★阿修羅♪ > 近代史5 > 185.html
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ ★阿修羅♪
ハプログループ E (Y染色体)
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/185.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 6 月 18 日 18:23:58: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

ハプログループ E (Y染色体)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97E_(Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93)


ハプログループ E (Y染色体)

ハプログループEの分布
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97E_(Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93)#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Haplogrupo_E_(Y-DNA).png


推定発生時期 約73,000年前

推定発生地 アフリカ東部または西アジア

親系統 DE
子系統 E1,E2

定義づけられる変異
L339, L614, M40/SRY4064/SRY8299, M96, P29, P150, P152, P154, P155, P156, P162, P168, P169, P170, P171, P172, P173, P174, P175, P176

高頻度民族・地域
アフリカ、中東、南ヨーロッパ


ハプログループE (Y染色体)とは、分子人類学で用いられる、人類のY染色体ハプログループの分類のうち、ハプログループDE (Y染色体)のサブクレード(細分岐)の一つで、「L339, L614, M40/SRY4064/SRY8299, M96, P29, P150, P152, P154, P155, P156, P162, P168, P169, P170, P171, P172, P173, P174, P175, P176」の変異で定義づけられる系統である。

約7.3万年前に東アフリカで誕生した。
出アフリカせずにアフリカ内にとどまったハプログループである。


下位系統

E

E*

E1 P147/PF1938

E1*

E1a M132  西アフリカの一部民族で高頻度。

E1b P177/PF1939

E1b*

E1b1 DYS391p, P2/PF1940/PN2, P178, P179, P180/PF1941, P181

E1b1*

E1b1a L222.1/S350.1, TSC0077541/V38, V100 アフリカ中南部。ニジェール・コンゴ語族に関連。

E1b1b M215/Page40/PF1942 アフリカ北東部。アフロ・アジア語族に関連。

E1b2 P75

E2 M75  東アフリカにみられる。
(系統はHaplogroup Tree 2015 Version: 10.26 Date: 10 April 2015による。)


E1b1a系統

ハプログループE1a1a1の分布
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97E_(Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93)#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Distribution_of_haplogroup_e1b1a_in_Rosa_2007.jpg


ニジェール・コンゴ語族に関連するタイプであり、ニジェール・コンゴ系民族の約68%に観察される。

E1b1b系統

E1b1b系統の拡散
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97E_(Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93)#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:E1b1bRoute.png


アフロアジア語族の伝播
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97E_(Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93)#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Afro-asiatic_map.png


アフロ・アジア語族に関連するタイプであり、特にベルベル人に80-93%[6]と高頻度である。

下位系統E1b1b1a1b1-V13がアルバニアで高頻度であり、有史以前のある時期にエジプト付近からの直接渡来が存在したようである。

ヨーロッパで見られるタイプはほとんどがこのE-V13系統またはE-M123系統である。
また話者の多くがR1bとなっているチャド語派の元来の担い手はカメルーン北部にのみ低頻度に見られるE-V259と考えられる。

Y染色体と言語系統が比較的綺麗に対応している。

E1b1b M215/Page40/PF1942 アフロ・アジア祖語
E1b1b* -
E1b1b1 M35.1 
E1b1b1* -  アフリカの角 クシ語派 
E1b1b1a V68  チャド・エジプト語派 
E1b1b1a* - サルデーニャ島、モロッコ
E1b1b1a1 L18, M78/PF2186 北アフリカ、アフリカの角、西アジア、ヨーロッパ
E1b1b1a1a V1477  チュニジア・ユダヤ人
E1b1b1a1b V1083
E1b1b1a1b* エリトリア、サルデーニャ島
E1b1b1a1b1 V13 ヨーロッパ(特にアルバニア)カルディウム土器
E1b1b1a1b2 V22  エジプト、スーダン
E1b1b1a1c V1129
E1b1b1a1c1 V12
E1b1b1a1c1* エジプト エジプト語派 
E1b1b1a1c2 V264
E1b1b1a1c2a V259 カメルーン北部 チャド語派 
E1b1b1b CTS1243/Z827 セム・ベルベル語派
E1b1b1b* -
E1b1b1b1 L19/PF2345/V257, L335/PF2300, M310/PF2402 ベルベル語派
E1b1b1b1* - ベルベル人
E1b1b1b1a M81/PF2554 ベルベル人
E1b1b1b2 PF1961/Z830
E1b1b1b2* -
E1b1b1b2a M123/PF2023 セム語派
E1b1b1b2a* - 中東、北アフリカ、ヨーロッパ
E1b1b1b2a1 M34/PF2022 セム語話者に広く
E1b1b1b2b M293
E1b1b1b2b* - 南アフリカ、東アフリカ
E1b1b1b2b1 P72 南アフリカ
E1b1b1b2c V42 ユダヤ人、アラブ人
E1b1b1c V6 エチオピア クシ語派
E1b1b1d V92 エチオピア クシ語派
E1b1b2 M281, V16 エチオピア クシ語派
(系統はHaplogroup Tree 2015 Version: 10.26 Date: 10 April 2015、E-M78以下は Trombetta et al.2015[8]による。)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97E_(Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93)  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 中川隆[-12327] koaQ7Jey 2020年6月20日 08:21:39 : Mp6pXCD17Q : ck9DRnljUHFXalE=[7] 報告
日本人のガラパゴス的民族性の起源


1-1. Y-DNAハプロタイプ 2019年6月版 最新ツリー
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-1.htm

2-1. mtDNA ハプロタイプ 2019年5月21日取得 最新ツリー改訂版
http://garapagos.hotcom-cafe.com/2-1.htm

1-5. Y-DNA ハプロタイプの意義と拡散
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-5,2-2.htm#1-5

1-5. Y-DNA/mtDNA ハプロタイプの意義と拡散
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-5,2-2.htm#2-2

0-2. 日本人の源流考
http://garapagos.hotcom-cafe.com/0-2,0-5,15-28,18-2.htm#0-2

1-18. 多民族国家 インドのY-DNA遺伝子調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-18.htm

1-16. 多民族国家 中国のY-DNA遺伝子調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-16.htm

▲△▽▼

ヨーロッパY-DNA遺伝子調査報告

 3-1. Y-DNA調査によるヨーロッパ民族
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-1.htm

 3-2. Y-DNA「I」   ノルマン度・バルカン度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-2.htm

 3-3. Y-DNA「R1b」  ケルト度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-3.htm
       
 3-4. Y-DNA「R1a」  スラブ度・インドアーリアン度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-4.htm

 3-5. Y-DNA「N1c」  ウラル度・シベリア度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-5.htm
 
 3-6. Y-DNA「E1b1b」 ラテン度(地中海度) 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-6.htm
  
 3-7. Y-DNA「J」   セム度・メソポタミア農耕民度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-7.htm

 3-8. Y-DNA「G」   コーカサス度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-8.htm

15-4. アイスマンのY-DNAはスターリンと同じコーカサス遺伝子の「G2a」
http://garapagos.hotcom-cafe.com/15-4.htm
 
3-9. Y-DNA「T」   ジェファーソン度 調査 
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-9.htm  

3-10. Y-DNA「Q」   異民族の侵入者フン族の痕跡調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-10.htm

1-11. ユダヤ人のY-DNA遺伝子は日本列島の構成成分となっているのか?
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-11.htm

1-15. コーカサスはバルカン半島並みの遺伝子が複雑な地域
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-15.htm

1-14. ギリシャはヨーロッパなのか?? 地中海とバルカン半島の遺伝子は?
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-14.htm

1-13. 中央アジアの標準言語テュルク語民族の遺伝子構成はどうなのか?
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-13.htm

1-17. 多民族国家 ロシアのY-DNA遺伝子調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-17.htm

1-9. 多民族国家 アメリカのY-DNA遺伝子調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-9.htm

▲上へ      ★阿修羅♪ > 近代史5掲示板 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
最新投稿・コメント全文リスト  コメント投稿はメルマガで即時配信  スレ建て依頼スレ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 近代史5掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
近代史5掲示板  
次へ