を始め、どこかで弱者に対する嘲笑が含まれてくるから、すぐに分かる。
 ネット上でいえば、「ネトウヨ」グループが代表的で、上念司とか堀江貴文とか、武田邦彦らチャンネル桜組とか、長谷川幸洋とかだ。

 日本人の圧倒的多数が、「何のために生きるのか?」と問われ、「カネ・地位・権力・蓄財・名誉・見栄のため」などと考えていることは間違いない。
 もう少し具体的に言えば、他人を見下せる学歴を得て、他人を見下す特権的地位に就き、他人より多くの蓄財を行い、高い塀に囲まれた豪邸に住み、美人妻をもらって、高級車に乗り、「他人の羨む人生」を送ることである。

 そんな人生観のなかで、「他人のために生きる」と利他主義を口にする人はほぼいない。利他主義者を見ると「アイツ、馬鹿じゃないか」と嘲笑するのが関の山である。
 一年中休みなしに毎朝3時に起きて、職場(名古屋市新栄)の周りを清掃し、花を植えている宗次徳二を、日本の経営者グループは決して尊敬しない。

 すでに何度も書いているのだが、利己主義の価値観は、人類社会を底なしのネガティブ世界に向かわせるものである。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-944.html

 人類における最大のネガティブとは戦争である。
 極端にネガティブな世界を体現している「戦争大好き」アメリカ人を想定すれば、すぐに意味が理解できる。

 アメリカの軍人や、共和党支持者「リバタリアン」という人々は、何もしないでいれば、他人が自分の財産を奪い取り、自分たちは殺されると信じ、殺戮兵器を大量に持っていれば、それを怖れて侵略者たちを阻止できると信じている。

 だから、金儲けのため、奴隷として安くこき使える黒人をアフリカから連れてきておいて、やがてポイ捨てし、黒人たちが生きるために行動すると、包容する優しさの代わりに銃弾で恫喝し、ときに殺戮してしまう。
 聖書に描かれた愛は口先だけのものであり、本当の人間関係は、相手を恐怖させる自分の強さ、武装によって支えられていると信じ込んでいる。

 米国国民が、他人に銃口を向けるのは、憲法に保障された基本的人権である。

 アメリカ合衆国憲法修正条項第2条
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E8%A3%85%E6%A8%A9

 世界を平和に導くものは「銃弾」であるという究極の屁理屈=信仰によって、アメリカは建国以来、無数といえる戦争を主導してきた。

 アメリカという国は、まさに、この世のネガティブを体現した国といえるだろう。
 一方で、世界でも有数のキリスト教国家でありながら、他方で、キリストの名によって、人々を弾圧し、残酷に殺戮し、滅亡させてゆくのである。

 なんで、こんな本末転倒なネガティブ国家になってしまったのか、理由探ると、それは、最初に合衆国が成立したとき、先住民であるアメリカンネイティブ(インディアン)の土地を侵略し、少なくとも1000万人を超える先住民を殺戮した血の海の上に、アメリカ国家が築かれたからだろう。
  http://www.aritearu.com/Influence/Native/Native.htm

 この巨大な先住民殺戮と土地の強奪を、自分たちの倫理と矛盾しないで正当化する究極の屁理屈を生み出してみせるしかなかった。
 「巨大な殺戮の正当化」 これこそ、米国合衆国の本質をなすものである。

 アメリカは戦争なしに存続することのできない国家であり、絶えず世界中を見つめて、「敵を作り出して、それを殲滅する正義」を掲げなければならなかった。
 例えば、真珠湾事件も、「戦争がニューデール大不況を解決できる」とケインズに入れ知恵されたルーズベルト・アメリカの演出によるものだった。戦時国際法に完全に違反した原爆投下による巨大殺戮も正当化しまくるしかなかった。

 ベトナム戦争北爆の理由となったトンキン湾事件も完全な捏造だった。そして2000年911テロも、アメリカ自身による国家ぐるみの陰謀だった。
 ひとたび、「銃口が正義」という屁理屈を掲げれば、世界最終戦争による滅亡までネガティブ世界に向けて突っ走るしかないのだ。
 
 アメリカという国は、まるで断崖絶壁に向けて突っ走るレミングの大群のようだ。すでに先頭集団は、崖から海に転がり落ちているのに、後続集団は、ひたすら突っ走り、先頭集団が立ち止まることさえ許さない。
 なんで、こうなってしまったのかを詳しく考察してゆくと、アメリカ国家を支配するユダヤ人グループと、彼らの思想的経典であるタルムードが浮かび上がってくるのだが、これは、今回は触れないことにする。

 アメリカの思想的源流は、共和党リバタリアリズムにあるのだが、その正体が徹底的な利己主義であることついて、すでに触れたし、それがネガティブ国家の本質をなしていることにも触れた。
 ただ、もう一つ、アメリカに代表されるネガティブ勢力の本質として「強欲」を上げておこう。

 アメリカ経済の中核をなす金融資本経済の総本山は、ロスチャイルド系のゴールドマンサックスやメリルリンチ、モルガンSなどだが、これらのユダヤ系金融資本の本質は、世界中のカネを懐に入れてしまいたいという、とてつもない強欲である。
 世界中の右翼の正体は、例えば、ブラジルのボルソナーロ大統領も、トルコのエルドアン大統領も、もちろん、わがトランプ大統領も、とてつもない強欲である。

 この限られた地球上で、助け合って、平等に幸せを享受するという発想が皆無であり、「自分さえよければ他は、どうなっても構わない」とする強欲が、彼らの共通点であり正体といっていい。
 日本もまた、アメリカの属国である以上、この強欲思想をまともに引き継いでいて、麻生太郎など、年がら年中、強欲な利己主義ばかり口にしている。

 「ネガティブ」という概念を説明するのに、私は「利己主義」という言葉に言い換えてきたのだが、「強欲」という言葉に言い換えた方が適切な説明かもしれない。
 だから、バシャールが「二極化」という概念を口にしたとき、それが今年、2020年に、完全にネガティブ世界とポジティブ世界に分裂し、相互に交わらず、やがて数十年後に、ネガティブ世界が、この世から消えてゆくと指摘し、「なるほど、利己主義=強欲が、あと数十年すると地球上から消えてゆくのだ」と私は解釈した。

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1118.html

 「強欲」がなぜ間違っているかというと、織田信長の言葉として伝わっている教訓が適切である。
 「起きて半畳、寝て一畳、天下取っても二合半」
 https://www.pojihiguma.com/entry/okitehanjou-neteitijou-tenkatottemo-nigouhan

 本当に信長が語ったわけでもないだろうが、これは人生に強欲は禁物であるとする諫めとして実に適切だ。

 資本主義的強欲の価値観の延長では、成功者は、何軒もの豪邸を保有し、何台もの高級車を保有し、たくさんの 美女をカネで買い集め、食べきれないほどの食事でも満足できず、何十台ものテレビを用意している。
 すべて、一人が利用できるのは一つ、あるいは一人しかいないのに……。問題は、他人を、どれほど羨ましがらせるかであり、他人から畏敬されたいがために、究極の無駄人生をおくりたがるのである。

 日本でも、ホリエモンも、前沢も、他人に羨まれたい一心で、莫大な資金をドブに捨てる宇宙開発なんかに手を出しているが、悲惨な結果は、聞かなくとも分かる。
 宗次徳二なんかは何百億の資産があっても、バーゲン品だけを身につけ、子供食堂に巨額の援助を行い、自分は移動でもエコノミーや二等車しか利用しないのに、彼らは、自家用飛行機で他人を睥睨することが大好きな延長に、自家用ロケットまで作ろうとしている。

 こんな立って千畳、寝て万畳のように自分を飾ることが大好きな人物が、人々から本当に愛されることはない。
 例えば、WCサッカーでウルグアイが優勝した理由について、とてつもなく愛される国家指導者がいて、誰もが一丸になったからだといわれる。
https://world-note.com/jose-mujica/
 ウルグアイ国民は、ムヒカ大統領が大好きだったから、最大の能力を発揮できたのだ。

 ムヒカは利他主義者だった。誰もがムヒカを愛した。自分を大事にすることは放棄して、いつでも他人のために働き続けた。

 もし、最大のポジティブな人生という言葉を誰に贈るかといえば、それはムヒカを置いては他にいない。
 私は、2番目に宗次徳二を上げておこう。

 ポジティブという概念は、別の言い方をすれば「脳天気」といってもいい。
 本当のポジティブとは、「何もしなくとも幸せが向こうから飛び込んでくる」と信じる人生である。

 釈迦は「因果応報」を教えのエッセンスとした。
 それは「人生とは与えたものが還ってくるプロセス」という意味だ
 ポジティブな人々は、いつでも他人のために心を砕き、他人が幸せになることを願って生きている。だから、因果応報として、幸せが向こうから飛び込んでくるのである。

 アメリカの軍人が「核兵器開発が平和を保障する」というとき、ポジティブな人たちは「貧しい国を幸せにすれば、戦争消える」と考え、ちょうど中村哲のように、貧困と不便のなかに飛び込み、人々を幸せにしていった。
 中村は殺されたが、これほどポジティブな人生も少ない。誰もが中村哲を心から尊敬し、その教えに従って国を作り替えようとしている。

 ポジティブとは、自分の肉体を無意味に永らえさせることではない。例え、肉体を滅ぼされても、その精神が生き続け、無限大に拡大してゆく世界なのだ。
 死よりも尊いものがある。私は中村哲や宗次徳二に、それを見る。

 バシャールによれば、2020年は、もうネガティブとポジティブが二度と邂逅しない年だという。
 つまり、中村哲の仕事を理解できる人は、ポジティブ人生を歩む人に限られる。宗次徳二の毎日を、堀江貴文や前沢友作が理解できることは永遠にない。永遠に邂逅しないまま、竹中平蔵・堀江貴文や麻生太郎、安倍晋三らは滅亡に向かってのみ進むのだ。

 ネガティブ人種は、「戦争によって平和が得られる」と妄想するのだから、戦争に向かうしかない。
 ポジティブ人種は、向こうから平和と幸福がやってくると信じて歩み続けるのだ。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1138.html

4. 中川隆[-8897] koaQ7Jey 2020年12月27日 09:52:49 : FRaqZnrJmP : eVhnV01CT2dEcWc=[5] 報告
From NY
2020年10月28日
米国「保守派」クリスチャンたちの素顔
もう一つのアメリカ、筆者の見た保守派の南部の高校生活
田村明子 (ジャーナリスト)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/21189

 いよいよ大統領選を迎えようとしている現在、アメリカは保守派の共和党と、リベラルの民主党の真っ二つに分裂している。

 筆者がアメリカに移住したのは、1977年の春、カーター大統領政権が誕生して間もなくのことだった。あれから43年この国に住んでいるが、現在のアメリカほど分裂したアメリカを見たことがない。

 40年間住んでいるこのニューヨークは、国際色豊かで文化の懐の深い街である。でもここにいると、アメリカ合衆国全体の、保守的、閉鎖的で、自分たちと異質なものには徹底的に排他的な側面を見失いそうになってしまう。

 実は筆者が初めて暮らしたアメリカの地は、ノースカロライナ州だった。南部でもディープサウスと言われるほどの僻地ではないものの、現在でも共和党が多数派の土地である。


ノースカロライナ州シャーロットの歴史的建造物(/gettyimages)
 当時はまだ高校生で英語力も限られ、社会に対する理解力にも限界があった。それでもアメリカの保守派とされる社会を生の体験できたことは貴重な体験だったし、今振り返るとトンでもないこと、面白いこともたくさんあった。

「ロックは悪魔の音楽なのよ」

 筆者が10年生(日本の高校1年)として入学した先は、プロテスタント、サザンバプティスト派(南部バプティスト派)の高校だった。

 留学を許してくれた両親は、ミッション系の学校なら治安も良く、留学生活も安全だろうという思いを持っていたと思う。ところが実際に行ってみると、それがものすごく日本的な勘違いだったことに間もなく気が付いた。

 サザンバプティスト派は、トランプ再選の鍵を握ると言われている福音派の最大の一派で、信者は1500万人いると言われている。筆者が直に触れた彼らの信仰、思想は、日本人がイメージする「クリスチャン」とはかけ離れたものだった。そんなこともわからずに留学した筆者は、誤解を恐れずに言うなら、白人カルト集団にアジア人のティーネージャーの娘が一人でノコノコ乗り込んで行ったようなものだった。


ノースカロライナ州シャーロット(klenger/gettyimages)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/21189


 最初にたどり着いたのはノースカロライナ州シャーロット郊外にある、大学付属の英語学校だった。東京のクリスチャン系の留学コンサルタントを通して、全国から集まった同年代の女の子が筆者もいれて5人(ちなみに男の子たちは、年頃の男女を数カ月一緒にしておくと風紀上問題ありという理由から、フロリダの英語学校に送られていた)夏の間ここで英語を学び、9月からそれぞれの高校に振り分けられる予定になっていた。

 英語学校の編入試験が終わった頃、筆者は留学コンサルタントの田中氏の車で、候補の高校のキャンパス見学に連れていってもらった。

 行った先は、サウスカロライナ州グリーンビルにあるボブ・ジョーンズ大学高等部。アメリカ人なら、名前を聞けばすぐにぴんとくる有名校である。だがそれは、良い意味ではない。

 「大学も付属している南部一の名門校だよ。ぼくが紹介できる学校の中では、ここがぴか一なんだ」と、田中氏は嬉しそうに強調した。校門前に大きな噴水があって、まるでリゾートのようだった。

 田中氏と旧知の仲だという校長に挨拶すると、彼は日本人とアメリカ人のハーフの女の子を連れてきた。ジェニーというその学生が、まだ英語もつたない筆者のために日本語でキャンパス案内をかって出てくれたのだ。ここなら楽しい高校生活が送れるかも。そう思っていた矢先、筆者にとってはカルチャーショックともいえる出来事が起きた。

 「ねえ、あなたはどんな音楽を聴くの? クイーンとか好き?」

 もともと筆者が高校留学を希望したのは、小学生の頃から聞き始めたロック音楽がきっかけだった。英語文化にめざめ、海外留学をして将来は通訳になりたいと憧れていた。

 でも筆者にそう聞かれたジェニーは、さっと蒼ざめた。目を大きく見開いて、顔をこわばらせている。返ってきたのは、こういう返事だった。

 「ロックは、ここでは禁止されているのよ。だってあれは、悪魔の音楽ですもの!!」

 悪魔の音楽…。今度は筆者の顔が思い切りこわばった。

 筆者は当時も現在も、クリスチャンではない。でも小学生の頃は友人たちと誘い合わせてプロテスタント系の教会の日曜学校に通い、中学はカソリック系の女子校に行った。聖書もたっぷり読んだし、お祈りも讃美歌も覚えた。カソリック系女子中学は、服装などの規則はものすごくうるさかったものの、さすがにロックが悪魔の音楽だなどと極端なことを言われたことは一度もない。

 これがサザンバプティストとの、初めての出会いだった。

異人種間の交際は禁止
 ジェニーに何と答えたのか覚えていない。記憶にあるのは、彼女が最後に恍惚とした表情を浮かべて、両手でぐるりと円を描いてこう言ったことである。

 「この学校にいるとね、神様がすぐここにいらっしゃるのがわかるの!!」

 ジェニーの薄茶色の瞳が何もない空間を見つめているのが、とても怖かった。

 こりゃまずい。そもそもクリスチャンではない私には、とても歯が立たない場所だと子供なりに理解した。この高校だけは無理です。そう伝えると、田中氏はもんのすごく不機嫌になったが、他の高校を紹介することに同意してくれた。

 後に調べるとこのボブ・ジョーンズ大学は、人種差別で悪名高いところだった。

 創立以来、黒人の生徒の入学を許可していなかったため、連邦国税庁から教育機関としての税金優遇対象からはずすと脅され、しぶしぶ黒人の受け入れを始めたのが1971年。だがそれから5年間は、黒人は既婚者のカップルのみ入学許可してきた。奇妙な校則だがその理由は、学校内で異人種間の交際を禁じていたためである。この異人種間の交際禁止という校則はなんと2004年まで続いた。当時の筆者がここに入学していたら、当然白人のボーイフレンドなどできなかっただろうし、万が一アジア人以外の彼氏を作ったら退学になっていたわけである。

 これがアパルトヘイト制度下の南アフリカ共和国でもなく、ナチ政権当時のドイツのことでもなく、近代のアメリカ南部の現実だった(ついでに言うと、キャンパス内でのロック音楽禁止は現在もまだ続いているらしい)。

 考えてみれば白人と日本人の混血だったジェニー自身、学校のポリシーに反する罪の象徴の存在だったはずである。もう一度彼女に会うことができるのなら、それをどう受け止めていたのか聞いてみたかった。信仰と人種偏見が、どう両立するのかも校長に聞いてみたかった。

 そもそもこんなところに日本人留学生を紹介しようとした田中氏も、どのくらい南部の保守的な校風を理解していたのだろうか。

 さて危ういところでボブ・ジョーンズを抜け出し、筆者はそこまで過激ではないノースカロライナの田舎の小さなサザンバプティスト派の高校に入学した。一番近くにある都市は車で30分ほどのウィンストン・セーラムで、市の名前からもわかるように周辺はタバコ畑だらけ。あとは目に付くのは教会がやたらと多いことだった。

 ここでも、びっくりすることの連続だった。

(パート2に続く)


221. 中川隆[-8898] koaQ7Jey 2020年12月27日 09:51:45 : FRaqZnrJmP : eVhnV01CT2dEcWc=[4] 報告
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From NY
2020年11月23日
「信仰とは天国に到達する手段」
保守派のアメリカのクリスチャンの素顔(2)
田村明子 (ジャーナリスト)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/21394

 11月3日に行われた大統領選は、数日間かけた集票の結果、民主党ジョー・バイデン候補者の勝利が確実になった。

 集票が拮抗してなかなか結果が出ないスイングステートの中でも、最後まで残っていた州の一つが、筆者が高校時代を過ごしたノースカロライナだった。ピュー研究所の統計によると、州内のクリスチャン人口77%のうち、35%が福音派であるこの州は、基本的に保守派の共和党が多い。

 だが2006年にはオバマ氏が勝利を収めており、今回はどのような結果になるのか筆者も興味深く見守っていた。当時の同級生たちは、どちらに投票したのだろうかと想像しながら。

(前回のコラム『米国「保守派」クリスチャンたちの素顔』から続く)

 筆者は1977年9月、ノースカロライナ州にある寮制の私立高校に入学した。ウィンストンセーラム郊外にある、当時人口1万人ほどの小さな町だった。

 寮制といっても、全校100人余りの生徒のほとんどは、自宅通学のDay Studentだった。

 当時ノースカロライナでは16歳から(現在は18歳)運転免許を獲得することができた。みんな15歳のうちに路上テストを受けて免許証を手にし、16歳の誕生日の朝には両親からプレゼントされた車を運転して意気揚々と学校に来る。車社会のアメリカで、アッパーミドルクラスの家庭にとっては当たり前のことだった。

 「ちょっと見て、あれブライアンじゃない?」

 「ブライアンだわ。今日は彼の誕生日なんだ!」

 医者の息子のブライアンが、シルバーのポルシェで学校の駐車場に乗り付けた日の朝は、さすがに女の子たちが色めき立った。

 一方筆者を含めた10人ほどの寮生は、そんな通いの学生たちとはあまり交わらず、校舎の横にある古いレンガ造りの寮で静かに暮らしていた。

週に3度の教会通い
 車がなければどこにも行けないこの町で、車も免許もない我々寮生は、ひたすら校舎とその横にある寮を往復する日々を送っていた。

 唯一のお出かけは、教会である。

 日曜日は朝と夕方の2回。そして水曜日の夕方の合計週に3回、ミニバンが寮の前に我々寮生を迎えに来た。朝の礼拝はたっぷり3時間。夕方も2時間ほど時間を取られ、まだ半分くらいしかわからない南部訛りの英語の説教をじっと我慢して聞く。正直に言えば、苦痛だった。

 もっとも、嫌だったことばかりではない。

 教会はこの田舎町で、気が済むまでお洒落をして出かける唯一の社交の場でもあった。肌の露出度さえ高くなければ、好きなだけドレスアップして行くことができた。もともとアメリカの学校では一般的に、女子学生が化粧をするのが「悪いこと」という感覚はない。14、15歳から女の子はピアスをし、髪をドライヤーで完璧にセットしてメークをほどこし、マニキュアまできれいに塗って学校にやってくる。お洒落づいた年齢の女の子にとって、大人になるプロセスの一つでごく当たり前のこととして受け止められていた。

 日曜日の朝の礼拝後、月に一度くらい信者たちが手料理を持ち寄ってランチビュッフェが開催されるのも、楽しみだった。ミートローフ、フライドチキン、アップルパイやアイスクリームなど、南部料理はどれも恐ろしく高カロリーだが、手作りのお料理は美味しい。父兄、教師たちは太っている人がほとんどで、肥満体ではない大人は珍しかった。筆者もこのノースカロライナ時代は、あっという間に体重が増えていったのである。

 だがいくら教会に通っていても、筆者はクリスチャンになろうとは一度も思わなかった。子供の頃から好奇心で聖書もかなり読んだけれど、元々実家は曹洞宗である。わざわざキリスト教に入信する必要性を感じなかったし、そもそも団体で集まって人前でお祈りをする、ということが苦手だった。

 それでも毎週3回、迎えのバスが来ると大人しく乗り込んで教会に通った。

「天国行く人は手をあげて」
 連れていかれた教会は、アメリカの人口のおよそ3分の1といわれる福音派の教会だった。

 その福音派の白人信者の80%近くが、共和党とされている。合衆国憲法には政教分離が謳われているものの、現実にはこの南部を中心とした福音派のクリスチャンたちが、現在の保守派共和党の基盤を支えているのである。

 福音派の教会は、会議場に塔をつけたようなシンプルな建物が多い。南部訛りの強い牧師さんの説教はあまり理解できず、ときどき信者の人たちが突然声を上げて泣き出したりするのも、最初はびっくりしてドン引きした。

 だがもっと驚いたのは、ある日の礼拝中のことである。

 「How many of you are going to Heaven? Please raise your hand. (あなたたちの中で、天国に行く人は? 手をあげて下さい)」

 牧師さんがそう言うのを耳にしたときは、最初は冗談かと思った。だが集まっていた信者のほとんどが真面目な顔をして手を高々をあげたときは、もっと驚いて思わず「えええ〜」と声が出そうになった。

 日本のプロテスタントの教会でも、カソリックの中学校でも、そんなことを聞かれた覚えはない。人間側が決めることだと教わったことはなかった。

 「はい、私は天国に行きます」と本気で断言する人がいたら、日本社会では間違いなく「アブナイ人」のカテゴリーに入れられるだろうと思う。

 その「アブナイ人たち」に周りを囲まれていることを子供なりに理解して、じわじわと腹の底から恐怖心が沸いてきた。

福音派の信仰というもの
 寮に戻ってから、シャロンという一学年上のアメリカ人に恐る恐る聞いてみた。アーカンソー州出身の彼女も、高々と手をあげた一人だった。

 「シャロン、今日の牧師さんのお話で、天国に行く人は手をあげて、って言ったよね」

 「ええ、それがどうかしたの?」

 「どうして自分は天国に行く、って断言できるの? 日本では、そんなこと言ったら傲慢だと受け止められるけれど」

 「それはね、聖書に書いてあるからなのよ」

 1歳年上のシャロンは、当時絶大な人気だったファラ・フォーセットのようにきれいにブローした髪をかきあげながら、まだ英語の拙い私に、ゆっくり説明してくれた。

 「新約聖書では、イエス様が『天国の門に到達する方法は、神の子である自分を通して以外の方法はない』とはっきり言っているの。だからイエス様が自分の罪のために死んでくださった救世主であることを受けいれた人は、罪が許されて天国に行くことが約束されるのよ」

 うーむ。それなりに理屈は通っているものの、ちょっとムシの良い話に思えた。

 だがこれが米国の福音主義の根本にある教義なのである。イエス・キリストを救世主であると受け入れるのと引き換えに、天国行きの切符が約束される。キリストの贖罪によって自分の罪は消えたため、隣人を愛せよとか、敵を許せとか、人を裁くなとか、右の頬を叩かれたら左の頬を出せ、というような教えは二の次であり、天国行きには影響しない、というのが彼らの基本的考え方だ。

 福音派クリスチャンが信仰を生活の中心に置く傍らで、白人至上主義であったり、銃所持の規制に絶対反対の姿勢を貫くのは、日本人の感覚ではちょっと理解しがたい。だが彼らの中では矛盾していない。極端に言うなら、彼らにとって信仰とは人として正しい行動をするためのものではなく、キリストと契約を結んで天国に到達する手段なのである。

 (キリストの贖罪は、全てのクリスチャンにとって基本の教義である。だが極端に排他的な米国の福音派はクリスチャンの中でもカルト的とされていて、特殊な存在だ。もっとも信者の中には自分たちの排他的な部分を批判し、人種差別撤退の市民運動を支持し、チャリティ活動に人生を捧げた人たちもいることは、記しておきたい)

 「ではクリスチャン以外の人はどうなるの? 日本にはクリスチャンでなくても、善行を積んだ立派な人はたくさんいるけれど、彼らはどこに行くの?」

 「悪いけれど、クリスチャン以外は全員地獄に行くのよ。いくら良い人だって、クリスチャンでないのなら間違った生き方をしているの」

 答えは予想はしていたものの、面と向かって言われるとショックであった。(考えてみれば、クリスチャンは過去にこうして「原住民の魂の救済」を口実にして、世界中で侵略、虐殺を繰り返してきたのだった)

 これは、エライところに来てしまった。ようやく当時15才だった筆者にも、自分の置かれた状況が飲み込めてきた。

5. 中川隆[-8894] koaQ7Jey 2020年12月27日 09:55:25 : FRaqZnrJmP : eVhnV01CT2dEcWc=[8] 報告
キリスト教原理主義を知らないとアメリカ人の行動様式は理解できない
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/565.html
6. 中川隆[-5783] koaQ7Jey 2021年4月13日 09:44:30 : 34i32T20cM : VjNnTnE1eGhXTzY=[17] 報告
GHQの「日本キリスト教化」政策
2020/09/17





日本を占領し、アメリカに都合の良いあらゆる政策を行ったGHQ。
憲法や安保ばかりが目立っているが、彼らが「日本をキリスト教化」しようと暗躍した事実はあまり知られていない。
敬虔なクリスチャンのマッカーサー元帥の指示のもと、アメリカ本国を巻き込んだキリスト教の大布教キャンペーンの全容を解説します。
7. 中川隆[-4551] koaQ7Jey 2021年5月29日 07:04:48 : GnRMpOkTQU : R25CMktuWjhaeFE=[11] 報告
UP用ユダヤと共産のバトル
2021/05/29


8. 中川隆[-12976] koaQ7Jey 2022年8月04日 04:43:06 : OPAgG8Th3g : S3JqN2JFbUJDZFk=[3] 報告
カナダにおける先住民児童大虐殺に思うこと
2022年08月03日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1943.html

 7月25日、カナダ・アルバータ州を訪問したローマ法王は、「先住民児童大虐殺」の歴史について謝罪した。

 「悪行、許しを請う」ローマ教皇がカナダで先住民に謝罪 「寄宿学校」舞台に同化政策と虐待の歴史 2022年7月26日
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/191979

 【ニューヨーク=杉藤貴浩】カナダを訪問中のローマ教皇フランシスコは25日、西部アルバータ州の元先住民寄宿学校を訪れ、各校で同化政策や虐待が行われた歴史を巡り「先住民に対し、非常に多くのキリスト教徒が行った悪行について謙虚に許しを請う」と謝罪した。公共放送CBCが伝えた。

 教皇は多くの先住民が見守る中、「寄宿学校制度を含む同化政策が、この地の人々にいかに壊滅的な影響を与えたかを記憶する必要がある」と表明。「多くのキリスト教徒が先住民を抑圧した植民地化精神を支持したことを申し訳なく思う」と述べた。「これは最初の一歩にすぎない」とも述べ、寄宿学校の実態調査や生存者への支援に取り組む姿勢も強調した。

 先住民らは教皇の謝罪に拍手で応じ、伝統的な頭飾りを贈った。寄宿学校の生存者ウィルトン・リトルチャイルドさんは「(教皇の)言葉は心の奥底からのもので、深い慰めと励ましになる」と述べた。
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【関連記事】カナダ、先住民同化政策の闇…寄宿学校跡地で大量の子どもの遺骨 首相「暗くて恥ずべき歴史の一章」
  https://www.tokyo-np.co.jp/article/115351
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 この事件が発覚したのは2021年のことだった。

 【ニューヨーク=杉藤貴浩】カナダでかつて先住民の同化政策として政府やカトリック教会が運営した寄宿学校跡で大量の子どもの遺骨や墓が見つかり、国内に動揺が広がっている。今月1日の建国記念日は祝典を中止する都市が続出。各地の教会で不審火やいたずらが多発するなど不穏な動きも出ている。

 発端は、5月に西部ブリティッシュコロンビア州の先住民寄宿学校の跡地で記録のない215人の子どもの遺骨が発見されたことだ。調査は地元先住民団体などが地中レーダーを使って実施。公共放送CBCは「中には3歳児のものも含まれていた」とする関係者の話を伝えた。

 カナダでは19世紀から1990年代まで、政府とカトリック当局が先住民の子どもを親元から強制的に引き離し、各地の寄宿学校で生活させた。学校は139カ所にも上り、伝統文化や固有言語の伝承を絶つ同化政策を進めた。対象となった子どもは15万人以上で、学校では暴力や性的虐待、病気や栄養失調が多発したとされる。

 6月には、中部サスカチワン州の寄宿学校跡地の周辺で751基の墓標のない墓が発見され、ブリティッシュコロンビア州の別の跡地でも同様に182基が見つかった。
 カナダ政府は2008年に同化政策を謝罪。15年の報告書では「文化的虐殺だった」などと誤りを認めているが、被害の詳しい状況は明らかになっていなかった。相次ぐ遺骨や墓の発見は、トルドー首相が「わが国の歴史の暗くて恥ずべき一章を痛烈に思い出させる」と表明するなど、全国に怒りと困惑を広げた。

 例年7月1日は1867年の英国からの自治権獲得を祝うが、今年は各地で花火やパレードの中止や延期が相次ぎ「連帯と反省の精神を持って犠牲者を思い返そう」(中部メルビル市)といった声が上がった。
 先月からは各地のカトリック教会で放火や不審火が発生。CBCによると西部カルガリー市では5日時点で11の教会が赤いペンキで塗られるなどの被害に遭い、寄宿学校問題との関連が取り沙汰されている。
**********************************************************************
 引用以上

 この種の事件、英国の植民地だったカナダや豪州で、20年ほど前から、先住民児童保護施設などで、不可解な子供たちの大量虐殺の痕跡が続々と発見されるようになった。
ついには、英国本土やアイルランド、そしてスペインでもカトリック教会の敷地で子供たちの大量死の痕跡が発見された。

 子ども800人の遺骨か、修道会関連施設で発見 アイルランド 2014.06.05
 https://www.cnn.co.jp/world/35048985.html

 続・子供遺骨発見:3ヶ国のカトリック教会集団墓地に30万人以上/バチカン、英王室らは調査拒否  2014/06/09
 http://2012nasu.blog.fc2.com/?mode=m&no=10147

 アイルランド母子施設で子供9000人死亡、発覚したきっかけは...2021年1月18日
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/01/9000-4.php

 オーストラリアでは、「白豪主義」によって、先住民がジェノサイドに遭い続け、人口が激減していた。
 白人のアボリジニ狩り 大虐殺
 https://iirou.com/australian/

 これらの子供たちの大量虐殺の共通点は、ほとんど、イギリスの植民地で起きたことであるとともに、カトリック教会が深く関わってきたことだ。
 イギリスは、最大の植民地、インドでも無数の虐殺を繰り返した。

  植民地時代の虐殺事件 英首相“恥ずべきこと” インド 現場で遺憾表明
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-02-22/2013022207_01_1.html

 多くは18世紀〜20世紀に起きたことだが、イギリスという帝国主義国家は、英国の版図を拡大するため、未開地に侵略し、凄まじい大虐殺を繰り返して、暴力によって先住民を隷属させ、巨大な搾取を行ってきたのである。

 もっとも規模の大きな大虐殺は、たぶんアメリカで起きた先住民大虐殺だろう。これも初期の(合衆国独立前)イギリス軍によるものがもっとも大きい。
https://iirou.com/native-american/

ネイティブ先住民たちが殺された総数は、1700年代以降、1000万〜2000万人に及ぶと指摘されている。独立後も、1800年代まで英国系移住者による大規模な虐殺破壊が続き、白人たちは武力と虐殺によって、インディアンの土地を強奪したのだ。

 先住民の血にまみれた、命を軽視する習慣を身につけた英国兵が帰国すれば、当然、英国本土でも同じような殺人が頻発することになる。
 私はGyaOで、英国刑事ドラマを見ていて、英国のどこに行っても陰惨な暗い風景ばかりであることに驚かされたが、こんな印象が英国の植民地大虐殺の歴史と被さって見えてきた。

 またアイルランドも、1800年〜1922年まで英国領土だったから、本土と同じように徴兵され、植民地であるがゆえに、残酷な最前線に送られた兵士たちが帰国後、どのような心境にいたかと考えると、アイルランドの児童大量殺戮の現実と結びつけないわけにはいかない。

 お隣の韓国でも、全斗煥や盧泰愚率いる韓国兵が1970年前後にベトナムに送られ、数万人ものベトナム人婦女子を片っ端から強姦し、虐殺を繰り返したわけだが、彼らが帰国した1980年代は、韓国内でも残酷な連続殺戮事件が頻発した。
 https://bunshun.jp/articles/-/45252

 ベトナムで、罪なき婦女子を殺戮した兵士たちは、故国に帰還してからも、殺人そのものを嗜好的に繰り返すようになってしまったのだ。
 2000年に起きた宮澤一家殺人事件も、そんなベトナム帰還韓国兵の仕業といわれている。
 https://k-knuckles.jp/6/3717/2/

 日本でも事情は同じなのだ。みんな「南京大虐殺があった、なかった」と騒いでいるが、中国近代史を調べてみれば、日本軍による大量殺戮としては、南京事件など、ありふれたものだった。
 通州事件以降、陸軍は「三光作戦」を指令し、総計1000万人の民間人が日本軍によって殺戮されたといわれている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%85%89%E4%BD%9C%E6%88%A6

 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-12-03/ftp20081203faq12_01_0.html

 私の知る限り、日本でも、戦後、1950年代まで、心の荒んだ帰還兵たちが繰り返した犯罪は、数が多く、いずれも残虐だった。
 https://rekisiru.com/19248

 英国やカナダ、豪州ではカトリック教会の力が大きいが、「キリストの愛」を教えるカトリック教会こそは、子供たちの大量殺人やレイプ、拷問虐待の現場だった。
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E6%95%99%E4%BC%9A%E3%81%AE%E6%80%A7%E7%9A%84%E8%99%90%E5%BE%85%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 カトリック教会で「子供の性的虐待3000人以上」…狂信と信念の境目
 https://gendai.media/articles/-/73580

 私の調べでは、そもそもカトリックはキリスト教の擬態にすぎない。その教義は、新約聖書よりも、むしろ旧約聖書に偏り、キリストがトマス福音書のなかで、
 「私は薪を割ってもそこにいる、石をどけてもそこにいる。教会の中にはいない」
 と語っているとおり、見せかけの権威を嫌い、普遍的な愛の真実だけを語っているにもかかわわらず、建物の壮大さで人々を威圧し、偶像と権威の幻想に頼って信者を洗脳する宗教だった。

 しょせん、ウソに満ちた虚構の権威のなかで、それを利用して、司祭たちは性欲や私利私欲を貪ってきたのだ。
 子供たちの大虐殺の事実は、ローマ教皇が謝ればすむ問題ではない。もはやカトリックの存在理由が悪でしかない事実を示すだけのものだ。カトリックはこの世から消えなければならない。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-640.html


 同じように、アメリカ・英国・カナダ・豪州、そして日本も韓国も、謝ればすむ問題ではない。
 子供たちの殺戮事件、民族ジェノサイドを行った事実を自ら明らかにし、何が間違っていて、何を変えれば問題が解決するのか? 納得のゆく道筋を示せない限り、国家存在の意味がない。
 今は、ロシア・中国も同じように激しく問われている。

 地球上から、これらの強欲・殺戮国家を消滅させてしまわないかぎり、人類の明日が見えないのだ。
 こうした殺戮は、必ず残酷のカルマを子々孫々に至るまで受け継がせるので、我々もまた同じ問題に直面させられることになる。

 もしも、この問題を追及しないなら、これから日本社会でも、子供たちの大量の遺骨が発見されるような、恐ろしい時代がやってくる予感がしている。
 今の、自民党と統一教会のカルト的関係を見ればなおさらだ。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1943.html

9. 中川隆[-12799] koaQ7Jey 2023年1月25日 12:18:15 : GuZxplAGKc : QjEvSEd0YzZCRkE=[5] 報告
2023.01.24XML
米英の支配者やその従者が主張する「共通の価値観」とは侵略、破壊、殺戮、略奪
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202301240000/

 アメリカの歴史は先住の「アメリカ・インディアン」を殲滅、土地を奪い、奴隷に働かせるところから始まる。そのアメリカはイギリスから独立するが、人権を否定するという点で両者に大差はない。アメリカのいわゆる「独立宣言」は「すべての人間は平等」としているが、その人間の中に先住民や奴隷が含まれていないことは歴史が示している。

 西側の支配層やその従者たちは「共通の価値観」なる用語をしばしば使う。彼らが行っていることは侵略、破壊、殺戮、略奪であり、民主的な体制を倒し、民主主義を実現しようとする人びとを排除してきた。それが彼らの真の価値観であり、かつて彼らは「帝国主義者」と呼ばれていた。そうした事実が語られることを嫌い、最近では言論の弾圧を強めている。

 そうした帝国主義的な行為を正当化するため、彼らはしばしば「神」を持ち出す。アメリカを「自由と民主主義」に基づく「正義の国」だと主張する人は、虐殺されたアメリカ・インディアンを「悪魔の創造物」だと考えているのかもしれない。特定の人以外は劣等だとする優生学がイギリスやアメリカで生まれ、発展したことは本ブログでも書いてきた。

 優生学の創始者とされているフランシス・ゴールトンは『種の起源』で知られているチャールズ・ダーウィンの従兄弟にあたる。ダーウィンはトーマス・マルサスの『人口論』から影響を受け、「自然淘汰」を主張していた。当時、イギリスの支配階級に広まっていた信仰だが、その信者にはセシル・ローズも含まれていた。彼は1877年6月にフリーメーソンへ入会、その直後に『信仰告白』を書いている。

 その中で彼はアングロ・サクソンを最も優秀な人種だと位置づけ、その領土が広がれば広がるほど人類にとって良いことだと主張している。大英帝国を繁栄させることは自分たちの義務であり、領土の拡大はアングロ・サクソンが増えることを意味するというのだ。(Cecil Rhodes, “Confession of Faith,” 1877)

 イギリスで生まれた優生学はアメリカの支配層へ広まり、イギリス以上に社会へ大きな影響を与えることになる。支援者の中心はカーネギー財団、ロックフェラー財団、そしてマリー・ハリマンで、優生学に基づく法律も作られた。

 マリーは鉄道で有名なE・H・ハリマンの妻だが、ハリマン家は金融の世界でも有名。ハリマン家の銀行で重役を務めていたジョージ・ハーバート・ウォーカーの娘と結婚したのがプレスコット・ブッシュだ。プレスコットはウォーカーの下でブラウン・ブラザーズ・ハリマンやユニオン・バンキング・コーポレーションの重役を務めていたが、いずれもウォール街からナチスへ資金を供給する重要なルートだ。同僚のひとりにW・アベレル・ハリマンがいる。

 優生学の信奉者はアングロ・サクソン、ドイツ系、北方系の人種が優秀だと主張、劣等な種を「淘汰」するべきだと考える。そうした考えに引き寄せられたひとりがアドルフ・ヒトラーであり、ウクライナを支配しているネオ・ナチもその神話を信奉している。

 いわゆる『新約聖書』にもそうした思想が書き込まれている。例えば「ヨハネの黙示録」の第7章には天使が「我々の神の僕たちの額の上に我々が印をつけるまでは、地と海と木を害してはならぬ」と語ったとしてある。その僕とは「イスラエルの各支族の中から印をつけられた者」で、その印を付けられた人だけが殺されるのを免れるのだという。(田川健三訳著『新約聖書 訳と註 7 ヨハネの黙示録』作品社、2017年)

 田川健三によると「民族伝説の趣旨からすれば「ユダヤ人」 は十二支族の中の二支族にすぎない」のだが、これは無視されている。勿論、「十二支族」は歴史的な事実に裏付けられていない。(前掲書)

 田川は「黙示録」の中にギリシャ語の文法を理解している人物と初歩の知識もない人物の文章が混在していると指摘、少なくともふたりの人物によって書かれているとしている。大量殺戮に関する記述は後で文法的な知識のない人物によって書き加えられた部分だ。(前掲書)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202301240000/

10. 中川隆[-11997] koaQ7Jey 2023年12月12日 15:03:14 : JbGxwNE4jI : NFp1dENPR29PWEE=[10] 報告
<■111行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
【タブー視される悪魔の学問】人間の命に優劣をつけた「優生学」とは何か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16829705

現在でも米政府やWHOは劣等な民族を「淘汰」すべきだと考えている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14056012

キリスト教原理主義
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/391.html

ユダヤ陰謀論とグローバリズムを考える _ ヨーロッパ化されたキリスト教がユダヤ思想の正体で、ユダヤ教やユダヤ人とは何の関係も無かった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/504.html

欧米のキリスト教徒全員の行動指針となっているヨハネの默示録
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/506.html

キリストの再臨とアメリカの政治
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007057

イスラエルとアメリカのカルト政治家が虐殺を進める
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16828427

パレスチナ問題は米英帝国主義と旧約聖書カルトが生み出した
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16824368

ユダヤ人は白人美女が大好きで、非白人は人間だと思っていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14077515

西側支配層の人類を死滅させかねない政策は背後に優生学
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202311210000/

Microsoft創業者ビル・ゲイツの優生学
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14142318

非ユダヤ系アメリカ人にはバカしかいない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14138805

日本育ちのアメリカ人が経験するアメリカの現実!日本とアメリカの人種に関する考えの違い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16828003

アメリカの黒人強制労働の歴史
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14019321

接種者を死亡させ、人類の存続を危うくする薬を世界規模で接種させるのは誰か
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14112398

ナチスの「人間牧場」 選別した男女に性交渉させ、アーリア人を産ませる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027543

ナチスのユダヤ人に対する不妊作戦
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14047960

遺体は“1000人以上” 暴行、レイプ…先住民の子どもを大規模虐待〜カナダ寄宿学校の闇〜
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14063178

氷河時代以降、殆どの劣等民族は皆殺しにされ絶滅した。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14008921

コーカソイドは人格障害者集団 中川隆
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/380.html

白人はなぜ白人か _ 白人が人間性を失っていった過程
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/390.html

アングロサクソンの文化
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007474

ウクライナのネオナチを動かしている優生学の発祥地は英国であり、米国で育った
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202212310000/

「モンゴル人種に属すロシア人」を殺す必要性を訴えたウクライナ軍の米人報道官
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202310070000/

優生学と関係が深い人口削減政策は19世紀のイギリスから始まる
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202307310000/


▲△▽▼


RK: 彼らのやり方は、少数によって大多数の人々を管理して富を独占する。
  そのやり口を見ていると、まるで人間を家畜と考えていて、
  ある意味非常に効率的に管理支配していますね。

BEN:ここが農耕民族である日本人には理解しにくいところで、
  彼らの発想は非常に遊牧民的というか、非常に残酷なのです。

  それはユダヤ人の割礼なんかもそうですが、
  乳牛でもちょっとでも乳の出が悪いとすぐ殺処分するし、
  主人の言うことを聞かない暴れるオスだと、すぐに断種して
  睾丸を抜いてしまうんです。

  だけどこれが農耕民族だと、牛や馬は家族扱いにして大切にする。
  彼ら動物は田畑を耕したり、荷物を運んだりする使役動物だから、
  日本の昭和初期頃までは家の中で大切に飼って、
  潰して食用にすることもあまりなかった。それだけ感覚がまったく違うわけです。

  事実、遊牧民たちは農耕民族のことを、草を食べる
  あるいは穀物と言い換えてもいいのですが、
  羊人(Sheeple シープル)と呼んでいます。

  その羊人である農耕民族を管理するために「羊飼い」としての一神教
  (キリスト教やユダヤ教)があり、その神を動かすことで
  全体を支配するという考えです。

  これまでもその発想でずっと世界を支配してきたのです。

  ですから支配者たちから見ればその他大勢の庶民は同じ人間ではなく、
  「羊人」という家畜にすぎません。

  だから増えて管理が面倒になれば「間引こう」となるし、
  劣等な種族は断種して子孫を作らせないようにする。

  家畜を使って利益を得れば、当然のように牧場主がすべてを奪い取る。

  文句を言えば餌を減らし、ムチで叩いて大人しくさせる。

  このようにして食料と軍事力で世界を管理・コントロールしている連中が
  存在しているのです。
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-a3d1.html

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