ネバダ核実験場の被曝者たち 2021年12月21日 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1711.html
これは、まだNHKに良心が残っていた時代のコンテンツ。今なら、被曝問題を取り上げた瞬間に、「原発運営に影響がある」と、自民党政権に任命されたNHK上層部がいきり立って、ディレクター関係者を追放するにちがいない。 NHKは昔のNHKではない。良心を失った廃墟なのだ。
ネバダ大気圏核実験は、1951〜1963年まで、約千回行われた。 ほとんど放射能防御のない、むき出しの大気圏核実験により、ほぼアメリカ全土、あるいは地球規模で莫大な放射能汚染を起こし、ネバダ周辺住民の大半にダウン症など遺伝障害、心筋梗塞死の激発、出生時の知的停滞、癌死激発などの苦悩が襲いかかった。 ネバダ核実験は、新鮮なウラン235・プルトニウム239の核分裂実験であり、チェルノブイリや福島の巨大原発事故と同等の、膨大な短寿命・長寿命核種を放出した。 したがって、ネバダで起きた健康被害と同じ結果が、チェルノブイリで起き、福島第一原発被曝地(東日本全域)で起きるのである。 ネバダ核実験場 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%90%E3%83%80%E6%A0%B8%E5%AE%9F%E9%A8%93%E5%A0%B4 ************************************************************************* ネバダ核実験で飛散した放射性降下物によって被ばくしたアメリカ市民たちの闘い/NHK・ドキュメンタリーWAVE 2014 年 3 月 18 日 http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/828.html ネバダ核実験で飛散した放射性降下物によって被ばくしたアメリカ市民たちの闘い/NHK・ドキュメンタリーWAVE http://www.at-douga.com/?p=11055 2014年3月15日に放送された、NHK・ドキュメンタリーWAVE「ダウンウィンダーズ アメリカ・被ばく者の闘い」を紹介します。 (所要時間:約49分) 核大国アメリカが「フクシマ・ショック」に揺れている。 (※2014年)1月27日、米国である集会が開催された。「ダウンウィンダーズ(風下の人びと)記念集会」。 福島原発事故の直後に連邦議会が制定した記念日だ。参加するのはネバダ核実験で飛散した放射性降下物によって被ばくした米市民。 フクシマ報道に接した住民たちは、被災者を自分に重ね合わせた。自分たちも政府から十分な情報を与えられないまま、被ばくしてしまったからだ。 被ばくの影響と疑われる症状に苦しみながら、補償されないまま亡くなる住民も多数いる。 フクシマを契機に「真実を知りたい」と声を上げる米市民の姿を追いながら、アメリカに残された「知られざる核被害」の傷あとをみつめる。 引用元:ドキュメンタリーWAVE http://www.nhk.or.jp/documentary/aired/140315.html ******************************************************************** 引用以上 世界は、「言うことを聞かないと殴り倒す」と恫喝する、優しさのない国が大半を占めている。 その代表が、アメリカやロシア、中国という超大国だ。国家権力を絶対視する理由が、その暴力性への信仰なのだ。 国が大きければ大きいほど、権力者は権力に固執し、武力でそれを維持しようとする。そして国家を運営する官僚たちは「自分たちは絶対に間違いを犯さない」と思い込みたがる。たとえ間違ったとしても、黒を白といいくるめてしまうのだ。 権力者たちは、一様に「他国に秀でた武器・武力」を持ちたがる。その最たるものが核兵器だが、核武装さえしていれば、自分たちは人類無敵であると安心できるらしい。 だから、それが放射能汚染をもたらし、被曝者に極絶の苛酷な苦悩を与えることが分かっていても「国の安全のためなら仕方ない」と屁理屈をつけて、核武装・核実験を押し通そうとする。 原子力発電も、「科学技術の成果が人々の生活を豊かにする」というデマを流して、「人々の幸福な生活のため」と、ウソをいいながら、実は、核武装の準備のために導入された。 正力松太郎が60年前に導入した、国内最初の東海原発は、当時すでに発電用の効率が高い軽水炉が実働していたにもかかわらず、非効率な黒鉛炭酸ガス炉になった。 理由は、核武装のためのプルトニウム239を製造することが容易だったからだ。 原子力発電を核兵器開発のために利用するという発想は、もんじゅや六ヶ所村再処理工場の運営にはっきりと現れている。 もんじゅも、再処理工場もプルトニウム核ミサイルを作ろうとしていないなければ無用の長物どころか、子々孫々にまで放射能の害毒と人類滅亡の恐怖をもたらすだけの愚かな虚構だからだ。 我々は本質を見抜かなければならない。 一人の人間としての価値観と、国家の価値観が異なっている現実は、大きな間違いである。国家であろうと、一人の人間であろうと、全人類の幸福のために生きねばならないのだ。 なぜ、国家が、国家としての利権を核武装と武力恫喝によって頑なに守ろうとするのか? それは、国家を運営する者たちが、自分の資産、権力を国家を利用して確保しようとしてきたエゴイズム、私利私欲に侵されているからだ。 もしも、全人類の幸福を本気で願っているとしたなら、「いつでも、おまえたちを皆殺しにできる」と核兵器を振りかざして、相手を恫喝するような姿勢になるはずがない。 結局、核兵器を持ちたい者たちは、それがもたらす利権を自分に利用したいだけなのだ。 核兵器というのは、人間のエゴイズム・強欲にだけ根ざしたものであり、愛と正反対のものであり、旧約聖書に描かれた、「戒律を守らない者の命を奪え」というルシファーの発想なのだ。 上のリンクにあるネバダから風下、1000キロ圏の住民の癌多発は、福島第一原発事故でも、まったく同じことが起きる。 フクイチ事故後、大量の放射能が、太平洋と、内陸の北西方面(秋田方面)に流れた。東京や神奈川、千葉でも激しい汚染が起きた。 この動画を良く見るがいい。我々もまた同じ運命に晒されるのだから http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1711.html
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