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中国政府による強制不妊と虐待、ウイグル女性が語る「地獄」
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/985.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 8 月 02 日 18:52:44: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 中国人は頭がおかしい 投稿者 中川隆 日時 2020 年 3 月 11 日 17:21:11)

中国政府による強制不妊と虐待、ウイグル女性が語る「地獄」
2020.08.02
https://www.cnn.co.jp/world/35157593.html


中国政府がウイグル女性に対し行っているとされる人権侵害に非難の声が高まっている/photo illustration/getty images

(CNN) ウイグル女性のズムラト・ダウートさん(38)は、中国政府に不妊手術を強制されたと語る。決められた数より1人多く子どもを産んだことが理由だ。

新彊ウイグル自治区の首府ウルムチに住んでいたダウートさんは2018年、子どもが3人いるとして1万8400人民元(現在のレートで約28万円)の罰金を科せられた。中国の統治下では、子どもは2人までしか持つことが許されていなかった。

罰金の支払いに出向くと、強制力を伴う「産児制限措置」を受ける必要があると告げられた。

病院へ連れていかれたダウートさんは、静脈注射で全身麻酔をかけられた。医師が後に明かしたところによると、ダウートさんにはこの間、卵管結紮(けっさつ)術が施されていた。これは鍵穴手術によって女性の卵管を切断したり結んだりする処置を指す。

医師は手術について、永久的な処置であり、もうダウートさんに子どもは出来ないと述べた。

亡命先の米国の自宅で取材に答えるウイグル女性のズムラト・ダウートさん/CNN


ダウートさんの話は特別なものではない。この数年、ウイグル族の女性は新彊の内部並びに世界各国から声を上げ、中国政府による虐待行為を糾弾し続けている。その中には強制不妊、文化的洗脳、性的暴力が含まれる。

これは中国共産党が新彊で行っているとされるより大規模な人権侵害の一部だ。中国当局は新彊において、イスラム教徒が大半を占めるウイグル族や他の少数民族を最大200万人拘束しているとして非難されている。これらの人々を巨大で厳重な施設に収容する措置は、地域に対する支配力をさらに強化する取り組みの一環とみられる。

新彊から亡命し、「世界ウイグル会議」の幹部として英ロンドンで活動するラヒマ・マフムート氏は、女性が新彊で暮らすのは「地獄」だと言い切る。

「あらゆるジェノサイド(大量虐殺)と同様、女性は常に第一の標的になる。極めて深刻な犯罪が、あまりに大きな規模で起きている」(マフムート氏)

中国政府は一貫してすべての糾弾を否定。新疆における施策は合法であり、過激主義を抑え込むために必要なものだと主張しつつ、国営メディアがテロ攻撃と伝えた14年と15年の事件を引き合いに出し、ウイグル族への弾圧を正当化している。

またダウートさんの話の信憑(しんぴょう)性を殊更に下げようと、国営紙の環球時報で本人の兄弟の言葉を引用してもいる。その中で兄弟は、ダウートさんが「ネットで嘘を広めている」と主張していた。

昨年には中国の警官の先導で目隠しをされた数百人の男性が拘置所に移送されるとした動画が流出した/YouTube/War On Fear


女性への弾圧
中国政府には女性の生殖権を規制した前歴がある。それは「一人っ子政策」と呼ばれる、国内の出生率を下げようとした大規模なキャンペーンの一環として行われた。1980年の導入以降、この政策は公式に4億人の誕生を「防いだ」と言われるが、報道によるとその陰では国家の強制による中絶や、避妊を義務付けるといった措置が取られていた。

一人っ子政策は2015年に緩和され、2人目の子どもを持てるようになった。背景にあるのは出生率の急速な減少だ。現在、新疆では農村部に住む夫婦に対し、3人まで子どもを持つことを認めている。当局はこれを、少数民族が受け継ぐ大家族の伝統を尊重するためのものと説明する。

現在、「(中国共産党による)新疆におけるウイグル出生率の抑制運動」と題された新たな報告書が、中国政府に対し、強制的な避妊や不妊手術を通じてウイグル人口の縮小を図っているとして非難の声を上げている。

新疆研究の第一人者であるエイドリアン・ゼンツ氏がまとめたこの報告書は、新彊並びに世界中の女性から寄せられた数年分の目撃情報や声明がもとになっている。

新疆は文化的にも民族的にも、中国の他の地域とは異なる。チュルク語系の少数民族を多く抱え、最近までは彼らが地域における多数派だった。長年にわたり、北京の中国政府とは不穏な関係が続いている。

ゼンツ氏によると過去数十年間、ウイグル族はしばしば公式に認められているよりも大人数の家族を作ってきた。子どもの数は9人もしくは10人になることもあった。当局が規制に動いた時も、たいていは罰金を科すだけで済んでいた。

ところが17年の初め、中国政府はゼンツ氏が引用した公式の政策指示の中で、行政当局者に対し「家族計画(の方針)に違反する行為を厳しく攻撃する」よう要請。同年以降、少数民族が暮らす地域では「産児制限違反を抑え込む特別な活動」が始まった。

報告書によれば、政策指示がより厳格に施行されることで産児制限の違反者に対する訴追は増加し、罰則も重くなっていった。

中国政府は新彊以外の地域に住む女性に対してより多くの子どもを産むよう奨励しているが、新彊では全く逆の事態が起きている。政府の記録によると、弾圧が始まる前年の14年には新彊での不妊手術件数は3214件だったが、18年には6万440件に跳ね上がった。

人口10万人当たりの不妊手術件数。中国の他地域が減少する中、新彊は17年以降急増している

またゼンツ氏が計算したところ、チュルク語系住民が支配的な新彊の全地域における自然人口増加率は、14年の15%超から18年にはわずか4%余りに激減していた。

これに対し環球時報は、ゼンツ氏の計算を誤りと主張。人口増加率の低下は、新彊での教育の拡大と所得水準の上昇が原因だとの見方を示した。中国政府も報告書に反論し、新彊におけるウイグル族の人口は1978年の550万人から2018年には1100万人に増加していると指摘した。

それでもゼンツ氏は、すでにつかんだ証拠から計画的な活動によってウイグル族の人口増加率を「二人っ子政策」の実施よりはるかに厳しくコントロールしようとしていると指摘。国連が「ジェノサイド」の定義とする5つの行為の1つに「出生の抑制」を挙げていることに触れ、現時点でこれらの証拠は新彊でのジェノサイドを裏付ける最も確かなものだとの認識を示した。

報告書は、新彊にある拘置所の中で注射や錠剤の使用によって生理を止められたとする複数の女性の証言を取り上げている。新疆から亡命した冒頭のダウートさんも、18年3月から3カ月ほど拘置所で過ごした際、無理やり薬物を使用され、生理が来なくなったと明かす。

組織的虐待

最も悪質な不法行為のいくつかは、域内にある大規模な拘置所の中で起きているとされる。それは屈辱と性的虐待という形で現れる。隣国カザフスタン出身のウイグル族で、拘置所に入った経験を持つグルバカー・ジャリロバさんは、17年5月に仕事で新彊を訪れた際、突然警察に連れ去られ、拘置所に放り込まれたと訴える。その後15カ月にわたり、収容生活が続いたという。

新疆の拘置所で性的虐待を受けたと訴えるグルバカー・ジャリロバさん/CNN


ジャリロバさんは刑務所のような部屋に20人ほどの女性たちと一緒に閉じ込められた。女性たちは10日に1度、中庭で裸にさせられ、看守の前でスクワットをやらされた。女性たちの中には14歳の少女もいたという。

ジャリロバさんは、看守の1人にレイプされたこともあると打ち明ける。抗議したところ、相手は電気ショックを与える棒でジャリロバさんを殴り、「お前は人間に見えない」と言い放った。

中国国営メディアは以前の報道でジャリロバさんを嘘つきと呼び、本人は職業訓練センターの中に入ったこともないと反論した。中国政府は新彊にある収容施設を職業訓練のためのものと主張している。

米国務省は昨年の報告書で、新彊での性的虐待について、拘置所内だけでなく、男性の中国政府当局者が域内の各家庭に滞在する中で行うケースも伝えられていると述べた。

CNNも新疆を脱出した複数の女性に取材し、拘置所の中で性的暴力があったとの証言を得ている。

消されゆく世代

中国の崔天凱駐米大使は先月、CNNのインタビューに答え、不妊手術のような仕組みは全く存在せず、強制的にウイグルの人口をコントロールするような取り組みは一切行っていないと強調。「一体どうしたらこんなバカげた作り話が出回るのか」と非難の声を一蹴した。

米国への亡命を望むダウートさんは、中国政府が新彊からウイグルの人々を「完全に消し去る」つもりなのだと確信している。「私たちの土地は広大で豊かだ。今その土地は私たちのものだから、彼らは私たちを消し去りたいのだ」と、ダウートさんは語る。

世界ウイグル会議のマフムート氏は新彊にいる4人の姉妹と17年以降連絡を取っていない。彼女らが当局に目をつけられるかもしれないという不安から、電話をかけることもできない。

地元政府や中央政府に大きな変化が訪れない限り、新彊の女性たちに希望はないとマフムート氏はみている。

「何かを変えるには、神様に奇跡でも起こしてもらうしかない」「(新疆は)この世で最大の監獄であり、中国政府が全ての個人を完全に支配している」(マフムート氏)  

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コメント
1. 2020年8月19日 17:32:01 : weQPwHWYfs : M1k3bE5sNXExL00=[29] 報告

 ウイグルの恐怖 2020年08月19日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1222.html


 ウイグルについて語るにあたって、以下にウィキを一部引用する。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB

 ウイグルは、4世紀から13世紀にかけて中央ユーラシアで活動したテュルク系遊牧民族とその国家、及びその後裔と称する民族(あるいは現今の政治的必要性から自ら「ウイグル」と名乗る民族)を指す。

 現在は中国の新疆ウイグル自治区やカザフスタン・ウズベキスタン・キルギスなど中央アジアに居住しており、人口は約1千万人、テュルク諸語のウイグル語を話すムスリムである。
***********************************************************

 引用以上

 「テュルク」という民族は、「トルコ系」という意味で、中央アジアに広く分布した騎馬民族であり、近似したテュルク語(トルコ語系)が用いられてきた。
 インド系騎馬民族(アーリア人)が「匈奴=スキタイ」と呼ばれたのに対し、「シルクロードの民」として知られ、大半がムスリムでありコーカソイドである。
 ウイグル人は、上に引用したように、ウイグル単独に居住しているわけではなく、その分布は、中央アジアの広い範囲に散らばっている。

 歴史については、再びウィキを引用する。

 モンゴル帝国、ジュンガルへの服属を経て、18世紀半ばにジュンガルを清朝が滅ぼすと、「ムスリムの土地」を意味する「回疆」また「失った土地を取り戻す」を意味する「新疆」と呼ばれた。
 その後ロシアが中央アジアに進出し、1881年にトルキスタンを併合すると、清朝は1884年にタリム盆地・ジュンガル盆地を纏めて新疆省を設置した(1884-1955年)。
 *********************************************************

 ウイグルは、ロシアと清朝の間で、帰属が争われた土地だが、事実上、ムスリム・テュルク人の居住区だった。
 八世紀には中央アジアの広大な地域を領土としてウイグル可汗国と呼ばれ、隆盛を誇った。13世紀にはモンゴル帝国が勃興し、大半がモンゴルの傘下に入った。
 近代に入り、中華民国は、この地域を新疆と名付けて支配下に組み入れたが、ムスリムは独自に「東トルキスタン」という国家独立を宣言した。

 1933年〜1950年まで、東トルキスタンは、先住民であるムスリムの独立国として存在した。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD

 1946年、当時のソ連が介入し、1949年、国共内戦に勝利した中共軍が東トルキスタンに侵攻し、中国領に組み込み、「ウイグル自治区」とした。

 だが、以来、70年、今日に至るまで、ムスリムによる東トルキスタン回復運動は地下に潜って独立運動が続けられてきた。
 中国共産党は、王楽泉らの非常に残酷な統治を行う強圧的人物を送り込んで、残虐なウイグル人弾圧を重ねたことで、ウイグル側の抵抗も激化し、たくさんの爆弾テロ事件が頻発し、それから中国共産党のウイグル支配は、ナチスも青くなるような非人間的弾圧支配へと変化した。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E6%A5%BD%E6%B3%89

 2020年現在では、1000万人しかいないウイグル人のうち、数百万人が強制収容所に投獄され、かつてのナチスが行ったユダヤ人虐殺をそのまま踏襲するような支配と民族純化(ジェノサイド)が行われている。

 ウイグルに関する報道は非常に少ないが、出てくる情報は、我々が青ざめるような深刻で大規模な人権侵害ばかりだ。

 中国政府、ウイグル人を収容所で「洗脳」 公文書が流出 2019年11月25日
 https://www.bbc.com/japanese/50542004

 ウイグル人に「情け容赦は無用」、中国政府の内部リークで新事実明らかに 米報道2019年11月17日
 https://www.afpbb.com/articles/-/3255199

 ウイグル人根絶やし計画を進める中国と我ら共犯者
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1d1c152d95bccddda2c85dd30da5859c2f267369

 中国は「ウイグル人絶滅計画」やり放題。なぜ誰も止めないのか?2019年11月19日
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/11/post-13418.php

  衝撃的だったのは、今年7月、アメリカ通関で差し押さえられた髪の毛13トンの製品が、ウイグル人強制労働によるものだったことが明らかになったことだ。
 同じことが、1940年代のナチスがユダヤ人強制収容所で行われていた。女性たちの髪の毛を剃って製品にする作業を行っていたのだ。

 「強制労働」の疑い。髪の毛?で作られた製品13トンをアメリカで押収。輸送元は新疆ウイグル自治区
 https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5efed8a8c5b612083c59db4a

 これはウイグル人強制収容施設で、女性たちの髪の毛を強制的に剃って製品化させたものだ。
 実は、こうした人権侵害は序の口で、法輪功者強制収容所で行われているのと同じ、収容者を臓器移植手術の供給源として利用し、生きたまま臓器を抜いて殺してしまう究極の迫害行為が、ウイグル強制収容所でも行われていることが明らかにされている。

 「中国臓器狩り」戦慄の手口 亡命ウイグル人の元医師が激白
 https://www.news-postseven.com/archives/20190915_1452423.html?DETAIL

 新型肺炎の患者に肺を移植、拘束中のウイグル人から強制採取か 中国
 https://news.livedoor.com/article/detail/17957227/

 ウイグル収容者、臓器移植センターに近い沿岸部刑務所へ移送=元医師2019年03月20日
 https://www.epochtimes.jp/p/2019/03/41331.html

実は、今回、一番書きたかったことは、法輪功の強制臓器移植殺人でも同じだが、中国による臓器強奪殺人で、臓器移植の恩恵を誰が受けているのか? というと、世界の要人であり、日本人なのだ。
 中国共産党は、臓器殺人への批判をかわすため、各国の要人で臓器移植を必要とする身内を抱えている有力者に近づき、臓器移植の便宜を図って、中国を批判させないようにしている。

 二階氏は妻の肝臓移植と引き換えに魂を中国へ売った
 https://ameblo.jp/kujirin2014/entry-12612352091.html

 二階俊博が、法輪功強制収容者の肝臓を優先的に妻に移植してもらってから、中国に頭が上がらなくなり、習近平国賓招請の主力として活動してきた事実は広く知られている。
 実は二階だけではない。世界中の要人が、中国の巧妙な罠にはまって、臓器移植の恩恵から中国を批判できないように縛られている。

 中国、臓器移植で世界の要人が恩恵か?ウイグル人弾圧マンガから。
 https://www.bookservice.jp/2020/05/06/post-43278/

 中国の法輪功参加者の生きた臓器に群がる世界の臓器ビジネス 2020年05月26日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1134.html

 世界が、ナチスよりも残酷な、中国の究極の人権侵害である強制臓器殺人に甘い理由は、世界中で、中国の臓器移植利権に群がる巨大な臓器ビジネスから利益を得ているからである。
 法輪功やウイグル人は、宗教上の理由などで、非常な健康体の人が多いので、臓器供給元として、中国が手放すことはありえない。
 私は、この人類史上最悪クラスの巨悪が滅び去るのは、三峡ダム崩壊による中国共産党の滅亡を待つしかないと考えている。

 ウイグル自治区は、東トルキスタンという、先住民ムスリムによる立派な国家だった。それを、清朝や中華民国が侵略していたという理由から、中国共産党も自国領と強弁して激しく弾圧支配を行っているだけで、ウイグルの真の支配者はウイグル人である。
 ウイグルも、チベットも、先住民の手に取り戻されねばならない。

 中国共産党は、これまで自分たちの利権のために殺害してきた数千万人の恨みを受けて完全に滅ぼされなければならない。中国に加担してきた、あらゆる人々は、報復を受けねばならない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1222.html

2. 2020年12月09日 12:22:43 : hL0yAobYvA : Z0UuOENibGdrenM=[31] 報告

2020年10月26日
中国の強制収容所で激しい拷問や洗脳を経験したウイグル人の証言
https://gigazine.net/news/20201026-china-concentration-camps-uighur/


中国では、新疆ウイグル自治区に住むウイグル族など少数民族や、宗教的少数派を対象とした厳しい弾圧や監視が行われています。そんな中国の強制収容所を経験したウイグル人男性が、イギリス・ケンブリッジ大学最古の独立系学生新聞であるVarsityの取材に応え、 中国の強制収容所で経験したさまざまな拷問や洗脳について証言しました。

I am an Uighur who faced China’s concentration camps. This is my story. | Varsity
https://www.varsity.co.uk/interviews/19990

shahit.biz/eng/viewentry.php?entryno=3623
https://shahit.biz/eng/viewentry.php?entryno=3623

China's mass indoctrination camps evoke Cultural Revolution
https://apnews.com/article/6e151296fb194f85ba69a8babd972e4b

中国では、マルウェアや大規模な監視システムを用いたウイグル人の監視が行われているほか、ウイグル族を中心とするイスラム教徒を強制収容する施設も存在しており、こうした施設は近年急拡大していると報道されています。

中国のウイグル族収容施設は急速に拡大を続けているという指摘 - GIGAZINE

今回、Varsityのインタビューに応えたӦmir Bekali氏も、中国の強制収容所に投獄された経験を持つウイグル人の1人です。新疆ウイグル自治区にあるトルファン市出身のBekali氏は、2008年にカザフスタンに移住。以来、観光学の知識を生かしてカザフスタンと中国の間を頻繁に行き来する実業家として活躍していました。


事件の発端は2017年3月、当時41歳だったBekali氏が国際的な交易カンファレンスのカザフスタン代表団を案内すべく、カザフスタンからウイグル自治区のウルムチ市に出張していた時の出来事です。3月26日の朝、新疆ウイグル自治区のトルファン市に住む母親宅を訪ねていたBekali氏を、突然5人の警察官が拘束しました。

Bekali氏はその時の様子を、「彼らは私の手を縛り、黒い布で目を覆いました。その瞬間のことを思い出すと、今でも体が震えます」と述懐しています。


強制収容所に入れられる前に、ウイグル自治区・カラマイ市のヤーレンブラク地区警察署に連行されたBekali氏は、そこで4日間激しい拷問を受けました。

拷問の内容は、爪と指の間に針を刺したり、性器に鉄の棒を挿入したりするといった陰惨なものでした。また、手足を「タイガーチェア」と呼ばれる鉄製の椅子に拘束されたり、足が床につかないよう手首だけで縛り上げられたりした後、ハンマーで手をたたき割られたこともあるとのこと。Bekali氏の手には、その時の傷跡がまだ残っています。


この拷問は、Bakali氏にテロ容疑をかけた中国当局が「自白」を引き出すために行ったものでしたが、Bekali氏は「自白」しませんでした。その後Bekali氏は、「カラマイ刑務所」と呼ばれる強制収容所に移送され、そこで4月から11月まで7カ月間収容されました。この7カ月の間も、前述の鉄製の椅子に拘束するといった拷問は続きました。

11月4日に、やっと強制収容所を出ることが許されたBekali氏ですが、解放されたわけではなく、今度は中国当局が「再教育キャンプ」と呼んでいる収容所に入れられました。再教育キャンプは4メートルの高さの壁と電気柵で囲われており、昼夜を問わず警備員が巡回していたとのこと。

再教育キャンプでの典型的な1日は、朝の5時にたたき起こされて、わずかなパンとスープを与えられることから始まります。その後、Bekali氏ら収容者は、昼まで絶え間なく中国共産党を賛美し、中国の偉大さを強調し、習近平国家主席に感謝する歌を歌わされました。また、午後は中国語を話せない人は中国語の授業を、中国語が堪能な人は中国でどのような裁判や刑罰が行われるかを学ぶ講義を受けさせられました。


再教育キャンプでは軍隊式の規則が敷かれ、少しでも規則を守れなかった人は反体制的とみなされ、激しい拷問が加えられたとのこと。Bekali氏も、半死半生になるまで殴打されたり、24時間壁に向かって立たされたりといった拷問を経験しました。1度は自殺しようかと考えるほどに追いつめられたBekali氏ですが、独房内のものはすべてプラスチック製に統一されて、自殺することすらできないようになっていたそうです。

収容から20日後にBekali氏は、カザフスタン政府の働きかけにより再教育キャンプから解放されました。最初に拘束されてから約8カ月の間、Bekali氏の妻はずっとカザフスタン政府に陳情し、地元メディアに働きかけを行って、Bekali氏の解放に尽力していたとのこと。

以下の写真のうち左は逮捕前日のBekali氏で、右は解放から10日後のBekali氏です。顔立ちはそのままですが、ふっくらとしていた頬がこけてしまっていることが分かります。


記事作成時点では妻子はトルコに、自身はオランダに亡命しているというBekali氏は、中国によるウイグル人弾圧について「彼らの最終的な目標は、すべてのウイグル人を絶滅させることです」と話しています。

また、国際社会へのメッセージを求められたBekali氏は「中国によるウイグル人虐殺は、単なる宗教の問題ではなく全世界の人類にとっての試練です。国際社会が、より抜本的な行動を起こすことを望みます」と述べました。
https://gigazine.net/news/20201026-china-concentration-camps-uighur/

3. 2021年3月13日 13:33:33 : F4ypLK0IXM : NHNoY1VYZEpXUXc=[14] 報告
【討論】ジェノサイド・人権弾圧とマスメディア[桜R3/3/12]


4. 中川隆[-6210] koaQ7Jey 2021年3月30日 09:12:53 : Mk6i2Jm7R2 : cWt3SDk2UmtRZDY=[13] 報告
子どもが増えるのは許さない! 中国、少数民族ウイグル族の女性に中絶や避妊などを強制か
Bill Bostock
Jul. 01, 2020, 04:45 AM POLITICS7,033
https://www.businessinsider.jp/post-215663


新疆ウイグル自治区の達坂城区にある収容施設。フェンスで囲われている。

Reuters

中国当局は少数民族ウイグル族の女性たちを強制的に避妊させたり、妊娠中絶を行っていることが、AP通信の取材で分かった。
中国政府がウイグル族の人々の文化や民族性を消し去ろうとする中、2016年以降、少なくとも100万人のウイグル族の人々が収容施設に送り込まれている。
AP通信は、ウイグル族の女性たちが定期的に妊娠検査を受けさせられ、妊娠が分かると強制的に中絶させられると報じている。
また、子宮内避妊用具(IUD)を装着させられるなど、避妊を強いられるケースもあるとAP通信は報じた。
こうした措置は「数十万人」のウイグル族の女性たちに影響を及ぼしていると、AP通信は伝えた。
中国では、ウイグル族の女性たちを迫害するため、当局が強制的な中絶、避妊、産児制限といった戦術を用いているようだ。

AP通信が元拘留者やその家族、収容施設の元教官ら30人の証言と政府の統計や当局の文書をもとに6月29日に報じた。

2016年以降、中国は少なくとも100万人のウイグル族の人々を500以上の収容施設 —— 婉曲的に「再教育施設」または「職業訓練・教育施設」などと呼ばれている —— に抑留してきた。実際はウイグル族の人々を思想改造し、その伝統や信仰を捨てさせるための強制収容施設だ。

AP通信によると、収容施設や新疆ウイグル自治区では次の措置によって、出産を厳しく制限しているという。

定期的に女性に妊娠検査を受けさせる
検査で妊娠が分かった女性は強制的に中絶させる
女性に子宮内避妊用具(IUD)の装着を強いる
それが何であるかを伝えずに、女性に避妊薬を飲ませたり注射する
強制的な中絶や避妊に関する報道は過去にもあったが、AP通信の今回の報道は、強制的な産児制限がこれまで考えられていた以上に広まっていることを示している。こうした措置は「数十万人」のウイグル族の女性たちに影響を及ぼしていると、AP通信は伝えた。

また、ウイグル族の人々が収容施設に送られる主な理由の1つが、"子どもの数が多すぎる"ことだとも報じている。

政府は、ある中国生まれのカザフ族の女性に対し、3人目の子どもが生まれた後、IUDを装着するよう命じたとAP通信は報じた。その後、女性は2人以上の子どもを持ったことを理由に罰金2685ドル(約28万9000円)を払うよう言われたという。

AP通信は、子どもの数が多すぎるとして収容施設に入れられた人を知っているという15人のウイグル族やカザフ族の人々から話を聞いたとしている。

大使館の前で抗議する活動家

ハーグにある中国大使館の前で抗議の声を上げる人権NGO(3月5日、オランダ)。

Pierre Crom/Getty Images

加えて、複数の元拘留者が「女性たちは強制的にIUDを装着させられたり、避妊薬と思われる注射を打たれていた」と話しているという。

「多くの女性たちがめまいや倦怠感、体調不良を感じ、生理が止まった」とAP通信は報じた。「(収容施設から)解放され、中国を出た後に受けた健康診断で不妊になっていることが分かった人もいる」という。

2016年から2018年で、新疆ウイグル自治区で不妊の人の数は7倍になったとAP通信は報じた。

こうした措置が大きな原因となって、新疆ウイグル自治区の出生率は近年、大幅に下がっている —— 2019年には24%近く低下したという。

香港の集会

12月、香港ではウイグル族の人々を支援する集会が開かれた。

REUTERS/Lucy Nicholson

「3人以上の子を持つ親たち」は「高額な罰金を支払えない限り、家族から引き離される」とAP通信は伝えている。「警察が自宅を捜索し、子どもを隠していないか調べて、親たちを怖がらせている」という。

"ウイグル族の文化を消し去る"というミッション
中国政府は、非漢民族の文化を消し去ろうとしている。Business Insider Japanでも報じたように、政府は「ウイグル族の人々を全員テロリストと見なし」て、しばしば宗教的な過激思想を理由に弾圧してきた。

政府は、ウイグル族の人々の携帯電話にスパイウェアをインストールしたり、ファイル共有アプリを通じて個人を特定したり、新疆ウイグル自治区のいたる所に何十万台もの顔認証カメラを設置するなど、テクノロジーを駆使してウイグル族の人々を監視している。

新疆ウイグル自治区

新疆ウイグル自治区にある家の壁に掲げられたQRコードをスキャンする中国の政府職員。これで住民の個人情報にアクセスできるという。

Xinjiang state radio via Human Rights Watch

他にも、ウイグル族の人々は、自宅を伝統的な中国風の見た目に模様替えするよう強制されたり、収容施設では食べ物を手に入れるためにプロパガンダの歌を歌わされるなどしている。

収容施設に拘留されている人たちは、医学的な実験の対象にもされている。中国はウイグル族の一部から臓器をとっていると非難されている。ただ、中国はこれを否定している。

中国のウイグル族の人々の扱いは先週、アメリカの元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)ジョン・ボルトン氏がその暴露本の中で、トランプ大統領が習近平国家主席に「収容施設の建設を進めるべき」と語り、「まさに正しいことだ」と思うと伝えたと書いたことで、改めて大きな注目を集めた。

ボルトン氏の暴露本に関する報道が出た直後、トランプ大統領は中国によるウイグル族への弾圧に制裁を科す法案に署名した。
https://www.businessinsider.jp/post-215663

5. 中川隆[-6209] koaQ7Jey 2021年3月30日 09:14:10 : Mk6i2Jm7R2 : cWt3SDk2UmtRZDY=[14] 報告
これも"再教育"の一環? 中国、夫を収容所に連行されたウイグル族の女性の家に同じベッドで寝る男性を送り込む
Alexandra Ma
Nov. 08, 2019, 10:30 AM POLITICS55,572
https://www.businessinsider.jp/post-201869?itm_source=article_link&itm_campaign=/post-215663&itm_content=https://www.businessinsider.jp/post-201869

子どもを抱くウイグル族の女性(新疆ウイグル自治区カシュガル)。

中国共産党は少数民族のウイグル族に対して、強硬路線を取っている。100万人以上が収容所に抑留されているという。
当局は2017年以降、ウイグル族の女性のもとに生活をともにする男性を送り込んでいる。こうした女性たちの夫の多くは、収容所に連れていかれたという。
女性のもとに送り込まれた男性は、しばしば女性と同じベッドで寝ていると、ラジオ・フリー・アジアは2人の匿名の中国人関係者の話をもとに報じている。
新疆ウイグル自治区で暮らすウイグル族の人々から話を聞くことはほぼ不可能だ。ジャーナリストや自治区の外の人間と話せば、彼らも収容所に入れられかねない。
夫を収容所に連れていかれたウイグル族の女性の家を監視するよう命じられた中国人男性は、しばしば女性と同じベッドで寝ている。ラジオ・フリー・アジア(RFA)が10月31日に報じた。

これは、イスラム教を信仰するウイグル族の人々が多く暮らす新疆ウイグル自治区に対する、中国共産党のここ2年にわたる強硬姿勢のキャンペーンの1つだ。

中国政府はウイグル族の人々は全員テロリストと見なし、"反イスラム"を自らの行動を正当化するために使ってきた。

当局は少なくとも100万人のウイグル族の人々を刑務所のような収容施設に抑留していて、婉曲的に「再教育施設」と呼んでいる。人権活動家は、こうしたキャンペーンを"民族浄化"につながるものだとしている。

女性と子ども

学校の入り口の外で待つ女性と子ども(新疆ウイグル自治区)。

Ng Han Guan/AP

中国政府は2017年以降、新疆ウイグル自治区で「Pair Up and Become Family(ペアを組んで家族になる)」というプログラムを実施していて、中国の人口の大半を占める漢民族の共産党員をウイグル族の人々の家に送り込んでいる。

当局は、このプログラムは「民族統一を促進」するものだとしているが、これにより中国政府はウイグル族の人々の行動に目を光らせることができる。

こうした党員の大半は男性で、ウイグル族のそれぞれの家庭に最大で6日間滞在するという。滞在する家庭の多くは、男性の家族が収容所に連行されていると、RFAはカシュガル地区の共産党関係者の話をもとに報じている。

デモに参加する少年

トルコのイスタンブールで、マスクをかぶってデモに参加するウイグル族の少年(2018年11月)。

Murad Sezer/Reuters

関係者によると、漢民族の共産党員は実際は家族でないものの"親族"と呼ばれ、カシュガルを2カ月に1度訪れては、ウイグル族の家族と仕事をしたり、食事をしたり、共産党の政治的イデオロギーを議論するなどしているという。

「彼らはイデオロギーの面で(家族を)助け、新しい考えをもたらしている」と関係者はRFAに語った。「彼らは生活に関する話をし、その中で互いへの気持ちを育んでいる」のだという。

そして「通常、1つのベッドに1人か2人が寝ていて、寒ければ3人一緒に寝ることもある」と言い、「今ではペアになった男性"親族"と同じ場所で寝ることが女性たちにとって当たり前と考えられている」と話した。

QRコードをスキャンする男性

壁のQRコードをスキャンして、この家の住民の個人情報にアクセスする政府関係者(新疆ウイグル自治区)。

Xinjiang state radio via Human Rights Watch

RFAによると、カシュガル地区イェンギサールの当局はこうした現状を認めたが、"親族"と受け入れ側の女性は夜間、常に3フィート(約1メートル)ほどの距離を保っていると強調した。

RFAの取材に応じた2人の関係者も、"親族"の男性が女性たちに付け込もうとしたことは一切ないと主張している。カシュガルの当局は、ウイグル族の家庭は自宅に漢民族の中国人男性を迎えることに「非常に熱心」だったと、RFAに語った。

新疆ウイグル自治区で暮らすウイグル族の人々から話を聞くのはほぼ不可能だ。ジャーナリストや自治区の外の人間とコミュニケーションを取れば、彼らも収容所に連行されかねない。Business Insiderが以前取材した海外で生活するウイグル族によると、新疆ウイグル自治区で暮らしている彼らの親族は、外部の人間とコミュニケーションを取って罰されるのを避けるため、彼らをオンラインでブロックしているという。

Business InsiderはRFAの報道について、ロンドンとワシントンD.C.にある中国大使館にコメントを求めたが、回答は得られなかった。

新疆ウイグル自治区の収容所から逃れ、スウェーデンへの亡命が認められたウイグル族の女性は2019年10月、収容所の拘留者に対する集団レイプや医学実験を目撃したとイスラエル紙『ハアレツ』に語った。女性は、自身も暴行を受けたり、食事を与えられないなどの被害に遭ったと話している。別の拘留者が彼女を抱きしめたためだと言う。

RFAは新疆ウイグル自治区からウイグル族への弾圧を報じているメディアの1つだ。

中国当局は、同自治区への全ての外国人ジャーナリストの立ち入りを禁止しているが、Viceの記者2人が2019年に入って、観光客として忍び込み、潜入取材している。

中国政府も過去に、外国人ジャーナリストや調査員向けに高度に仕組まれた収容所ツアーを用意していた。

RFAの報道について、アメリカのジャッキー・スペアー下院議員(カリフォルニア州選出)は、「全くもって不快だ」とツイートし、アメリカは「(ウイグル族の)システム化された奴隷化と文化的抹消の試みに対して、声を上げなければならない」と主張した。

米財務省は10月、新疆ウイグル自治区のウイグル族に対する人権侵害の疑いで、中国の一部企業をブラックリストに追加した。

ペンス副大統領とポンペオ国務長官は、新疆ウイグル自治区における中国政府の行動を批判したが、トランプ大統領は沈黙を守っている。

中国は10月下旬、アメリカに対し、ウイグル族の扱いに関する批判は、現在進められている貿易交渉にとって「有益」ではないと警告した。

https://www.businessinsider.jp/post-201869?itm_source=article_link&itm_campaign=/post-215663&itm_content=https://www.businessinsider.jp/post-201869

6. 中川隆[-6173] koaQ7Jey 2021年4月01日 08:07:54 : ioAjLYoQAE : YUlsd0dYaE9mS0U=[13] 報告

ウイグル女性に避妊器具や不妊手術を強制──中国政府の「断種」ジェノサイド
2020年7月8日
エイドリアン・ゼンツ(共産主義犠牲者記念財団・中国研究上級フェロー)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/07/post-93907.php


<中国政府のウイグル人に対する産児制限は、国連の定めるジェノサイドの定義に該当する>

「達成目標 その1 子宮内避妊器具(IUD)を524人に装着。その2 不妊手術を1万4872人に実施」

これは新疆ウイグル自治区南部に位置する人口253万人のホータン(和田)地区の中心地ホータン市の2019年版家族計画書からの引用だ。隣のグマ県(人口32万2000人)も同年に5970人にIUDを装着し、8064人に不妊手術を実施するという数値目標を掲げている。

中国の少数民族ウイグル人が多く住むこの2地域の当局は、1年間に18〜49歳の女性の14〜34%に不妊手術を実施する目標を掲げた。人口に対する割合では、1998年から2018年までの20年間に中国全土で実施されたよりも多くの不妊手術が計画されたことになる。

新疆ウイグル自治区保健委員会の文書を見ると、ウイグル人が多数を占める南部全域で、2019年と20年にこうした計画が立てられたようだ。

中国西北部の新疆ウイグル自治区では2017年以降、ウイグル人、カザフ人などテュルク系の少数民族が最大で180万人強制収容所に入れられた。これはホロコースト(ナチスのユダヤ人大虐殺)以降では世界最大規模のマイノリティー排除の暴挙である。亡命ウイグル人らはこの動きを「文化的なジェノサイド(集団虐殺)」と呼ぶ。

文化的どころか紛れもないジェノサイドと言っていい。国連のジェノサイド条約には「集団内の出生を防止することを目的とした措置を課すこと」は集団虐殺に当たると明記されている。私は米シンクタンク・ジェームズタウン財団と共に先月発表した調査報告書で、中国当局が新疆ウイグル自治区でまさにこれに該当する行為を行っている証拠を示した。

強制収容所に入れられていた女性たちが所内で注射を打たれ、その後に月経周期が変わったり、なくなったりしたことを語り始めたのは2018年以降のことだ。収容される前にIUDの装着や不妊手術を強制されたという証言もあった。

公表されたデータを見ると、2018年に新疆ウイグル自治区における人口の自然増加率(出生と死亡の差。移住は含まない)は急減している。

ウイグル文化の中心地であるカシュガル地区とホータン地区の人口の自然増加率は2015年の1.6%から2018年には0.26%と、実に86%も減った。一部のウイグル人地域では、2018年には死亡数が出生数を上回った。2019年には自治区全体の出生率は24%低下し、とりわけ少数民族地域では30〜56%も低下した。一方、中国全土の出生率は2018年から19年にわずか4.2%低下しただけだ。

実際には強制労働が行われているとされる労働教養所(ホータン、2018年) THOMAS PETER-REUTERS
気になるのは、ウイグル人地域の最新の出生率が公表されていないこと。ホータン地区は毎年3月か4月には人口動態の統計を発表していたが、今年は6月末時点で未発表だ。

収容の理由は産児制限違反
カシュガル地区は人口動態統計を公開し始めて以来初めて、今年は出生率と死亡率を発表していないが、前年と比べ人口は減っている。明らかに地区当局は何かを隠そうとしているのだ。自治区内のキルギス人地域であるクズルス・キルギス自治州は最近、今年の人口の自然増加率の目標を発表したが、あきれたことに目標がほぼゼロに抑えられていた。

文化大革命の混乱期でさえ、ほぼ一定していたウイグル人の出生率が急激に減り始めたのはなぜか。何らかの強制力が働いているとみていい。男たちが大量に収容されていることも出生率を下げる要因だろうが、それだけではここまで減らない。

公式文書のデータや文言を付き合わせると、当局による組織的な民族浄化の実態が見えてくる。そのやり方とは、少数民族の出生率を抑え込む一方で、漢族の労働者や入植者の大量流入を奨励する、というものだ。

漢族の当局者や学者は長年、新疆ウイグル自治区における「少数民族の人口の過剰な増加」を危惧してきた。ある学者はウイグル人の人口増加率が高いために自治区内の民族隔離が進み、「特定の民族集団が特定地域の占有権を主張するようになる」と警告している。そうした主張は「中華民族のアイデンティティーと国家の統合を弱め、統治と安定を揺さぶる」危険性があるというのだ。

とはいえ、産児制限を強制する当局の試みは必ずしも成功しなかった。潮目が変わったのは2017年だ。前年に自治区トップに就任した陳全国(チエン・チユエングオ)の方針でウイグル人の大量収容が実施され、強制の下地が整った。私の調査では、収容されたのは主に一家の家長だ。家長を連行すれば、当局は残った妻や娘に不妊手術を強制できる。

2月にリークされたホータン地区カラカシ県の文書「カラカシ・リスト」には収容された数百人の収容理由が書かれている。驚くことに最も多い理由は産児制限違反だ。それも自治区で定められた数より1人多く子供を儲けただけで収容されたケースが多い。また、産児制限違反が唯一の収容理由である人も多かった。

その一方で、中国では2016年に一人っ子政策が廃止され、人口増加を維持するため2人の子供を持つことが推奨されている。出生率を押し上げるために、税制上の優遇措置を講じたり、結婚や出産に奨励金を交付する省もある。

カラカシ・リストによると、産児制限違反を理由に収容されたウイグル人は、2018年春に急増している。ちょうどその頃、新疆ウイグル自治区の複数の地区で、産児制限違反を厳格に取り締まるルールが発表された。3つの県級市では、違反者は収容所に送られることを明記している。

カラカシ県の2018年の政府活動報告には、「産児制限違反を厳しく抑制した」結果、「出生数と自然人口増加率は劇的に低下した」とある。2016年から2年間で、同県の自然人口増加率は83%も低下したという。

だが、産児制限違反者を収容所送りにすることは、少数民族の出生率を抑制する戦略の1つにすぎない。第2の戦略は、IUDの事実上の装着強制だ。

ジェノサイドの定義に合致
2018年、中国で行われたIUD装着手術の80%が新疆ウイグル自治区で行われた。2019年までに、南部の4つの自治州では、出産年齢人口(18〜49歳)の女性の80%に、「長期的に効果のある産児制限措置」を施す計画をまとめた。ある自治州では、保健当局が認める診断書で医学的なリスクが証明された女性以外は、「ただちに」IUDを装着させなければならないという声明が出された。

だがすぐに、第3の、最も過酷な産児制限措置が施行されるようになった。不妊手術だ。

ごく最近まで、新疆ウイグル自治区では不妊手術はめったに行われなかった。住民の大多数を占めるイスラム教徒の宗教感情に配慮してのことだ。だが、国が一切の宗教活動を迫害し始めると、そのタガも外れた。2018年には中国全体より7倍も多く不妊手術が行われた。

2019年に刑務所や強制労働施設に送られる男性が増えると、大規模な不妊手術強制キャンペーンが始まった。「無料家族計画技術支援サービス」なるこのプロジェクトが、とりわけ積極的に展開されたのが新疆ウイグル自治区南部の州だった。

その目的は、これらの州の2020年の出生数と人口増加率を、2016年のレベルよりも「少なくとも」0.4%下げること。無料の「産児制限手術」には、IUDの装着や人工妊娠中絶、不妊手術が含まれる。そのために2019〜20年の2年間で2億6000万元(約39億円)が投じられた。

具体的には、子供が2人以下の女性の一部と、子供が3人以上いる女性の多くまたは全員に不妊手術を施すことが目標だ。ウイグル人が大多数を占めるある県は、3人以上の子供がいる女性に不妊手術を施すことを、2019年の政策目標に掲げている。

中国の2010年の公式統計によると、3〜4人の子供を持つウイグル人女性は中国全体に約20%、ウイグル人が大多数を占める地域では36.1%とされている。もしかするとホータン市が、不妊手術の実施目標を34.3%と定めたのは、この統計に由来するのかもしれない。

新疆ウイグル自治区では2019年と20年、子供が2人以下(つまり中国の法律ではもう1人持つことができる)の女性が、自発的にIUD装着手術または不妊手術を受けた場合、報奨金を支払うために、15億元(約228億円)の予算を組んだ。

自治区全体の「無料家族計画サービス」の予算と、地元の予算を合わせると、南部地域では18〜49歳の既婚女性の約12%(約20万人)に不妊手術を施せる資金が確保された。さらに少なくとも1つの自治州は、国からも補助を受けているから、さらに多くの女性が「無料キャンペーン」の対象になる恐れがある。

こうした措置とIUD装着を組み合わせれば、中国政府はウイグル人の自然人口増加率を、過去20年間の85〜95%程度に維持できるだろう。新疆ウイグル自治区は、「産児制限違反ゼロ」を掲げる。つまり国の意に反して生まれる少数民族の子が1人もいないようにするというのだ。

新疆ウイグル自治区は、中国政府の猛烈な同化政策の対象にもなっている。近隣地域から漢族(特に35歳以下の若い家族)を大量に移住させて、少数民族の文化的・人種的な希薄化を図っているのだ。2015〜18年に新疆ウイグル自治区に移住してきた漢族は200万人にも上る。地域当局は、漢族男性とウイグル人女性の結婚も奨励している。

こうした事実は、中国政府が国連の定めるジェノサイドの定義の1つである「集団内の出生を防止する措置」を取っている証拠だ。今こそ国際社会は、断固たる対応を取らなくてはならない。

From Foreign Policy Magazine

<本誌2020年7月14日号掲載>

7. 中川隆[-6054] koaQ7Jey 2021年4月03日 18:24:10 : jgSxyjNUpc : anNESFVpRHplbUU=[45] 報告
【ゆっくり解説】ウイグル問題の全てを語ろうか。
2021/04/02


8. 2021年4月04日 09:02:27 : gDb5AlH4lg : VVV5Zk1LelZYVXc=[22] 報告
在日女性が中国のウイグル弾圧を告発 「国家分裂罪」と家族を脅迫 アジアの女性のために声を
4/3
https://news.yahoo.co.jp/articles/6861aac3051c768aaa05bf4b8b51ff8a94182bc0


中国政府による少数民族の人権侵害に抗議の声をあげるエズズさん(中央)=3月7日午後、国連大学前(奥原慎平撮影)

 中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区で、中国当局によるウイグル族女性に対する人権弾圧が深刻化している。施設に収容されたウイグル人女性らが性的暴行や虐待、拷問が組織的に行われていたと証言しているが、中国政府はその存在を真っ向から否定する。日本国内でも、遠い故郷で起きている人権弾圧を国際社会の力で阻止しようと、在日ウイグル人たちが抗議の声を上げ続けている。

【写真】ウイグル人収容施設の様子
https://www.iza.ne.jp/kiji/world/photos/181218/wor18121818560011-p1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link

 「ウイグル人の女性は強制不妊手術で命を落とした人が数多くいる。中国政府によって生まれてこなかった赤ちゃん、生まれても自由に生きる権利を奪われた民族のために黙祷(もくとう)をささげてほしい」

 3月7日、東京・神宮前の国連大学前で、在日ウイグル人女性のグリスタン・エズズさん(36)はこう声を張った。集会には、それぞれの民族衣装を身にまとったウイグル自治区やチベット自治区、内モンゴル自治区、香港の出身者ら約40人が故郷での人権弾圧の即時停止を強く求めた。

 エズズさんは18歳まで暮らしたウイグル自治区で、人工中絶の事例を頻繁に耳にしてきた。ウイグル族の女性は3人目の子供を身ごもれば人工中絶させられ、第1子と第2子の間に十分な期間を空けなかったとして、中絶を強いられた女性もいたという。

 住んでいた村では、妊娠に関する取り締まりは同じウイグル族女性が担っていた。エズズさんは「(その女性は)がんで亡くなったけど、『ウイグルの赤ちゃんの恨みで早死にした』といわれるほど、村中から嫌われていた」と振り返る。

 米国務省は2020年版の国別人権報告書でウイグル自治区で「市民100万人以上が恣意的な収監やその他の手段で身体的な自由が奪われている」と指摘する。

 05年に留学などを目的に来日したエズズさんも自治区に残した家族と連絡が取れない状況が続いている。その発端は17年末だった。

 「弟は勉強に連れていかれた」

 家族からの電話は盗聴の恐れがあったのか遠回しな言い方だったが、弟が収容所に送られたと確信した。

 エズズさんは悩んだ末の18年8月、弟が施設に収容されたことを訴える動画をインターネット上に公開した。家族が弟を探していることを海外で明らかにすれば、中国当局への牽制(けんせい)となり、結果として弟に危害を加えにくくなるだろうと考えたからだ。

 だが、事態はその思惑と逆の方向に動く。

 告発動画の公開直後、姉たちが中国当局に事情聴取され、こう言われたという。「お前の妹は国家分裂罪を犯した。その責任はあなたらが受ける」。19年4月24日を最後に、エズズさんは故郷の家族と連絡が取れなくなった。

 「証言したことで、家族と連絡が途絶えた。他の親戚も収容されたかもしれない。自分のせいだ」

 今もエズズさんは精神的に落ち込み、安全な日本で抗議活動を続ける自分に無力感も感じている。

 自治区の女性の人権問題は深刻化している。今年2月、複数のウイグル族の女性が、収容所で中国人の警察官らによる性的暴行が日常化していたと英BBC放送で告発した。中国外務省の報道官は「組織的な性的暴行や虐待は全く存在しない」と報道を否定するが、国際社会が求めている調査団の受け入れは拒んでいる。BBCの放送後も、自治区からの亡命者が収容所での性的虐待の実態を告発し続けている。

 エズズさんは「ウイグルの女性は強制手術を受けても、暴行を受けても、役人に文句を言うのは、死を覚悟しなければできない」と話す。それに比べ、日本は「自由」であふれ、人権も尊重される。日本人には「アジア全体を見て、ウイグルやモンゴル、チベット、香港の女性のためにも声を上げてもらいたい」と願う。

 エズズさんは抗議活動のツールでもある自身のツイッターにこう記している。

 「ウイグル人の自由と独立を勝ち取る為だけに動く。一人一人の意識が世論を変える、一人一人の行動が世界を変える」(政治部 奥原慎平)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6861aac3051c768aaa05bf4b8b51ff8a94182bc0

9. 中川隆[-6026] koaQ7Jey 2021年4月04日 09:05:25 : gDb5AlH4lg : VVV5Zk1LelZYVXc=[23] 報告
ウイグル人元収容女性、性的暴行や虐待の実態を証言
2021.4.2
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/210402/wor21040217300014-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link


 中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区で約9カ月間、拘束されたウイグル人女性が産経新聞のオンライン取材に応じ、収容所で性的暴行や拷問が組織的に行われていたと証言した。収容所内では「動物以下」と罵(ののし)られ、人権を主張すると「射殺する」と脅されたと語っており、深刻な人権侵害の実態が浮き彫りになった。(ロンドン 板東和正)

 女性はウイグル族の元看護師、トゥルスナイ・ズヤウドゥンさん(42)。ズヤウドゥンさんは英BBC放送による2月の報道で性的暴行や拷問について自らの経験を話し、この問題が世界で広く知られる契機となった。

 ズヤウドゥンさんは2018年3月から同年12月まで同自治区の収容所で過ごした。3月9日に自治区の自宅にいたところ、警察から「あなたを再教育施設に入れる」と連絡があった。警察署に出向くと、理由を説明されずに拘束され、車で収容所に連行された。

繰り返される暴行

 ズヤウドゥンさんが収容所の建物に入ると「服を脱げ」と言われ、青色の「制服」を着るよう命じられた。身に着けていた耳飾りを警察官に乱暴に取られ、耳から血が流れた。

 監視カメラ2台が設置された全長4メートル、幅3メートルほどの居住房に押し込められた。一緒に入った20〜70代の女性約20人は恐怖で涙を流していた。


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 居住房にはトイレがなく、1日1回、3分間だけ房外のトイレに入ることが許された。しかし、3分より長く入った女性が警棒で殴られる光景を見たことから、ズヤウドゥンさんらは居住房のバケツで用を足していた。


排泄(はいせつ)物が居住房に放置されていることにズヤウドゥンさんが抗議すると、警察官は「お前らは動物以下だ」と言い放った。「中国政府はわれわれに『(ウイグル人を)もっとひどく扱え』と指示している。お前らを射殺しても何も文句は言われない」と怒鳴った。

 尋問での暴力にも苦しんだ。尋問は3日間続くこともあり「お前は米国のスパイか」などの質問が延々と続いた。尋問中は飲食や睡眠が一切許されず、ズヤウドゥンさんが思わず「(尋問を続けるなら)私を殺してくれ」と叫ぶと、殴り倒された。ブーツで胸や腹を踏まれ、意識を失った。

 別の日には、監視カメラのない薄暗い部屋に突然連れて行かれ、顔に黒いマスクをかけた数人の男に強姦された。さらに、電気棒のようなものを体内に入れられ、「体が内側からえぐられるような衝撃を受け、何回も気絶した」という。そういった性的暴行を計3回受けた。

 収容された当初は3食の食事が提供されたが、7〜8月ごろから2食になった。薄いスープやおかゆのようなものしか出されず、空腹に苦しんだ。ある日、空腹で立てなくなったズヤウドゥンさんに看守がカビの生えたパンを持ってきたが、別の女性収容者がそれを奪い取ってしまった。


 それでも、ズヤウドゥンさんはこう振り返る。

 「当時、飢えることは深刻な問題ではなかった。飢えよりも、恐ろしい虐待があったから。空腹で死んでいいとさえ思った」

収容者をランク分け

 収容所では「早朝から、中国共産党をたたえる歌を斉唱させられた」と明かす。イスラム教の習慣を捨てることを求められ、中国語などを学ぶ授業への出席を強要された。授業では、中国政府の幹部の名前を暗記させられ、「習近平国家主席を信じろ」とたたき込まれた。 

 中国の象徴である龍が地球を飲み込む様子を捉えた絵を収容所の壁に描かされる収容者もいた。ズヤウドゥンさんは「収容所では、中国が世界をコントロール下に置くと繰り返し聞かされた」と打ち明ける。

 ズヤウドゥンさんらが収容所の方針に従い続けたのは、反抗すればさらにひどい扱いを受けるという「ルール」があったためだ。

 収容者は「一般管理」「厳格管理」「強化管理」の3つのグループに分けられていた。グループによって、「制服」の色や管理の厳しさが異なった。

 強化管理は最も厳しく、ズヤウドゥンさんが所属した一般管理は収容者の中では規則が最も緩いとされていた。一般管理の収容者は居住房にいるときは手錠と足かせを免除されたが、強化管理の者は24時間、つけなければならなかった。

 中国当局はビッグデータを活用して、ウイグル族の個人情報を収集。信仰や家族関係などを評価し、収容時に3つのグループに分ける。その後も、収容者がどれだけ従順に従うかを監視し、各グループに再び振り分ける仕組みという。


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 ズヤウドゥンさんには常に「強化管理」への恐怖がつきまとっていた。収容所内の病院で、片足の5本の指を全て切られた「強化管理」の男性収容者を見たことがあるためだ。

 自治区の問題を研究する日本ウイグル連盟のトゥール・ムハメット会長は「中国当局は従わなければより恐ろしい境遇に陥れるルールを作り、恐怖におびえる収容者を洗脳している」と分析する。


子孫を絶つ

 ズヤウドゥンさんは収容所で「謎の注射や薬」にも苦しめられた。

 3〜4日間に1回、「栄養剤」と説明された薬の服用を迫られた。薬を飲んだ後は、意識がもうろうとした。「感染症予防」と言われ、吐き気やしびれを引き起こす注射も約15日間の間隔で打たれた。

 収容中、体に異変が起きた。全身に虫がはいずり回っているような感覚になる症状が現れ、夜は寝られなかった。収容されてから約2カ月でズヤウドゥンさんの生理が止まった。

 ズヤウドゥンさんは、収容所の多くの女性が不妊手術を強要されている実態も知った。収容中に生殖器の機能を壊す手術を施された男性もいたという。「ウイグル族が子孫を残せないようにするのが、中国の目的だ」と断言する。

 ズヤウドゥンさんは18年12月、釈放された。その後、カザフスタンに逃れ、20年に米国に渡った。現在は米ワシントンに住み、亡命を申請している。

 収容所を出てからも健康状態は悪化し、ワシントンに着いた直後に子宮摘出手術を受けた。ズヤウドゥンさんは「もう子供ができないという悲しみがあったが、身体に残った(性的暴行などの)悪夢が子宮とともに取り除かれたことで精神的に楽になった」と話す。


国際社会に向けて

 ズヤウドゥンさんが収容所での性的暴行や拷問を明かした英BBC放送の報道を受け、同自治区への調査団の受け入れを中国に求める声が高まった。

 ズヤウドゥンさんは、国連監視団による同自治区の調査に「大賛成だ」とした上で、中国は収容所を別の施設に変えるなどして「人権侵害の証拠を隠滅している」と懸念を示す。被害を突き止めるために現地の状況に詳しい人間が必要だとし、「われわれのような(収容所で被害に遭った)ウイグル人を調査に連れていってほしい」と訴えた。

 同自治区での人権侵害をめぐり、中国が欧米の制裁に対抗して発表した報復制裁について「相手を脅してコントロール下に置くのは、中国の常套(じょうとう)手段だ」と指摘。「欧米などは中国に強い姿勢で対応しなければならない」とした。

 中国外務省の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は2月、収容所に「女性への組織的な性的暴行や虐待は全く存在しない」とBBCの報道内容を否定した。ズヤウドゥンさんは自身の発言を「真実だ」と強調した。

10. 中川隆[-15740] koaQ7Jey 2021年10月29日 15:05:21 : vswPPS4wys : ZExrbXBLMDhyMGs=[2] 報告
中国共産党による、ウイグル・チベット人への臓器強奪殺人
2021年10月29日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1662.html

 私が、中国共産党、江沢民最高幹部が、法輪講信者(修練者)を不法に拘束して、その臓器を強奪して殺害し、ぼろ儲けをしているという情報を得たのは1999年だった。
 それから、当時、もっとも人気のあったヤフーブログなどで、たくさんの告発ブログを書いたが、ある日気づいたらヤフーブログ管理者によって、すべて無断削除されていた。
 その後、批判をかわすためか、ブログ事業全体を廃止し、数千万という大切なブログ集合体を永久に闇に葬ってしまった。これが孫正義の意思だったかはわからない。

 なぜ、ヤフーは中国批判言論を敵視したかというと、当時、ヤフーが中国14億市場での主導権と金儲けを求めて進出しようとして、中国共産党に気に入られたかったからだ。
 しかし、結局、百度など中国共産党内部の組織の利権を守るため、我々の排除、無断削除の努力にもかかわらず、ヤフーは中国に入ることができなかった。

 その後、法輪講グループは、新唐人テレビや大紀元などのメディア媒体を持ち、真実を世界に発信してきたが、中国共産党は、西側諸国の指導者たちに、こっそり歩み寄り、優先的に臓器移植を提供したりして、そのしがらみから臓器強奪殺人を隠蔽しようとしてきた。

 例えば、日本では、自民党の重鎮、二階俊博が重度の肝臓癌に侵された妻に臓器を移植させるため、中国スパイの力を借りて移植手術を行い、妻が望外の延命を果たすことで、中国共産党の利権を守るための自民党内グループを生み出した。
 中国共産党に奉仕する二階の姿勢が評価されて、地元和歌山には、東京にすらない大量のパンダが提供され、おそらく資金提供も受けている。
 また中国共産党の在日スパイに、弱みを握られ、脅されていたとの報道もあった。

 https://asuneta.com/archives/69083

 https://www.news-postseven.com/archives/20171220_638489.html?DETAIL

 欧州やアメリカでも同じ事情で、たくさんの有力者が、自国内で入手不能な移植用臓器の斡旋を中国共産党から受けることで、反中国世論を排除する活動に手を染めている。
 国連や国際世論が、中国共産党の残酷な人権犯罪を厳しく糾弾できない本当の事情は、世界の有力者たちが、中国による臓器移植の便宜を受けているからだ。

チャイナ臓器狩り 日本は最大の顧客か 2017/7/28
 https://www.sankei.com/article/20170728-K3QWFTSHM5O25OCZ44XSW5XCK4/

 https://www.reuters.com/article/idJP00093300_20180215_00520180215

 中国共産党の臓器ビジネスは、ざっと年間13兆円の儲け
 https://news.goo.ne.jp/article/mag2/world/mag2-501296.html

 中国では、1970年代から「一人っ子政策」が行われ、二人目を出産すると苛酷な刑罰が与えられたため、数億人といわれる「世に出せない」つまり、無戸籍のため公民権・人権・教育から排除された「ヘイハイズ」という奴隷階級の人々を生み出してきた。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-287.html

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E5%AD%A9%E5%AD%90

 彼らは、基本的人権や教育から排除されているため、「食べて生きられれば何でもやる」一種の奴隷階級になるしかなかった。ほとんど無賃金で、工場で働き奴隷のように管理された。
 これが1980年代以降、中国が超低価格で、国際ビジネスに覇権を得た本当の理由である。彼らは、働けなくなると殺されるか、臓器を抜いて売り飛ばされ、殺害されることがあった。

 江沢民は、法輪講グループに真正面から腐敗体質を批判されたことで激怒し、「邪教」に認定し、不法に拘束して、ヘイハイズと同じように、その臓器を売り飛ばし殺害するという手段に出た。
 https://diamond.jp/articles/-/254116

 こうした政策で、巨額の利権を得たのが、中国共産党、江沢民派で、薄熙来・曽慶紅・徐才厚などが知られているが、法輪講臓器強奪殺人の元締めは武漢・重慶のトップ薄熙来だったといわれている。
 やがて、臓器強奪売買は、中国共産党の基幹ビジネスに成長し、法輪講信者では飽き足らず、対象をチベットやウイグルの、反中国活動家や一般市民にまで拡大し、これまで数百万人の罪なき人々が、中国共産党の臓器金儲けのために不法拘束の末、殺害されたといわれている。

 世界中で、このことに気づいた人々により、過去20年にわたって糾弾の狼煙が上がり続けているが、中国共産党は、各国に送り込んだスパイを使って、臓器移植を求める政治家たちを籠絡し、反中国活動を圧殺するという方法を行っている。
 各国のスパイとは、例えば、日本では橋本龍太郎総理が、中国スパイのハニートラップに釣られて、国家機密を売り渡し、何者かに病死に見せかけて暗殺されるという事件も起きた。
 今なお、二階俊博以外にも、数十名の親中派グループが存在しているという。
 https://www.news-postseven.com/archives/20140826_269773.html?DETAIL

 今回は、ウイグルにおける臓器ビジネスの暴露が記事になったので紹介する。

 「なぜ中国人の臓器移植は異常にスムーズなのか」中国で"少数民族への臓器狩り"が噂されるワケ 10/29
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1a2349a829aa889b1c8164ce53d9ed9e499934f5?page=1

 2021年6月、国連の複数の人権専門家が、中国で拘束された少数民族が移植用臓器の摘出対象になっている可能性があると発表した。
 日本ウイグル協会副会長のハリマト・ローズさんは「2017年時点の中国でのドナー登録者は5500人なのに、年間6万〜10万件の臓器移植が実施されている。決定的な証拠はないが、少数民族に対する『臓器狩り』が疑われている」という――。(第2回)

 ※本稿は、于田ケリム、楊海英『ジェノサイド国家中国の真実』(文春新書)の一部を再編集したものです。

■相手がいない漢民族と無理やり結婚させられるウイグル人女性

 【ハリマト・ローズ(日本ウイグル協会副会長)】中国の内地で働くことを拒んだウイグル人男性は、強制収容所に入れられ、強制収容所内の8割以上は男性だと見られています。
 一方、家庭に残された若い女性は、「漢民族と結婚しないと家族を釈放しない」といった脅しを受けて結婚を強要されています。

 【楊海英】ウイグル人女性が漢民族と無理に結婚させられている動画がインターネットに出ています。ウイグル人女性は明らかに嫌がって泣いているのに、中国式の赤い服を着せられて、中国式の結婚式をやっている。

 中国の内地で結婚できない男がウイグルへ来て、ウイグル人女性と結婚している。まさに「女性の略奪」です。

 【于田ケリム】それを中国当局が「政策」として行なっていることは、証言だけでなく政府側の内部文書でも裏付けられています。ウイグル人女性は、強制的に漢民族と結婚させられるか、中国内地へ移動させられて強制労働をさせられる。

 中国内地へ移動させられるとウイグル人男性とは結婚できないので、これもウイグル人の人口を減らす一つの方法です。
 【楊】被支配者の女性を奪うのが「植民地支配」で、その典型ですね。

 「ウイグル人の小さな女の子が十数万元で売られている」という動画を私はSNSでシェアしたことがありますが、中国人から攻撃されました。大学にも抗議の電話がかかってきましたが、私は動じませんでした。

 その同じ子が売られた時の動画も1年前に見ていて、顔を覚えていたからです。中国人のネット軍団から「楊海英はウソをついている。動画を削除しろ!」と脅迫されましたが、未だに削除していません。そういう圧力は非常に組織的にかけてきます。

 ■洗脳が終わらなれば出ることができない強制収容所

 【于田】強制収容所に入れられると、「漢人化のための洗脳」が終わるまで出られません。収容所のなかでも点数が付けられて、満点にならないと釈放されないのでしょう。私の兄も1回目の拘束では完全に洗脳できなかったという判断2回目の拘束があって、1年4カ月間、収容され、その間、安否の確認もできませんでした。

 【ローズ】強制収容所から出てきた人の証言を聞くと、収容期間は短くても8カ月間で、多くは2年ぐらいのようです。
 【于田】3年、4年も収容された人もいます。
 【ローズ】収容所に入って、そのまま帰らずに亡くなった人もたくさんいます。いま日本にいて、日本国籍を取ったあるウイグル人女性の場合は、2017年8月に弟が収容されて、2018年5月にその弟が遺体で返されました。まだ30代の男性です。

 彼女は「弟のために何もできなかった」と嘆いています。その男性は、私と同じウイグルの北の方の出身で、中国語もペラペラです。そんな人がどうして強制収容所に入れられてしまうのか。

■国連でも警戒されている中国の「臓器狩り」

 【楊】欧米のメディアでは「臓器狩り」、つまり強制収容所での臓器収奪の疑いが報じられています。
 2021年6月14日には、国連の複数の人権専門家が、中国で拘束された少数民族らが移植用臓器の摘出対象になっている可能性を示す「信頼できる情報」があると発表し、強制的な臓器検査と移植用データベースへの登録が行なわれており、「非常に警戒している」と表明していますが、実態はどうなのでしょうか。

 【于田】強制収容所に関する証言は数多くありますが、収容者が「臓器狩り」の犠牲者になったという説を立証するのは難しいです。犠牲者が亡くなってしまうので、証拠が残らないからです。しかし、「臓器狩り」も行なわれているのではないかと疑われています。
 【ローズ】傍証の一つとして、中国では、移植手術用の臓器が不自然なほど迅速に見つかる、ということが挙げられています。移植大国のアメリカでも、平均で心臓は8カ月、肝臓は2年2カ月、腎臓は3年1カ月の待機時間が必要なのに、中国では1週間から4週間で適合する臓器が見つかるというんです。

 それだけ臓器ストックが大量にある。2015年に中国は「死刑囚からの臓器摘出を中止した」と発表しましたが、少なくともそれまでは臓器摘出をやっていたということです。一方、2017年のドナー登録者は、わずか5500人なので、年間6万〜10万件も実施されている移植手術の臓器が、どこからやってきているのか不可解です。

 ■「この人がいなくなった」泣きながら訴える動画も

 【于田】収容所では小さい部屋に数十人も詰め込まれていますから、今、新型コロナウイルス感染症の蔓延でどうなっているかが心配です。コロナだけでなく、病気になっても治療を受けることができない。
 亡くなる人が多いからなのか、強制収容所の近くに火葬場がつくられていて、漢民族を対象に、火葬場の職員を一般の給料の数倍で募集しています。

 【楊】ムスリムは本来、土葬だから、火葬してはいけないのに、強制的に火葬させられている。「ウイグル人として、ムスリムとして死ぬこと」も許されていない、ということです。
 【ローズ】以前は、家族の写真を背景に、「この人がいなくなった」と泣きながら訴える動画が出回っていましたが、今はそうしたアカウントもすべて閉鎖されてしまったので、最近はTikTokで絵文字を使って、「拘束された」とか「収容された」ということを伝えようとしています。

 【楊】それが国際社会への発信手段になっているんですね。
 【于田】子供たちは、両親が収容されると、親戚がいても預かることは禁止されて、必ず「孤児院」に入れられて監視されます。言葉は中国語、食べ物も漢民族と同じもので、子供から「ウイグル人意識」を消し去ろうとしています。

■「子供の強制収容所」も存在している

 親が強制収容所から出てきても、その親の元に子供が戻されたという話は聞いたことがありません。中国当局としては、「子供を施設に入れて、無料で教育を施してやっているんだ」と言うのでしょう。

 【楊】ところが実際には「子供の強制収容所」で、名前も、言葉も、食事も、生活習慣も「中国化」させられているわけですね。
 【ローズ】そういう子供たちが中国語で話す動画があります。自分のお父さんの名前も言えない。言うと危ないからです。自分の名前は「王(ワン)」とか「李(リー)」と中国名を言って、「以前のウイグルの名前は何か」と聞かれても答えない。

 そうした「孤児院」にウイグル人の子供たちが数十万人単位で収容されていると思われます。
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于田 ケリム(うだ・けりむ)日本ウイグル協会会長
1979年生まれ。東トルキスタン・ウルムチ出身。機械工学専攻で、中国石油大学で学士課程を、次いで新疆大学大学院で修士課程を修める。2008年に来日。東京工業大学大学院で博士課程を修めた後、日本で就職。
楊 海英

*******************************************************************
 引用以上

 中国共産党は、我々日本人の想像を桁違いに超えた「非人間=悪魔」というべき所業で、もしかしたら本場イタリアのマフィアやアメリカマフィアも裸足で逃げ出すのかもしれない。対抗できるのは、メキシコの麻薬シンジケートくらいか?
 中国共産党幹部は、全員、メキシコマフィアに委ねたいものだが、やっぱり、たちまち買収されるだろうな……。

 本当のことをいえば、バチカンや中南米のマフィアもひどいものらしい。また、日本も岸信介の時代、731部隊や里見甫、昭和通商など、麻薬密売で、超巨額の利益を奪ってきた経緯をみれば、他人のことを指弾できた義理じゃない。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1624.html

 しかし、それでも我々は、人間存在を根底から問うて、中国共産党の極悪所業を糾弾しなければならない。
 私は、とっくに中国公安のブラックリストに載っていて、中国にアクセスしようとすると、たちまち、ウイルスを送り込まれ、こちらのパソコン情報を全部抜かれてしまう。 夜中に、突然パソコンが起動して、ウェブカメラが私を監視するのだから空恐ろしい。中国に行ったりすれば、すぐに行方不明になって臓器に化けるにちがいない。

 私は、20年間というもの、このブログと同様の内容を、数十回も書き続けているが、気づかないうちに消えてしまうのだ。ヤフーは特別にひどかったが、FC2に移動してからも、突然の消失が続いている。
  
https://note.com/love2mac2002jp/n/n91420e456286
 何度抗議してもNoteは上のブログを削除しないが、これを書いている 【love2mac2002jp/らぶらぶMAC】も、もしかしたら中国共産党のスパイかもしれない。

 半世紀前に、これほど凄まじい極悪国家が想像できただろうか?
 当時だってワル国家は、たくさんあったが、まさか自国民の臓器を強奪して殺害する国が登場してくるとは、まったく予想できなかった。
 私は、若い頃、中国に憧れて、毛沢東思想を読みふけっていたのだ。
 そして、中国物産展に参加し、周恩来を尊敬していた。中国こそ人類の希望だとさえ思い込んでいた。

 だが、1970年代、文革の終焉と三人組、林彪の殺害などが起きて、天安門広場事件が起きると、やっと中国の正体に目覚めた。
 こんなむちゃくちゃな国を生かしておいたなら、とんでもない未来がやってくると思った。そして、1999年、法輪講臓器殺人を聞いて、とうとう恐怖の悪魔国家が誕生したことを知った。

 こうした国家は、市民社会の論理から、100%崩壊を免れないが、問題は、極悪人の最後の悪あがきが避けられないことで、中国共産党が崩壊する局面では、彼らは必ず、核ミサイルを日本などに発射する事態になるということだ。
 そして、もう一つの悪魔国家=ロシアが、こうした大混乱に乗じて他国を侵略することが大好きなので、おそらく日本列島に襲撃してくることも避けられないことだ。
 このことは70年以上前に、出口王仁三郎が予言している。

 日本は80年間、戦争と無縁だったが、いよいよ、本当の戦争を経験しなければならないときがやってきた。老いた我々が死ぬのは構わないが、未来ある若い人たちが、真っ先に死んでゆくことは残酷だ。
 私にできることは、このようなブログで警鐘を鳴らすことだけだ。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1662.html

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